毎年開かれる山梨学院の文芸講座…
今年は全3回の俳句の講座だ。
きょうはその1回目…講師は長田群青氏
「蛇笏俳句の振幅」というタイトルだ。
この振幅というのは、
≪飯田蛇笏の俳句には、思わず襟を正すような重厚で格調の高い作品が多い。
しかしまた、ホット微笑みたくなるような人間味のあふれる作品も多くある。
前者を「重厚句」、後者を「軽妙句」と呼び、それぞれを鑑賞しながら、
その振幅とその魅力を味わいたい。≫
という意味らしい。
蛇笏の略年譜の説明から入り、重厚、軽妙を10句づつ挙げての解説だった。
山梨にとって蛇笏、龍太は既に研究しつくされ、又解説の本もたくさん出ている。
よほど、新しい情報が無いと退屈だ。
今日は前半だけ聞いて帰って来た。
次回は、井上 康明先生による、「飯田龍太の俳句-その問いと答え」
そして3回目は我が句会の先生である齊藤 幸三先生による、
「私の甲子雄・直人俳句と酒折連歌 」
これは楽しみだ。