うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

芸術の、夏

2016年07月13日 | 日記

会社で世話をしている胡蝶蘭が、

咲きました。

私は、その美しく咲いた様子を撮影し、

それを、実家の父さんにプリントしてほしいと頼んだのだ。

胡蝶蘭をプリントしてくれと頼んだだけなのだ。

 

なのに・・・

渡したUSBに保存されている、他の画像をプリントする父さん。

その写真を無言で手渡された母さんは、また無言でペンを走らせた。

 

「腹を痛めて、産んだ娘」

こんなんか?

私、こんな感じか、母さん?

酷くねーか、母さん?

 

写真に、変な線、描いちゃってるよな、母さん?

腹を痛めて産んだ娘に何をするんだ、母さん?

 

こうなると、母さんの絵心が止まらない。

 

「おたまとあや」

おたまを拾った時、母さんは言っていたよね。

この子は、長毛の白猫や。おかっぱがペルシャ猫を拾ったって。

友達に自慢して言いふらしてたもんね。

うちに、ペルシャの子猫が来たんやって。

その願望が今だ捨てきれず、絵に出ちゃってるんだね、母さん?

おたまとあやは、こんな感じだよ、母さん!

 

「おかっぱも負けじと描いた」

・・・・・やっぱり血は争えんな、母さん!

 

そして母さんは、さらに負けじとペンを走らせた。

 

「犬のジョン」

母さんは、若い頃、犬を飼っていた。

ヘルシーという名のコリー犬を飼っていた話はよく聞かされたが、

ジョンって、誰だい、母さん?

初耳だよ、母さん?

え?想像上の犬?

なぜこの期に及んで、実在したヘルシーを描かず、想像上の犬を、ジョンを?

 

という、ある日の朝の一コマであった。

おはようございます。

朝から何しているんでしょうね、この親子。

 

おい、君たち!

実写のおたまとあやは、何をしてるんだい?

 

 

ゆるく遊んでいるんだな?

 

 

ここから、どうなるんだい?

 

 

何もしないんだね、短毛のおたまよ!