先日、
前職の後輩男性にCDを貸した。
おはようございます。
彼は、それをデータ化してスマホで聴くらしい。
私は、迂闊にも
「それって、どうやってやるの?」
と質問してしまった。
すると彼は、さら~っと流れる、せせらぎのように教えてくれた。
「サラサラ~サラサラサラ~、サラサラ・サラサラという感じです。
これのどの部分が分からなかったですか?」
彼は、大変親切で謙虚な男だ。
なんなら、分からない部分を丁寧に教えてくれようと思っている。
けれど私としては、
サラサラの部分、全て分からなかった。
聞き取れなかった。
途中からは、もう聞いてもいなかった。
だから私は、
「そっかそっか・・・いや私はさ。
なんていうのかな?
CDが・・・CDをラジカセで聴くのが・・・しゅきだから~!」
と、チャンドンゴンみたいに宣言しておいた。
どうにか、先輩としての威厳は保てたと思う。
さて、我が家の親切で謙虚な男といえば、
優等生のたれ蔵だ。
彼は、いつだって、穏やかで優しい。
ちょっと嫌だなって時も、しばらくは微笑みと共に我慢してくれる。
トイレでだって・・・
私のトイレ中、やって来た、たれ蔵
おかっぱ「よしよし、抱っこちゃんしてあげる~」
微笑みを絶やさず、せせらぎのように鳴いて訴えるが、
私は離さない。
離せない。
だって、貴方がしゅきだから~~~!
と粘っていると、
黙して真顔で圧をかける、たれ蔵であった。
ごめん。
たれ蔵は、微笑んでいないと、実は引くほど男前なんだよね。
たれ蔵、のん太と寝てるの?
たれ蔵「いえ、僕は今、重さに耐えてます」
いつもご苦労様です。