うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

勝率10割のラーメン

2022年06月06日 | カズコさんの事

どういう訳か、

まったく、どういう訳かは分からないけれど、

どうやっても、勝ってしまうんだ。

 

おはようございます。

かずこさんに車の運転を禁じて以来、

週末は、かずこさんのストレスを発散すべく、一緒にお出かけをするようになった。

それまでは、一人で気の向くままに行きたい所へ行っていた訳だから、

車を取り上げられたら、そりゃストレスが掛かるのは無理もない。

 

そうなると、

「今日は、どこ行きたい?」

「そうやな~、わし、パチンコ行きたい!」

となる訳で、私はパチンコ通いをするようになった。

といっても、毎週行くわけでは無い。

それでは、かずこさんの年金がもたない。

パチンコへは、月に一度程度を目安に行くわけだけれど、

大好きなパチンコでも、かずこさんは、もう一人で任せておけなくなった。

お金の投入システムも、忘れたみたいだ。

ただ、玉を打ち、回転ポケットを狙い、

「掛ったー」となると、フィーバーが巻き起こるということは、

絶対に忘れない。

私は、その横でかずこさんを見守りながら、付き合う程度に玉を打つのだけれど、

私の勝率は、今のところ10割なのだ。

行けば掛かる。

絶対に、掛かってしまうので、

そんな時は、負け越している、かずこさんに台を譲り、

その横で打ち始めても、掛かってしまう。

 

こうなると、

ある意味、アルバイト感覚だ。

 

それでも、私にとって、パチンコは楽しみではない。

ふっと不安にさえなる。

「ここで、私の一生分の運、使ってしまっているんじゃないか?」と。

とはいえ私が勝てば、

かずこさんの年金を減らさずに済むからいいのだ。

そして、実は楽しみもある。

 

パチンコを打ち終えた後のラーメン屋だ。

そこは、パチンコ屋さんの一角にひっそりと営業している。

本当にひっそり、派手な看板もないから、

私は、かずこさんとパチンコ屋へ行くまで、まったく知らなかった。

 

我ら愛知県民のソウルフードである『スガキヤ』だ。

ところが、そこは、

普通の『スガキヤ』ではない。

価格帯も、普通のスガキヤより高めで、メニューもちょっと違う。

なによりも、ラーメンの質が高いのだ。

初めて食べた瞬間、

「こんなスガキヤ、初めて~」

と叫んだほどだ。

『バナナマンのせっかくグルメ』の日村ロボを見つけたら、

私は絶対、そこを教えると決めている!

 

そんなわけで、

昨日も、大勝した私は、かずこさんにラーメンをおごった。

昔から貸し借りを嫌うかずこさんは、おごられる事も嫌うのだが、

この時ばかりは、素直におごられる。

そんな母も、新鮮で楽しい。

 

さて、我が家の白族は何してる?

おたま「おい、ベッド落としてるぞ」

 

おたま「ダメじゃないか」

 

のん太「やい、ちろいの!のんとやりゅのか?」

 

おたま「なんなのだ、あの態度?」

おたま、呆れて行っちゃったよ。

 

ダメじゃないの、のんちゃん?

のん太「のんの勝ちらな!」

そういうことじゃないと思うけど・・・。