まったく、横になれない・・・
おはようございます。
このゴールデンなウィーク、
実は私、まったく横になれていない。
横たわるシカバネになれない代わりに、彷徨うゾンビのように日々うごめいている。
案外、元気よく動くじゃない、ゾンビって?
逃げ惑う人間、しかもたった一人を襲わんと、
どこまでも手を振り回しながら追いかけてくるじゃない?
かなり、元気だ。
あんな上半身をゆすりながら高速で走れる技術は、
もはや、デューク更家を越えているじゃないか。
そんなに元気よく動けるんなら、人を襲わずに落ち着いてごらん?
けっこう、自力でいけると思うの。
そう、説教したい。
ゾンビに、そう説教をしてみたい。
そんな私は、
まずもって、今回の連休は、おじさんの連休と丸被りがいけない。
それだけで、もう仕事が発生する。
遅く起きてきた男に、
「お昼、どうする?」と、昼ご飯の希望を聞く。
昼ご飯が終われば、
「晩御飯、どうする?」と、また聞く。
それに伴う買い物が必要だ。
実家へ、かずこさんの投薬のため行けば、かずこさんは
「待ってました!」と言わんばかりに、
「わし、ユニー(現ピアゴというスーパー)行ってみたいな~」や、
「わし、パチンコ、全然行けんでおるんや~」などと呟いている。
そもそも、このGWにかずこさんの通院予約が2件あった訳で、
それもこなしつつのGWだ。
今日で連休8日目、あっちこっちと忙しくしていたおかげで、靴ずれができた。
そして昨夕、そろそろ「唐揚げ揚げようか」って時に、
のん太がパニック状態だ。
「どした?どしたん?」と、あわあわゾンビのごとく追い掛けてみれば、
右目がプーっと腫れていた。
「こりゃ、あかん」
幸い平日だったということで、のん太をキャリーバッグに入れて獣医さんへ走った。
動物病院では良い子の、のんちゃんなので、
とても大人しく診てもらい、点眼薬を差してもらい、
めちゃくちゃ褒めてもらって、抱っこまでして頂くという好待遇に、
のん太は、案外ご機嫌さんで、しかも一度の点眼薬で腫れはスッと引いた。
「うん、大丈夫そうですね。傷は入ってないから、
このまま目薬で様子をみてみましょう」
とのことだ。
今朝も、全く腫れていないし、気にもしていない様子なので、やれやれだ。
振り返ってみれば、まあ、忙しい休日も悪くはない。
暇なら暇で、ただずっと横たわっているだけになる。
昨夕の動物病院だって、
のん太のおかげで、久しぶりにスタッフさん達と再会できた訳だし、
なにより、待ち合い室で、滅茶苦茶可愛いトイプードルちゃんと遊べた。
しかも、子犬だ。
生後5か月のキラキラキャピキャピの女の子。
私は、ここでも何度も言っているが、犬好きだ。
犬が好き過ぎて、犬に嫌われてしまうくらいの犬好きなのだけれど、
いかんせん、子犬は怖いもの知らずだ。
興奮しすぎて三白眼になっている私にも、無防備にじゃれてくる。
私は、ゾンビが晴れて成仏できた暁に、極楽へ招待されちゃった気分だった。
なんなら、この連休の全てが昇華されたくらいの威力だった、あの子の可愛さは。
さて、のん太は、もう大丈夫だね?
のん太「あいちゅがのんを閉じ込めて、大嫌いな車に乗せたんら!」
そういう思い出と化してるんだな。
おじさんが掴んでキャリーケースに入れて持ってたもんな。
だから、そういう思い出と化してるんだな。
のん太「そちたら、お姉さんが助けてくれて慰めてもらったんら」
看護師さんが診察台に出して、抱っこしてくれたもんな。
のん太「あいちゅめ、犬まで呼んで、のんを襲わせようとしたんら」
うん、待ち合い室の、あのトイプードルちゃんね。
我が家のおじさんが呼んだと思い込んでいるんだな?
そういう思い出として残っているんだな。
ならいい!
おじさん「のんちゃん、お目目治って、良かったね~」
おじさんは気付いていない様子だけれど。
そんな訳だから・・・
だから、こうです!
こんな顔です。
すっかり悪者になったおじさんに撫ぜられて、
こんな顔ですが、目は大丈夫だから、いいのです!