おかっぱ、
初体験をした。
おはようございます。
50歳を目前に初体験したのは、猫カフェへゆくことだった。
かずこさんが心筋梗塞を起こして以来、
通院するようになった巨大病院への道すがら、猫カフェの存在を見つけた。
そこは『保護猫カフェ』だったことから、
行ってみたいかも?と思うようになっていた。
譲渡を待つ猫達のカフェだ。
まずは、行くことで少しばかりの貢献ができると思い、
日曜日、行ってみた。
『保護猫カフェNEKOTAMA』
「いらっしゃい」
迎えてくれたのは、黒猫ちゃんだ。
別段、怖がるわけでもなく、凄く歓迎するわけでもなく、
とってもナチュラルに、そこにいた。
猫さんのお部屋に入る前に、
オーナーさんから、いろいろとお約束や説明を受けた。
猫を驚かさないこと、猫のお家にお邪魔するって気持ちで入ってください。
フラッシュがなければ、撮影して頂いて構いません。
そして・・・
・今いる子で、抱っこできる子がいないのぉ、ごめんなさい。
「まったく問題ないです!」
・触ると、時々、咬む子が・・・ごめんなさ~い。
「まったく問題ないです!」
・喧嘩っ早い子が、いるんです~困っちゃう。
「それは、お察しいたします!」
というわけで、
イオくん!
「なんだよぉ?」
イケイケな若い白黒男子が喧嘩っ早いイオ君です。
何匹かのオスの子に、喧嘩を吹っ掛けている。
オーナーさんいわく、
「そこの上の子にも、喧嘩を吹っ掛けちゃうの~困っちゃう」
上段の白多めの男子しらたま君。
その後、イオ君がしらたま君のところへ行かぬよう、
我々は人間の盾となって間に入らせて頂いた。
この子は、盲目のマリンくん。
この子のゲージの中にもイオくんが侵入して
喧嘩を吹っ掛けようって時は、我々が人間の盾となって間に入らせて頂いた。
オーナーさんは、猫模様を説明してくださりながら、
お仕事をしつつ
とにかく、猫に乗られていた。
この子は、ましろちゃんだったかな?
オーナーさん:「この子は、とにかく甘えん坊なんです~もう困っちゃう」
我々:「素敵です!」
皆、様々な事情を経験して、ここで暮らしている。
小さな頃からオーナーさんが育てた子もいれば、
歳も分からず、どうやって生きて来たかも分からない子もいるそうだ。
目の見えない子、全然人慣れしてない子、折り合いの悪い子達。
オーナーさんは工夫を凝らしながら、そんな猫達を支えておられた。
時々「困っちゃう」と苦笑いしながら。
ただ、その言葉の裏に、深い深い猫達への愛を感じた。
正直、まったり癒される場所ではなかった。
猫同士で唸っている声や、走り回っていたり、私の肩を踏み台にする子もいて、
来客があろうが、だから何?といった具合だ。
私は、「だよね~」と思った。
猫は、忖度なんてしないのだ。
皆、活き活きと我が道を貫かんと過ごしている。
それでいいんだ。それでこそ、猫だ。
とってもナチュラルでワイルドな猫達が、頼もしく思えた。
こういう猫達、あたしは好きだ!
譲渡型保護猫カフェということで、皆、終の棲家を待っている。
我が家には、お迎えする余裕はないけれど、
違う方法で何か出来ればなっと思った日曜日であった。
さて、我が家の無駄に美しい2匹は・・・
無駄に美しいわね。
でもこれって
おたま「おい、たれ!退け!!」
だよね~。
静かなる心理戦してんだよね~。
おたま「退け」
たれ蔵「あっ、母ちゃんだ」
おたま「誤魔化すな、退け」
たれ蔵「ねえ、母ちゃん、あのね」
おたま「退け退け退け」
という、場所の奪い合いをしている模様ですが、
無駄に美しいので、今回もかっこいい加工して〆ます。
※これは、ある種の喧嘩の模様です…困っちゃう