柳生十兵衛三厳(みつよし)

画像はネットより拝借
江戸初期の武士。慶長12年(1607年)~慶安3年(1650年)。43年の短い人生。
柳生新陰流伝道者・幕府剣術指南役の柳生宗矩の長男。
眼帯をつけた隻眼の容姿。 宮本武蔵に並ぶ剣豪。 として有名。
ただ・・
徳川家光に仕えるものの、後に徳川家を出奔し、その後、奈良の地から離れ、諸国を遍歴した言われている。
ステキ!


「柳生十兵衛の里へ、鶏料理を食べに行かないかい?」 息子の誘い。
「万難を排しても行きます!」 私の即答。
”柳生十兵衛が、自分の全存在を掛けて剣道に励んだ場所に立ってみたい!” 私の願望。
10時半:大阪集合
奈良駅を経て…観光客や修学旅行生が多く、可愛い鹿の群がる奈良公園を横目に・・
春日大社を車中から眺め…若草山を右手から回り込み若草山の後ろに…
そこは…春日奥山原始林。『柳生十兵衛の里』
『家老屋敷』

今の時代までも残された 『里』
ないないづくし。 ビルはない。広告もない。コンビニも店もない。 勿論…音がない。
あるのは、自然。 歴史。 人間の根源。
なくしたのは、私の言葉。 感激のあまりに言葉がない。
『コスモス満開の里』

12時:
到着したのは…『里』の一角。
歴史の重なる大きな農家の屋敷。 『農家の御食事処・地鶏専門料理 さかど』

「予約をすると、その朝に鶏を〆るそうだよ。 大丈夫?」 心配してくれる息子。
「魚なら目の前の生け簀からすくいあげて料理。牛肉でも同じ。大丈夫よ!」 即答の私。
自転車ツーリング仲間の息子と友人。
以前に…
今日のドライブコースを、




今日は…
「愛する妻と母親に、是非に、地鶏の美味しさを味あわせたい!」と。ドライブです




地鶏専門料理・フルコースのご紹介です。 すべて、農家の自家製。
前菜: 『冬瓜。田舎こんにゃく。いんげんのてんぷら。』 どれも超うま!


『生みたて卵のゆで卵』 シンプル中のシンプル

卵の定番: 『茶碗蒸』

いよいよ・・・・
地鶏: 『名古屋コーティン』 一匹で4人分。 3人なので少々けずったと。

メイン一: 名物 『溶岩焼』

「塩コショウだけでお召し上がり下さい。」 シンプルに塩コショウ。 うまいね!



本来の鶏肉は、これであるはずです。


農家の大きな庭の中を、走りまわって成長している証拠です。





メイン 二: 『すき焼き』

「鶏肉と玉ねぎを薄茶色になるまで良く炒めて下さい。」 ばっちり

初めての鶏肉すき焼き
超旨です。 走りまわっている鶏ならではの旨さです

デザート: 『ポポのアイスクリームとポポの果物』

初めての果物。 ポポの花


『ポポ』
幻の果物。完熟すると木から落ちる。食べ頃。熟する速度が早く市場に出難い。
高級果物店やネットで、たまに売られるとか。 1個1000円以上

「さかど」さん。ごちそうさまでした

美味しかったです。 今のままの、古い民家を残しての『農家の御食事処』でいらして下さい。
息子夫婦様。ごちそうさまでした

美味しかったです。 これからもよろしくね。
食べ終わって…庭に出てみると・・・。
名古屋コーティン



”明日は


息子と友人
先日更に・・ 『布目ダム』




美しい山中の奈良市民の水を供給するダム。 水は、山々の自然の香りがするはずです

自転車でツーリングする息子と友人。 益々実力をつける姿は、人間の尊厳の香りがします

皆様!
ご訪問感謝します。 歴史はお好きですか? 先人に学びながら素敵な日々をお重ね下さい!