大型連休は、今日で2日目に入り、
私の予定は、もう済んだ。
おはようございます。
GW中にやりたいと思っていたことは、散髪だった。
そして、第1日目の昨日、早々に済ませてしまった。
あとの8日間は、何をしようかしら?
たれ蔵と窓から外を眺めていようかしら?
たれ蔵が、たれ蔵だけで窓を眺めてると、
私は、一瞬、不安になる。
たれ蔵が、本当に影になってしまいそうで放っておけない。
たれ蔵!おい、たれ蔵!ねえ、たれ蔵?
こっちを向かないと、本当に影になっちゃうぞ。
たれ蔵は、いつだって何かに寄り添う影みたいに、さりげない。
とくに、月夜に現れる影は、最もさりげなく、そして優しい。
おじさんが仕事から帰宅するのは、いつも深夜だ。
誰も起きて待ってやしない。
そんな我が家の中で、もっとも熟睡しているのが、この私だ。
けれど、唯一、
「たれちゃんだけは、待っててくれるんだよ」
と、おじさんは泣きそうな顔で教えてくれる。
私は寝ているから全く知らんが、どうして泣きそうな顔で言うのだろうか?
たしかに、私がトイレに起きた時でも、やっぱりたれ蔵は、いる。
月が照らす私の影のように、静かにさりげなく寄り添っている。
撫ぜてという訳でもなく、何の主張もせず、影みたいにいるものだから、
そんな時、私もどういう訳か、泣きそうな顔で、
「たれ蔵、ありがとな」と言ってしまう。
ああ、こういうことなのね。
だからといって、
たれ蔵が皆と窓を眺めている時は、決して声を掛けない。
声を掛けたら、
影になってしまうんじゃないかと不安になる。
猫と居るたれ蔵は、実に猫らしいのだ。
この3匹の猫を、私は愛を持って3バカ兄弟と呼んでいる。
気が合っているんだか、合っていないんだか・・・
みんな、窓の外を見ているようだけれど
方向が、全頭ちがう
鳥のさえずりに、全頭ちがう方向を見る
車が通っても
全頭、ちがう!
3バカ兄弟、この後小突き合いが始まる・・・
「こらー、おたま!のん太もダメ!たれ蔵、やめんかい!」ってね。