大蔵経寺山の桜
毎年、我が家の裏山には桜が咲く
数年前より、この場所の近くに桜を拡大し、大々的に植えられた
いよいよ満開となるので、今日は地域の人総出で草刈りをしている
我が家のおじさんも朝早くから行って、まだ帰ってこない…
この裏山からは、石和温泉郷が一望できる
植えた桜が大きくなり、満開となると桜の名所になるに違いない
桜と言えば花曇り…
梅沢富美男さんがプレバトでこんな句を詠んでいる
セルフレジだけのコンビニ花曇 梅沢富美男
実はこの花曇りは、郷土の俳人にとても有名な句がある
ふるさとの土に溶けゆく花曇 福田甲子雄
福田甲子男さんは飯田蛇笏の弟子で、俳句界では有名な俳人だ
この句からとった「花曇」は、ふるさと俳句大会の名称にも使われている
こうして比べてみると、梅沢名人の句は無機質に見えてしまうのは否めない
花曇りでこれ以上の句を作るのは難しいが、
こういう句を作りたいものだ
山水のいよいよ清し花曇り 飯田蛇笏
誰もみなコーヒーが好き花曇 星野立子
ゆで玉子むけばかゞやく花曇 中村汀女