皇居東御苑の新雑木林を出て二の丸雑木林を歩き始めました。
10月中旬頃どこにどんな花や実があるか分かっているのですが
年ごとに変わるので東御苑の『花だよりの地図』を前日に印刷してそれを見ながら歩きました。
10月中旬頃どこにどんな花や実があるか分かっているのですが
年ごとに変わるので東御苑の『花だよりの地図』を前日に印刷してそれを見ながら歩きました。
二の丸雑木林の中では「カシワバハグマ」(柏葉白熊)が散策路脇で
例年になく多く見られました。
例年になく多く見られました。
「ハグマ」は仏具の払子の先についている”白熊”(ヤクの尾の毛)のことだそうです。
「シラヤマギク」(白山菊)も林の中で多く見られました。花自体は花弁が揃っていなくて
少な目なのですが丈が高く素朴な雰囲気を感じさせる菊です。
少な目なのですが丈が高く素朴な雰囲気を感じさせる菊です。
散策路は二の丸雑木林の中に何本かあり下の様な感じです。
今年、初めて散策路脇で「ツリガネニンジン」(釣り鐘人参)が咲いているのを見つけました。
咲き終わりに近かったのですが優しい色合いで好きな
「アキノノゲシ」(秋の野芥子)に出会えました。
「アキノノゲシ」(秋の野芥子)に出会えました。
都心の真ん中なのに二の丸雑木林には「ウド」(独活)もありました。もう実が出来ていましたが・・・
秋なのに『5月頃に見られる』「ヤマツツジ」(山躑躅)が林の中の至る所で見られ驚きました。
「ウラジロノキ」(裏白の木)の木の実や
「ウメモドキ」(梅擬き)の実が見られました。
二の丸雑木林の際では「ノコンギク」(野紺菊)や
「ハギ」(萩)が咲き
潮見坂の斜め向かい側あたりの雑木林の際では「イタドリ」(虎杖)の実が見られました。
二の丸雑木林から見た白鳥濠近くの「ススキ」(薄)の群落
潮見坂の途中から見た白鳥濠、その向こうには大手町のビル群
撮影日 2021年 10月16日