昨日の父の日、
私はどうしても何を贈るか思いつかなかった。
おはようございます。
ショッピングセンター中、何がいいか探し回ったが、
やっぱり「これだ!」という物を見出せず諦めて、
せめてと思い、父の昼食になればと寿司を買った。
といっても、500円もしない助六だった。
ついでに、私は『ありがとう』と書かれた、
コーヒー味のロールケーキを買った。
ちょっとお高いロールケーキだったが、買った。
「これでよし!」
納得して店を出て、実家に助六を置いて自分の家に戻った。
そして、さっそく、
デカデカと『ありがとう』と書かれたコーヒーロールケーキを食べ、
「あぁぁ、美味しかった~」と言った直後、
「あれ?これって、父への『ありがとう』なのでは?」
と、ようやく気が付き、後悔した。
これを贈ればよかったんだ・・・。
でも食べちゃった、美味しかった、ありがとう。
こんな親不孝をした私だからか、
たれ蔵の親孝行ぶりに胸を打たれるって訳だ。
またまた、トイレ中にやって来た、たれ蔵。
以前は、ついでに抱っこすると、ちょっと嫌そうにしていたくせに、
今度は、まるで何かをリベンジするかのような、たれ蔵。
また来たか。
抱っこしちゃうぞ~
また、真顔・・・いや違うな。
なにかを覚悟してる顔だ!
どうした、たれ蔵?
嫌なのかい?ごめんごめん。
もう降ろしてあげような。
たら~んと、一切の無抵抗
そのまま、床にテロンと置くも
もはや、無!
どうやら、たれ蔵は考えたようだ。
たれ蔵「母ちゃんの好きにしていいよ。ぼく、イヤイヤしないからね。」
ということらしい。
たれちゃん、ありがとうね。