梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

プレバト~「まだ」と「なお」

2021-02-05 13:52:14 | プレバト俳句

 梅沢永世名人の句集掲載決定!!
 
 兼題 「加湿器」
◆ 森口瑤子 3級で現状維持
 加湿器の給水せよに起こさるる
 添削 加湿器の給水ランプに起こさるる

◆ 梅沢富美男 永世名人28句目に掲載決定
 春の雪まだ現役の鯨尺
 添削 春の雪なお現役の鯨尺

こう言った季語ではない兼題は作るのに難しい。
発想をどこまでも飛ばせる代わりに、題に縛られるという難しさもある。
加湿器という言葉を使うか…使わないか…非常に悩むのだ。
大きな俳句大会などでは、
例えば「山」「大地」と言う字を必ず入れるという題がでる。
この方が考えやすい。

梅沢名人の今回の句はとてもいいと思う。
何がいいのかと言うと「鯨尺」だ。
そのことば自体に歴史があり、生活がある。
鯨尺は物差しで、竹でできている。
単位は㎝では無く、尺と言う単位で測るのだ。
一番浮かぶのは反物、お裁縫などをする場合必ずこれを使う。
悪戯をすると、この物差しで叩かれた!!
なんてこともその昔はあっただろう。

梅沢名人は「まだ現役」ということから、
昔から受け継がれてものと解釈できる。
それを使って何か繕いものをしているのか…母の形見かな…
高齢の方はきっと昔のことを思い出すだろう。
夏井先生は「まだ」を「なお」と添削した。
が、umeさんは「まだ」の方がいいと思う。

「ほんなもん まだ使っているだけ~」甲州弁(笑)
これでいいじゃんね…



言葉の効果~受け入れられるのは

2021-02-01 14:01:43 | 日記・エッセイ・コラム

浅尾大根。
沢山買い過ぎて植えておいたものが、
今になって青青としている。
 乾瓢を煮〆て煮転ばして春隣り  内田百聞

蓮舫さんの菅首相追求に対する苦言が止まらない。
やり過ぎ? 言い過ぎ?
人それぞれだが、弱い者いじめのようにうつってしまう。
言い方は大事だ。
橋本徹さんが、「あんな追求をしても支持率は上がらないよ」
と言っていた。いやな気分だけ残る。
首相はまがりなりにも一国一城の主だ。
国民は自分が怒られた気分になり、
ますます世の中が暗くなる。

人に受け入れられる言葉と言うのがある。
umeさんは、今日こてんぱぁにプライドを傷つけられてきた。
勿論相手は間違ってはいない。
そして、傷つけようと思って言っているのでない。
奮起させるために言っているのだな、ということも分かる。
しかし、受け入れられる人と、挫けてしまう人がいるのだ。

それを相手に期待するより、
プライドなんて、いつまで持っていてもしょうがないから、
まぁいいかなっと思うことにしょう。