うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

進展なしの経過報告

2021年06月08日 | うんこの事

この度は、

たくさんの応援のお言葉をいただき、

誠にありがとうございます。

 

おはようございます。

父さんは、今日が経過検査になるかな?

明日だったっけか?

改善していることを願うばかりだが、

願っているくせに、父の通院の日時さえ、

あやふやにしか覚えていないなんて、

なんてことだ!

しかし、父さんに至っては凄くしっかりした老人だものだから、

まったく助かる。こっちがおんぶに抱っこしとくれよって

言っちゃうくらい、助かる。

 

うんこさんのほうは、進展はない。

といっても、顔は挙がるようになったし、歩くようにもなった。

小走りで追い掛けてもくるんだよ。

ただ、食べない。

 

現在は、抗生剤の投与と点滴で保っている状態だ。

それで様子を見て、進展が無いようなら次の作戦を練る。

病院も探り探り、しかし本猫のストレスも考慮しながら、

進めてくださっているので、救われる。

 

強制的な給餌は、まだ考えていない。

ずっと、しないかもしれない。

する気にならないかもしれない。

諦めるという意味ではない。

私は、諦めない。

ただ、それは、うんことの対話のことだ。

私は、うんことの対話を諦めない。

 

と言いながら

強制給餌の用意は揃えてあるという、迷走ぶりだ。

ついでに、今朝からお経を読むようになった。

うんこの生前供養などではなく、

願掛けのつもりであり、瞑想のつもりだ。

どうですか?

この私の迷走の方向性の危うさよ。

 

今朝のうんこさんは

えっ?って思われた人、いるよね?

ぽっちゃりしてるもんだから、どこが具合悪いの?って思えちゃう人、

えっ?って思っちゃうのも、無理はないの。

 

私でさえも、うんこが具合悪いなんて、

いまだに思えないんだから。

もしかすると、壮大な「うんちゃん、かわいそう病」では?って

どこかで信じたい自分がいるんだ。

 

だって、うんこだから。

投薬する私に、めちゃくちゃ怒ってる姿だって、

笑っちゃうんだもん。

だって、私の大事な大事な娘が、うんこなんだから。

 

闘病中の子、ちょっと良くなってきた子、

この今を、泣き笑いしながら共に居てくれる人がいる。

みんなみんな、頑張ろうね!


かわいそう病では、ないようだ・・・

2021年06月06日 | うんこの事

そろそろ、

言いづらくなってきた。

 

おはようございます。

ここのところ、トラブル続きだ。

そういう時期は、確かにある。

だから、そんな時は、途中で、もう人には言わないようにしている。

いたずらに、人を混乱させてしまうのは心苦しい。

でも、自分自身が訳が分からなくなってきたから、

あえて、ここには記しておきたいのだ。

私の備忘録として、お付き合いください恐縮です。

 

母の怪我に、ある意味決着が付いた矢先、

父の肺に病変が見つかった。

高齢者においては、風邪であっても、

肺を悪くすると、あっという間に死ぬことがある。

肺炎は、自覚症状が出るまでの間に、うんと悪くなる。

これは新型コロナじゃなくっても、同じだ。

父は、病変が見つかってから、すぐ投薬を始めたから、

きっと、大丈夫。

間に合った。そう、きっと間に合ったんだ。

たまたま、医師に見つけてもらえて、父さんは運がいい。

ラッキーだ。

 

考えてみたら、我が家のおじさんも、春、

それは、かずこの鎖骨脱臼の前になる訳だが、

血尿で病院へ行って、腎臓がんの疑いと言われた。

私はその時、「ふ~ん」とだけ言った。

ふ~ん、あっそうってな具合に、「ふ~ん」と言った。

でも、おじさんが居ない時に、わんわん泣いた。

「どしよ?どしよ?」って不安で泣いてしまった。

結局、尿管の小さな結石という診断となり、大笑いした。

そんなに面白いか?ってくらい大笑いしたから、おじさんは怪訝な顔をしたが、

私は心底、あぁ、おじさんの前で泣かなくてよかった~と安堵して

笑えて来たという訳だ。

 

だから、母の怪我の時も、父の病気を聞かされた時も、

血相を変えて半泣きで実家へ向かったくせに、

「ふ~ん、そっか」と極めて軽く言ったんだ。

エアーインチョコくらい、軽かった。

 

そして、今度は、うんこさんだ。

ここのところ、食欲が減退してきたと思っていたが、

ついに、一昨日から絶食状態となり、顔は酷くしょぼくれている。

「うんこさん、病院行くかね?」

私は、うんこに綿菓子くらいの軽さで声を掛けた。

 

とりあえず、血を調べてみなければ、何も分からない訳で、

うんこにとっては、死ぬより嫌な採血をしに病院へ行った。

もちろん、うんこさんは、大暴れして頑張った。

すごく頑張ってくれたのに、肝心の検査結果がピンと来ない。

 

異常と言えるのは、白血球の数が多いこと。

それ以外は、問題になる数値がない。

血糖値は、多少高いが、正常値。

エイズも白血病も陰性。

採血で、謎が深まった。

 

更に謎なのが、体重計だ。

昨夜から、ピッピ、ピッピと鳴りまくっている。

体重は測れるのに、ピッピ、ピッピとどこかしらが故障中だ。

でも、体重は測れちゃう。謎すぎる。

 

うんこさんは、とにかく戦っている。

そういえば、父さんも、白血球の数値から肺の炎症が見つかった。

さて、うんこさんの白血球は何と戦っているんだろう?

体重計は何と戦って、ピッピ、ピッピ鳴いてんだろう?

 

まったく、鳴きたいのはこっちのほうだ。

そして、今度ばかりは、おじさんの前で泣いてしまった。

悔しい!

 

とりあえず、

次は採尿して、糖尿病の可能性を探る。

その間、消炎しながら点滴で脱水を改善させる。

強制給餌は、どうしよう?

うんこさん、そういうの大っ嫌いなんだよな~。

でも、今朝は薬を上手に飲めたじゃかないか。

「この薬は飲みづらい薬よ」と看護師さんが言うくらい苦い薬を、

私と戦いながら、飲めたもんな。

 

いいかい、うんこ。

私は戦っちゃうかんね~。

ちょちょいのちょいってな感じで、

ふわっふわのシフォンケーキくらい軽く戦うからな。

お前とじゃないぞ。

お前を苦しめる、謎のもんをやっつけてやるからな!

 

昨夜は珍しく、

病院から帰ってきたら、猫達が勢ぞろいで、うんこを待っていた。

 

みんな、心配しているのかとびっくりした。

普段は、軽やかに我が道を行く、君たちなくせに。

 

今後は、更新が気ままになるかと思います。

皆様のブログにもお邪魔できないかもしれませんが、

どうぞ、ご容赦ください。


巨大な鳥の話

2021年06月04日 | 日記

千葉県に、

謎の巨大肉食鳥が居るそうですね。

 

おはようございます。

数年前、この界隈にも、謎の巨大鳥が舞い降りた。

ホオジロカンムリツルという鶴だった。

まるで、鳳凰みたいな美しい鳥だったけど、

ウガンダの国鳥とされているくらいだから、日本の在来種じゃない。

 

それが、すぐ向かいにある建物の屋上に、毎朝飛来し、

「おぉぉーーーーおぉぉーーー」ってこっち向いて鳴いていたんだ。

私は、裸足でベランダへ飛び出し、

「極楽から、お迎えがきたのか?」と思わず拝んでしまった。

 

あの時は、いろんな機関に電話をした。

すると、「保護はできないのか?」とか

「飼い犬に追わせてる人がいる」とか様々な相談が寄せられていると聞いた。

いろんな人が、願っていることを知った。

美しい巨大鳥のことを、どうにか助けられないか、

そう願う人が沢山いたんだ。

 

地球の隅っこのド田舎って感じのこの町が、新聞にも載った。

テレビにも出てた。

でも、嬉しくなかった。

珍しい鳥を見て、我が町がテレビに出て、

「嬉しい」なんて思わなかった。

心が痛かった。

なんかよく分からんけど、「ごめんな、ごめんな」って思った。

 

残念ながら、その鳥は田んぼで遺体となって発見された。

それを知ったのは、報道ではなく、道ですれ違っただけの

知らないお爺さんからだった。

すごい悲しそうな顔で教えてくれた。

その人も、心を痛めながら、あの鳥の安否を願っていたんだろうね。

 

千葉の巨大鳥も、どうなっていくのだろう。

心を痛めながら願っている人が、たくさん、いるのだろうね。

 

今、その田んぼには水が張られて、

水鳥たちがやってきている。

カモの顔を撮ってやろうと、試みても、

何枚撮っても、

頭を田んぼにぶっこんで爆食いだもんな。

頑張れ、カモ家族!

 

我が家も、ずっとこうなんだもんな~

また、ひっついてんのか?

 

暑くないのか?

 

たれ・のん「暑いです・あちゅい」

だろうな!


奏でる、我が家 (加筆あり)

2021年06月02日 | 日記

まさかの坂は、

まさか!っと言うくらいだから、突然なのだ。

 

おはようございます。

まさか、6月?まさか、まさか・・・

ポンちゃんまま

突然、6月になったような気がするのは、私だけ?

6月に相応しい、しっとりした、おたまさんです。

 

6月になったのに、5月の話をしよう。

5月に入り、我が家は突然、揺れた。

酷い騒音と振動に、私も猫達も震えあがった。

何ごとかと上階へ向かってみると、

母と息子と娘のいる家族が引っ越してきていた。

 

建物を揺らしているのは、12、3歳の娘だった。

枝みたいに細い手足の少女だ。

知的障害のある子だった。

床を踏み鳴らす音、高い所から飛び降りるような音、

床を餅つきの杵レベルの何かで、叩き壊しているかのような音、

とにかく、建物が揺れるほどの音なのだ。

ここは4階建ての鉄筋コンクリートのマンションだ。

その頑丈な骨組みが震える。

 

母親は、

「体で感情を表現するしかできない子なんです。」

と言った。

娘の話をし出すと、とたんに涙が溢れてしまう様子だ。

相当、きつそうだった。

私は、改善してくれとは、とても言えなかった。

「そういうことなんですね。いや、何事かと思っただけで。

うん、わかりました。事情が分かれば、全然・・・大丈夫です!」

咄嗟に、大丈夫と言ってしまった。

 

そこへ母親は、もう一つ、ぶっこんで来た。

「実は、もう一つ、ブラックな情報が・・・。

私、ピアノも弾くんですが、いいでしょうか?

時間は守りますので。」

こうなると、ピアノは癒しに感じだ私は、

「あら、ピアノ?素敵じゃないですか。」

とも言ってしまった。

 

あれから1か月、娘は盛大に騒音を出し、

母親は、ピアノで美しい旋律を奏でながら、時々、とちる。

「気になる・・・激しく気になる!」

 

娘は、この酷い騒音を、

あの枝みたいな手足で発生させているのかと思うと、

あの子は、痛くないのだろうかと気になるし、

母親のピアノは、いっつも、ノッてきたところで、とちる。

 

私は、この半生で、それなりの『まさか』を

登ったり下ったりしてきたが、騒音で悩まされたことはなかった。

これが、案外、ボディーブローのように心身を蝕むとは

まったく『まさか』だった。

肩こり、めまい、動悸と悪夢が始まった。

更年期の症状と似ているが、これは騒音のジャブのせいだ。

そうなはずだし、きっとそうだ。

 

毎晩、あらゆる悪夢を見ている。

決まった法則の悪夢だ。

なにかが崩れる、壊れる、そういった法則の悪夢だ。

「頭が、ぶっ壊れそうだ」った。

 

それ以上に、猫達が心配だった。

猫は、音に敏感な生き物だ。

猫達が、ストレスを過剰に感じているかと思うと、

こっちの「頭がぶっ壊れそう」だ。

 

私は、急いで物件を探し始めた。

「どうせなら、出来る限りの借金して、一軒家買っちゃうか?」

と企んだりした。

「少なくとも、猫達が極楽へ行くまで守れればいい。

その後は、返済できなくなったら、夜逃げしてもいいやんね。」

とも企んだ。

 

相当、頭がぶっ壊れていたのだろう。

 

そんなある休日の昼下がり、あり得ないくらいの静けさを感じた。

上の階の娘は、平日も休日も、昼間は留守にしているからだ。

「なんて、静かなんだ」

空は晴れている。青い空を見たのは、久しぶりだ。

「これなら、悪夢は見ない気がする」

幸福な昼寝が出来るに違いない。

 

と、その時

ウウィーーーン、ウウ、ウウウウィーーーーン。

「なんだ、この音は?」

天井から機械音が響いてくる。

私は神経を集中させて、想像をした。もはや妄想に近い。

 

「分かった!これ、ルンバやー!!」

お掃除ロボット、ルンバだ。

「上階の家は、留守でも音を出すのか?!」

上階の住民は、いつでも、何某かの音が出る。

しかも、ルンバの働きぶりが涙ものだ。すごく働いている。

真剣な面持ちのルンバが、脳裏に浮かぶ。

 

「ぐふ・・・ぐふふふ・・・ひっひっひっひ」

私は、腹の底から押し上げて来る笑いに勝てなくなった。

「恐ろしい家族だ!」

そして、これは不思議なのだが、愛おしいと感じた。感じてしまった。

面白いというのは、愛おしいと似ている。

私は、その時、そう気づいた。

 

ここは、開発から、ぽつんと取り残された、老朽化が進むマンションだ。

辺りは、新品建物ばかりになった。

昭和の建物は、きっと、ここだけだ。

道のどん詰まりにある、昭和のマンションは、

遠くから眺めると、最果ての廃墟を思わせる。

 

けれど、敷地に入れば、

耳の遠いモリタさんが育てた、沢山の花々が揺れている。

だからって、モリタさんの背後から挨拶してはダメだ。

耳が遠いから。

風に乗って、聞いたことの無い鳥の声も聞こえてくる。

南の国から来たような、種類はわからないけど、

美しい声の鳥だ。甲高くて、しつこく鳴く。

実はけっこう、気が強い気がする、その鳥は、

このマンションの誰かの部屋で暮らしている。

きっと、あの人の鳥だ。きっとそうだっと見当は付いている。

いつも、色鮮やかな鳥のイラストのトートバッグを持っている、女の人だ。

間違いない!たぶん。

近所にも、謎の人物がいる。

そのおじいさんは、新品の一軒家に住んでいるのに、

どういう訳か、いつも外でラジオを聞きながら座ってる。

いつ、家に入っているんだろう?って不思議だ。

大雨の日に新品の家の前で靴を洗っていた時は、

声も掛けられないかった。謎過ぎて面白い。

 

私は、

「ここは、まるで、最果てのサンクチュアリだ。」と思っている。

 

騒音娘や母親にも、いつか、

そんなことを教えてあげられたらいいなと、ルンバを聞きながら笑えて来た。

あの家族にとっても、サンクチュアリになったらいいな。

と、静かに祈る。

 

そういえば、我が家にも、恐ろしい娘がいたっけな。

あや「おばちゃ~ん」

今ね、カレンダーの撮影してんだから!

 

あや「おばおば、おばちゃ~ん」

ルンバか!?

 

あや「おばちゃんってば~」

重い!

 

猫達は、上階からの音には、慣れちゃったみたいだが、

あやの出す爆音には、慣れてないようだ。

なんだ、うちの方が、酷いんじゃん?