梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

桜爛漫

2022-03-26 11:01:41 | 山梨の町歩き

大蔵経寺山の桜

毎年、我が家の裏山には桜が咲く
数年前より、この場所の近くに桜を拡大し、大々的に植えられた
いよいよ満開となるので、今日は地域の人総出で草刈りをしている
我が家のおじさんも朝早くから行って、まだ帰ってこない…


この裏山からは、石和温泉郷が一望できる
植えた桜が大きくなり、満開となると桜の名所になるに違いない

桜と言えば花曇り…
梅沢富美男さんがプレバトでこんな句を詠んでいる
  セルフレジだけのコンビニ花曇   梅沢富美男

実はこの花曇りは、郷土の俳人にとても有名な句がある
 ふるさとの土に溶けゆく花曇   福田甲子雄

福田甲子男さんは飯田蛇笏の弟子で、俳句界では有名な俳人だ
この句からとった「花曇」は、ふるさと俳句大会の名称にも使われている
こうして比べてみると、梅沢名人の句は無機質に見えてしまうのは否めない
花曇りでこれ以上の句を作るのは難しいが、
こういう句を作りたいものだ

 山水のいよいよ清し花曇り   飯田蛇笏
 誰もみなコーヒーが好き花曇   星野立子
 ゆで玉子むけばかゞやく花曇   中村汀女