
2014年もあと3日となってしまった。
テレビをつけると、どの番組も今年一年を振り返っている。
NHK甲府では、花子とアンを振り返っていた。
山梨を舞台にした朝ドラは、甲府放送局史上初の大きな出来事だっただろう。
力の入れようも大きかったにちがいない。
umeさんも、お蔭様で赤毛のアンと柳原白蓮物語を再読することとなった。
そして、なんといっても図書館や文学館、学校及び生涯学習センターなどがこぞって講演会を開催し、さまざま知識を得られたことは大きい。
ブログでも毎日感想など綴ってきたが、今振り返ってみると我ながらよく書いたな~と感心する。
「こぴっと!」が毎日毎日ドラマの中を席巻し、これは流行語大賞に…と思ったのだが、ノミネートはされたが入らなかったのは残念!
ちょっとデフォルメされてはいたが、甲州弁を聞く度にこれが故郷なんだと実感した。
~~~~
山梨在住の歌人三枝浩樹氏の歌が、「短歌」11月号に発表されていた。
「ほうずら」にありて「そう」にはなきひびき 暮らしの匂い風のにおいも
方言は人肌ことば 洩れいでてふとあたたかき「てっ」「いいさよー」
「行くさよー」「いいさよー」と語尾に添え「さよー」は今も心をつなぐ
もどりみち ふるさとことばより 三枝浩樹(沃野)
もう本当にあの頃の事が一気に甦ってきた。
方言っていいな~と思う。