うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

雨が繋ぐ運命の人?

2022年06月16日 | 日記

愛知にも、梅雨の知らせが届いた。

 

おはようございます。

私は、そもそも、滅多に傘を差さない。

折り畳み傘は1本持っているが、

それは、とっても特別な時に使おうと大切にしている物だ。

だから、普段滅多なことでは傘は差さない。

そのくせ、

被る傘は持っている。

この傘は、頭部以外ずぶ濡れになります。

 

二度、これを被った。

一度目は山へ行った時だ。

この時は、辺りに人が全くいなかった。

二度目は、街中で被った。

その時の気分は、まるでコスプレイヤーの気分だったが、

私は前方から向かってくる、ある男にくぎ付けになった。

「嘘でしょう?!こっこんなことって・・・」

思わず足を止め立ち尽くす私に、男はずんずん迫ってくる。

5メートル、1メートル、そしてついに、すれ違った。

男の被る傘はグレーだった。

なんと、男も被っていたのだ、傘を。

そして、私と同様、頭部以外ずぶ濡れだった。

すれ違いざまの一瞬、

男の被る傘と私の被る傘が、触れるか触れないかの距離。

私は喉元に湧き上がる言葉を飲みこんだ。

「これって運命?」という言葉を・・・。

私は、これが運命の出会いだなんて、どうしても思いたくなかったのだ。

相手は、お爺ちゃんの年齢だもの。

だけど、これだけは密かに確信した。

これからの時代、この傘、来る!と。

 

これは去年の話だ。

さて今年の梅雨、私は運命の人と出会えるのか?!

 

あや「そんな流行り、絶対来な~い」

来ない?

やっぱり、来ない?

 

あや「おじさんも嫌がってたじゃん」

うん、せっかく2本買ったのに、

我が家のおじさんは、全力で拒否したもんな。

私との運命を、全力で拒否だもんな。

 

あや「あぁぁ、だるい」

梅雨の猫は、毛繕いで忙しい。

そんな時も、被る傘なら楽だぞ~。