マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

Stay home・・・土用餅と読書 そして 『イエスは弟子たちの方を指して言われた。 「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。」』

2022-07-19 09:12:07 | 日々のこと。 世界のこと。
7月19日。火曜日。雨。

今日は、
昨日からの大雨と真夏日、
更には、新型コロナウイルス感染症対策で、
今まで以上のStay home です。

 暑さ対策で・・・

           『土用餅』
  
 
     
      「土用」の期間に食べるあんころ餅を『土用餅』といいます。

           おもちは力をつける「力餅」として、
        小豆は「魔除け」や「厄除け」になるとされてきました。
         自家製のこしあんで、モチモチのお餅を包んだ
             『土用餅』を食べて、
             暑い夏を乗り切ろう!
                       フランスパンを買いに行った石窯パン工房
                                に並んでいたお餅と説明書です。


『土用』とは、
立春、立夏、立秋、立冬前の18日間を指す雑節。
中国伝来の陰陽五行説からきており、
万物の根源とされる「木火土金水」を、
春=木、夏=火、秋=金、冬=水、と当てはめ、
あまった「土」を季節の変わり目に割り当て、「土用」と呼びました。

土用は年に4回あるわけですが、
『夏の土用』は梅雨明けや大暑に重なり体調を崩しやすいため、
最も重要視されるようになったのです。

今年の『土用の丑の日』は
7月23日(土)と8月4日(木)。
ウナギや梅干しなど「う」のつくものを食べて夏バテ予防をし、
桃の葉などを入れた丑湯(うしゆ)に浸かって夏の疲れを癒やす。  
                のだそうです。


        Stay home、引きこもり、準備で・・・
        昨日のうちに図書館で、
        本や雑誌を8冊借りてきました。
        日曜日の新聞記事の『新刊書案内』の本は、
        すでに9人待ち(驚きです)、予約のみしました。


        当分の間、
        『夏バテ予防食』を食べながら、
         読書三昧の毎日で、
         土用の暑さを乗り切りましょう!
             感謝!感謝!


そして。

今日は7月19日。年間第十六火曜日。

『今日の入祭唱』

 『主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え、主の戒めは清らかで、目に光を与える。
  主への畏れは清く、いつまでも続き、主の裁きはまことで、ことごとく正しい。』
         詩編 19章9-10節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
      『わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。
  わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行く。』
       ヨハネによる福音書 14章23節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスがなお群衆に話しておられるとき、

   その母と兄弟たちが話したいことがあって外に立っていた。
  
   そこで、ある人がイエスに、
   「御覧なさい。
    母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」
                         と言った。

   しかし、イエスはその人にお答えになった。
    「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」

   そして、弟子たちの方を指して言われた。
    「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
      だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、
       わたしの兄弟、姉妹、また母である。」』
          マタイによる福音書 12章46-50節
 

    今日のイエス様は、
    弟子たちに向かって、言われました。
    『イエスの本当の家族とは、あなたたちです。
     神を御父とあがめる弟子たちの共同体である。』と。


       イエスの言葉を聞いて、それを守る人は、
       イエスの兄弟、姉妹、また母なのです。
        信仰のつながりによる家族です。


   イエスの母マリア様は、
   ※神からの『受胎告知』を聞いたとき・・・
    
     『受胎告知』 レオナルドダヴィンチ作品

    『私は主のはしためです。お言葉通り、この身に成りますように』ルカ1-38
       と、天使ガブリエルに言い、
      神の独り子・イエス・キリストの母になりました。
    又、
   ※イエスが始めての奇跡をおこなうとき・・・
    『この人が何か言いつけたなら、その通りにしてください』ヨハネ2-5
       と、召使たちに言い、
     イエスは最初の『しるし』を行い、栄光を現わされました。


     マリア様こそ、神の言葉を聞いて、守る人、そして伝える人、
       イエスの兄弟姉妹の『模範者』です。
     マリア様とイエス様は、
     肉体のつながりにおいても、霊的つながりにおいても、
       お二人は『まことの母子』です。

   
  私たちキリスト者も、
  イエス様の『言葉』を心に刻んで、それに従って生活をして、    
  また、『御言葉』をお人に伝えていきましょう。
  そして、まことの『イエスの兄弟姉妹』になりましょう。
          祈りましょう。 
 
            

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。  
皆様の在所では大雨の御様子はいかがですか? 
暑さもコロナ感染増大も重なり、心からのお見舞いを申し上げます。 お元気で!

海開き・・・『海の日』 そして 『ここに、ヨナやソロモンにまさるものがある。』

2022-07-18 05:30:00 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)
7月18日。月曜日。晴れ。

  今日は祝日・・・

    『四方を海に囲まれた日本にとって、
     海は古くから物資の運送や豊かな食を得る場所として欠かせない存在であり、
     私たちは海を利用して産業を興し、近代化を遂げてきました。

        美しく豊かな海とその恩恵を次の世代に引き継ぎ、
        日本が海洋国として末永く発展していくためには、
        国民一人一人が海への関心と理解を持ち、
        海と日本の未来について考えることが重要です。

     「海の日」を国民の『祝日』としている国は他に例がなく、
     四方を海に囲まれ、海と共に文化や歴史を紡いできた日本ならではの祝日といえます。』
                       国土交通省HPより。

なるほどね。
  
私にとっての『海の日』は、
夏休みが始まり、海水浴の始まる日です。
父が働く会社の社宅が芦屋にあり、
芦屋の浜が、私の『海とともに人生』の始まりでした。

ある夏・・・
4歳の私は、浮き輪を頼りに、
  
 芦屋の海で泳いでいました。
すると、父はこっそりと浮き輪の空気を抜きました。
私は、知らぬ間に、浮き輪なしに泳いでいたのです♡♡

私にとっても、
海は、食を得る場所』でした。
小学生の私は、父が喜ぶ顔を見るのを楽しみに、
父の晩酌の『つまみ』となる『アサリ』を、
芦屋の浜で、夢中になって、採取したものです♡♡

私にとっての海は、
自分に『自信』を与えてくれた、『成長の場所』です。
中学生の私は、水泳クラブ活動で、海で『遠泳』をさせられました。
初めは、”途中で足がつったらどうしよう!” と恐れていました。
今、大人の私は、自信満々で、海の沖に向かって、
   
 スイスイと遠泳ができるのです♡♡

     
          正に、
          海は、食べ物、物資の運送、水泳、成長、等々、
            喜びの源です。有難いですね。
          今日も、
          海を、きれいに保って、インジョイいたしましょう。
                       感謝!感謝!


そして。

今日は7月18日。年間第十六月曜日。

『今日の入祭唱』

  『わたしは主を愛す。生涯、わたしは主を呼ぼう。
  主は嘆き祈る声を聞き、わたしに耳を傾けてくださる。』
         詩編 116章1-2節


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。』
        典礼聖歌 261番③        アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

 『そのとき、
  何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、
    
     「先生、しるしを見せてください」
               と言った。

 イエスはお答えになった。
 「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、
     預言者ヨナのしるしのほかには、
      しるしは与えられない。

  つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、
   人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。

      ニネベの人たちは裁きの時、
    今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、
      彼らを罪に定めるであろう。

     ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて
    
       悔い改めたからである。

     ここに、ヨナにまさるものがある。

     また、南の国の女王は裁きの時、
    今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、
     彼らを罪に定めるであろう。

   この女王はソロモンの知恵を聞くために、
   
   『シバ女王のソロモン王訪問』 エドワードポインター作品

     地の果てから来たからである。

    ここに、ソロモンにまさるものがある。」』
       マタイによる福音書 12章38-42節
   

   今日のイエス様は、
   『ヨナにもソロモンにも勝るしるしがある。
    イエスは、ヨナにもソロモンにも勝るしるしである。』 
           と宣言なさいました。


   律法学者とファリサイ派の人々は、
   イエスに『しるし』を見せてくれたら、あなたを信じましょう。
      と、新たな『しるし』を願いました。
 そんな時、
   イエス様は、
   新たに『しるし』をみせても、
   律法学者とファリサイ派の人々は、信じないでしょう。
      と分かっていて、新たな『しるし』を断りました。


     信仰ができるためには、『しるし』は必要ないのです。
      『悔い改め』の気持ちがわき、反省し、
      自分の過ちを認め、神に赦しを願うなら、
     その時、『神の愛』を信じることが出来、神に信頼し、
        信仰ができるのです。

   
   預言者ヨナも『しるし』となりました。
   ヨナは、
   二ネベの人々に、『悔い改めの話』をするようにと、
        神から言われました。
     ニネベの人々は、以前は、イスラエルの敵でした。
     イスラエル人のヨナは、ニネベの人の『救い』を望まず、
        神の『使命』から、逃げ腰になりました。
     それでも、
     ヨナは、良い結果を期待しないで、ニネベに渋々行きました。
   すると、
     ニネベの人々は、ヨナの話を聴くやいなや、悔い改め、
           回心したのです。
    

   ソロモン王も『しるし』となりました。 
   シバの女王は、
   ソロモン王の知恵の深さを知り、ソロモン王に会いに来たのです。
   すると、
     女王は、ソロモン王の話を聴くやいなや、悔い改め、
           回心したのです。
 

     ヨナの預言者としての働きに改心して、
     心を改めて義を表したのは、異教徒であるニネベの人々です。
     同様に、
     ソロモンの知恵に応じて改心して、
     心を改めて義を表したのは、異教徒であったシバの女王でした。

      異教徒の人々も、
      預言者ヨナやソロモン王の、生きざまとしての『しるし』を見て、
          『真実』を悟ったのです。

     そこで、
     イエス様は、
     ヨナやソロモンに勝る『しるし』として、
       『イエス』がその『しるし』である。
         と、おっしゃるのです。


       イエスの言葉を聞き、イエスの生活を見れば、
       そこに、生きざまとしての『しるし』を見て、
          『真実』を悟るはずです。


   私たちも、
   日々の生活において、又 自然の営み・花々の開花を見て、
   『神』を悟るはずです。新たな『しるし』は必要ないのです。
   神の愛を経験した沢山のことを思い出してみましょう。
           祈りましょう。
   

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
何年もコロナ禍のために封鎖されていた海水浴場が、
今年は、多くの地で解禁になったようです。海をインジョイいたしましょう。 お元気で!

叙階25周年記念 そして 『必要なことはただ一つだけである。 マリアは良い方を選んだ。』

2022-07-17 09:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月17日。日曜日。晴れ。

今日は、
日曜日、主日。


   私の所属教会・・・   『ルルドの泉』
  
      何十年来、信者夫婦のお二人で守られ、世話がなされ・・・
          季節の美しい花々が咲き続けます。

          私たちの教会の『ルルドの泉』です。
  
  そして、

     私たちの主任司祭様は、今年で、『叙階25周年』です。

            司祭様は、25周年の記念に、
         霊的御本:『徳の学び』を出版なさいました。   


           自分の教会の中で、
           信徒の模範であられる信徒の先輩、
           そして
           信徒の霊的指導者であられる神父様、
           と、ご一緒させていただくことは、
           何よりも『徳』を学ばせていただくことになります。
               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
           沢山の学びを重ねながら・・・
           有意義な信仰生活を送りたいと、
           今日も感謝の気持ちでいっぱいです。
                   感謝!感謝!


そして。

今日は7月17日。年間第十六主日。

『今日の入祭唱』

 『見よ、神はわたしを助けてくださる。主はわたしの魂を支えてくださる。
主よ、わたしは自ら進んでいけにえを捧げ、恵み深いあなたの御名に感謝します。』
         詩編 54章6&8節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『立派な善い心で神の御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人は幸い。』
         ルカによる福音書 8章15節       アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスはある村にお入りになった。
    すると、
    マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。
      彼女にはマリアという姉妹がいた。
   
     
     『マルタとマリアの家のキリスト』
               ヨハネス フェルメール 作品

       マリアは主の足もとに座って、
        その話に聞き入っていた。

     マルタは、
    いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、
     
     『マルタとマリアの家のイエス』
            アレッサンドロ・アッローリ作品

     そばに近寄って言った。
  「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、
       何ともお思いになりませんか。
      手伝ってくれるようにおっしゃってください。」

   主はお答えになった。
    「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、
       心を乱している。
 
     しかし、必要なことはただ一つだけである。

        マリアは良い方を選んだ。
       それを取り上げてはならない。」』
        ルカによる福音書 10章38-42節


    今日のイエス様は、
    給仕するマルタと、イエスの話を聞くマリア、
    二人の違いを、マルタに話されました。


    マルタとマリアの姉妹は、
    イエス様の来宅を、喜びました。
    マルタは、その喜びを、一生懸命のおもてなし、で表しました。
    一方、
    マリアは、その喜びを、イエス様の足元に座って話を聴く、ことで表しました。

    イエス様は、
    その二人の喜びの姿を、どちらも嬉しく、喜んで受け入れておられたことでしょう。
    ところが、マルタは、”マリアは働きもせず・・・私を手伝うべきでしょ!” 
      との気持ちがわき、その気持ちをイエス様に訴えました。

  その時、

    イエス様は、
    マルタの、イエスを救い主と認め『主よ!』と呼び掛ける、
                 マルタの深い信仰をご存じでした。
    そこで、
    マルタにこそ、大切なことを知ってほしいと、『忠告』をなさったのです。
      必要なことはただ一つだけである。
      マリアは、必要なこと、良い方を選んだ。
       それを取り上げてはならない。』と。


        おもてなしも、忙しく働く人の手伝いも、
           とても大切です。
        それでも、
        必要なことと云えば、最も大切なことは、
         『神の御言葉』を聞くことです。
        そして、『御言葉』をお人に伝えることなのです。


    イエス様が公生活を送っていた頃、
      婦人たちは、弟子たちの世話をしていました。
    その後、
    イエス様は、復活した時、
      イエスに香油を塗るために墓に来た婦人たちに、
      『私の復活を弟子たちに知らせてください』ルカ24-9
      又、マグダラのマリアに、
      『私の昇天を弟子たちに知らせてください』ヨハネ20-17
    イエス様は、『福音の知らせ』を婦人たちに任せたのです。



   私たちも、
   男女の差は何もないと分かっている現代に生きている今。
   ※『おもてなし』は、男女共に、とても大切な仕事です。
    それでも、
    その前に、
    『おもてなしの心』、『隣人愛』、
      をしっかりと、『神の御言葉』から学びたいものです。
   ※『必要なただ一つのこと』=『神の御言葉を聞くこと』
      その大切さを、男女共に、お人に伝えたいですね。
          祈りましょう。



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
せっかくの三連休ですが、コロナ感染者の拡大が続くこの頃です。
十分に感染予防策を図りながら、残り二日間が素敵な日々でありますように。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『預言者たちが告げた「救い」は、イエス・キリストにおいて実現した。』

2022-07-15 02:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月15日。金曜日。曇り。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  

      想定外のことが、突然に起こります。
      最近は、想定外のことが日常茶飯事的に起こり、
      想定外とは言い難いのかもしれません。


   コロナウイルス感染状況が爆発的増加、「第7波」に入ったとの認識。
   「感染者数が第6波のピークを超えることは覚悟しておいた方がいい」
      新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長 
           警戒感をあらわにされました。


     幸いにして、
     今日の『聖書100週間・聖書通読会』はオンラインクラスです。
      自宅に居ながら、マスクなしで、皆様の笑顔を見ながら、
           クラスが続行されます。
         有難いことです。感謝でいっぱいです。


そして。

     今日の通読範囲は、『ペトロの手紙Ⅰ』です。
      
       『ペトロの手紙Ⅰ』の著者
         『聖ペトロ』
    
     『聖ペトロのイコン』  聖カタリナ修道院所蔵

聖ペトロはどんなお方でしょう?
検証してまいりましょう。

  西暦1年。ゲネサレト湖畔のベトサイダの漁師ヨナとヨハンナの子としてまれる。
       
       漁師として魚を捕っているときに、イエスに声をかけられ、
         召し出しを受けました。
       イエスに特に重んじられたグループ
         <ペトロ。ヤコブ。ヨハネ。> の一人でした。
       イエスの昇天と聖霊降臨後、初代教会の指導者として、
          宣教に尽力します。

  34年。33歳。 教皇就任。
          初代ローマ教皇となり、ローマ教会で大監督として、その基となる。
  33年間の就任後。
  67年。66歳。 教皇離任。
  67年。66歳。 ローマ皇帝・ネロの迫害で、
          『逆さ十字架』につけられ、殉教。死去。


     聖ペトロの殉教地は、ローマ・アヴァティヌカスの丘(バチカン総本山)
     聖ペトロの埋葬地は、
         バチカン・サン・ピエトロ大聖堂
        
        大聖堂の入り口ドアに
             『逆さ十字架』のペトロ像を見つけることが出来ます。

        聖パウロと並んで『首座使徒』の一人と捉えられます。
        
        『聖ペトロと聖パウロ』 エル・グレコ作品

           イエスの弟子たちはパウロの回心を信じられず、
              パウロは苦しい立場に置かれました。
              そんなパウロに力を貸したのがペトロです。
              ペテロとパウロは、アンティオキアで共に宣教して、
              そこに初めて教会を建てたのです。


   イエス様の生前。
   イエス様は弟子の一人に裏切られ、逮捕されます。
   そんな時、
   聖ペトロは、
   捕らえられ、縛られ、大祭司カイアファ邸へ連れていかれるイエス様に、
      弟子ヨハネと共に従って行き、
       門番の女の案内で、
    イエスの後について、大祭司の屋敷の中庭に入りました。

      門番の女中はペトロに言った。
      「あなたもあの弟子の一人ではありませんか。」
      
       『ペトロの否認』

         ペトロは「違う」と言った。

      ペトロは僕や下役たちと一緒に立って、
       寒かったので火にあたっていた。』

      ペトロは、裁判の様子を見守っていたのでしょう。

      すると、
      『人々が、「お前もあの男の弟子の一人ではないのか」と言い、
       又、大祭司の僕の一人が、
       「園で、あの男と一緒にいるのを、わたしに見られたのではないか。」と言った。

      そのたびに、
       『ペトロは、打ち消して、「違う」と言った。』
      3回目の否定後、
       『するとすぐ、鶏が泣いた。』
        以上。ヨハネによる福音書 18章12-27節

     鶏が鳴いた時、
     『主は振り向いてペトロを見つめられた。』
      そして、
     『ぺトロは外に出て、激しく泣いた。』
        ルカによる福音書 22章61-62節

   その以前、
   『最後の晩餐』の席で、
    ※『主よ、あなたのためなら命を捨てます。』ヨハネによる福音書13章37節
       と誓ったペトロです。
          その誓いを果たせず、3回もイエスを否んだペトロは、
                激しく泣いたのでしょう。

    ※『わたしはあなたのために、信仰が亡くならないように祈った。
      だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。』
       と、ペトロの否認をご存じだったイエス様は
       前もって、『最後の晩餐』でおっしゃっていたのです。

   その後、
    
ペトロの素直さ、実直さ、優しさ、そして 弱さ、
       を御存じだったイエス様は、
       復活後に現れ、
       ペトロに、
三回、繰り返して、
     『わたしの子羊を飼いなさい』
と言われたのです。
       ヨハネによる福音書 21章15-19節

   それから、
    ペテロは、心からの回心をし、
    その生涯、『イエスの子羊』を飼いました。司牧に捧げました。


       
  ペテロの手紙は、
  イエスの思いに忠実に、『イエスの子羊』を司牧し続けた33年間の間の、
   ローマネロ皇帝の迫害が始まる直前の、
   ローマネロ皇帝によってペトロが『逆さ十字架』で殉教する2年前の、
      紀元前64年に書かれました。

  パウロの宣教によって始まった小アジア(現在のトルコ)の諸教会に送られました。
   当時の小アジアの信徒たちは、異教徒たちの間で、
   彼らとは異なる生活をしていたので、違う目で見られ、嫌われていました。
      そんな小アジアの信徒たちを💕励ますための手紙💕です。


   💕『預言者たちが告げた「救い」は、イエス・キリストにおいて実現した。
     イエス・キリストの復活において、
        わたしたちに「生きる希望」が与えられている。』 1章3-12節

   💕『キリスト者は、「聖なる民」となるために選ばれたのです。
     だから、いつも心を引き締め、身を慎んで、
        イエス・キリストが現れる時に与えられる恵み(永遠の命)を、
          ひたすら待ち望みなさい。』1章13-25節

   💕『不当な苦しみを恐れず、「イエス・キリストの模範」に従いなさい。
      家庭生活時おいて、妻と夫は互いに尊敬しあいなさい。』2章18節-3章17節

   💕『いつも平和を求め、悪に悪を返さず、
      義のために苦しみを受けるなら幸いです。』3章8-17節

   💕『神の力強い御手の下で自分の身を低くしなさい。
      思い煩いは、なにもかも神にお任せしなさい。』5章1-11節


      💕等々💕
    『あなたがたは、父なる神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、
        ”霊”によって聖なるものとされたのです。』
          と、ペトロは人々を励ましました。


     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2000年ほど前に書かれた『ペトロの手紙』を、嬉しく有難く読みました。
        正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
                      感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
バチカン大聖堂、又 第266代フランシスコ・現ローマ教皇様は、世界的に有名ですね。
そのバチカン大聖堂を埋葬地とし、又 第1代ローマ教皇になった、
ペトロの一生を垣間見る今日の私のブログにお付き合いくださり、有難うございました。感謝申し上げます。
明日からは『海の日』までの三連休です。夏をお楽しみください。 お元気で!

雨の朝・・・「諦め」と「潔さ」  そして 『わたしは柔和で謙遜な者である。』

2022-07-14 05:00:00 | 私のこと
7月14日。木曜日。雨のち曇り。

今朝は、
コロナワクチン接種後5日目です。
早朝は雨でした。

  
                      実がつきました。

   昨夜は、
   五日ぶりに、”明日から始めましょう” と
   早朝ウォーキングの準備をして休みました。
   ところが今朝は雨降り。
   きっと、「もう少し待ちなさい」との天からの助言でしょう。
   
   今朝は、
   五日ぶりの早朝ウォーキングをきっぱり諦めました。


       決めていたことをきっぱり諦める。潔さ。
       諦めには、迷いに迷いがつきものです。
           「諦め」と「潔さ」 


     自分で大事なことを決心する。それは最上の喜びです。
      小さな決心でも、心の満足が伴う今朝の私でした。
                   感謝!感謝!



そして。

今日は7月14日。年間第十五木曜日。

『今日の入祭唱』

   『新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。
    右の御手、聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。』
             詩編 98章1節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
       休ませてあげよう。』
       マタイによる福音書 11章28節    アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、イエスは言われた。
    
      疲れた者、重荷を負う者は、
     だれでもわたしのもとに来なさい。
        休ませてあげよう。

     わたしは柔和で謙遜な者だから、
    わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。
   そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。

  わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」』
     マタイによる福音書 11章28-30節


  今日のイエス様は、
  世の中で『小さい人々』と呼ばれる人たちを、
  「神は、小さな人々に、神の国を示されます」
                と話され、励ました後に、
  更に、
  「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
        休ませてあげよう。」と、慰めました。


  イエスの時代。
  ユダヤ教の人たちは、
     『律法』を守ることで、『救い』があると信じ、
         真面目に守っていました。
  一方、
  一般の人々は、
     してはいけないこと、守らなければならない、
     600ほどもある細かい『規則』:『律法』を
       覚えることも、守ることも、
         難しいことでした。
     それは『重荷』であり、疲れることでした。

 そんな時・・・

   イエス様は、
   ※疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
        休ませてあげよう。」
          と、おっしゃるのです。
   更には、
   わたしのを負い、わたしに学びなさい。
      そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。』
          と、励ましてくださるのです。

   
        『イエス様の軛くびきとは、
   それは、600以上の『規則』を、一つの『愛の掟』にまとめたものです。

      『隣人を自分を愛するように愛しなさい』
      これが『イエスの軛』:『愛の掟』です。

   最後には、
   ※『イエスのは、軽いから、負いやすい。
     だから、わたしのを負い、わたしに学びなさい。』
          と、人々を励ましました。
 

    イエス様は、いつも、『隣人』:『一番小さな人々』を大切にし、
          御自分の生活で、
  『イエスの軛』:『隣人愛』を、実施し、見せて、教えてくださいました。


   私たちも、
   一人で、自分の『十字架』を背負うことは、重くて、苦しいものです。
   でも、イエス様が、
    重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。』
      とおっしゃるように、
     イエス様が、共に、私たちの『重荷』を担ってくださるのです。
     『重荷』を軽くするのではなく、一緒に担ってくださるのです。
   私たちも、
   イエス様が共に歩いてくださることを信じて、
   イエスに支えられて兄弟を大切にし、
   イエス様に学びながら兄弟を迎え、
    『イエスの軛』を背負っていきたいものです。
          祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
夏休みに入るというのに、雨どころか、コロナ感染者拡大で、
夏休み計画が立てられません。ままなりません。残念です。
それでも、諦めと潔さで、有意義な夏休みにしていきましょう。 お元気で!

孫娘の元服式・第二弾・・・『友人と旅行』 そして 『あなたはこれらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、 幼子のような者にお示しになりました。』

2022-07-13 07:00:00 | 娘と娘家族
7月13日。水曜日。晴れ。

今日は
  
最古の元服式は聖武天皇で19歳だったそうです。

15歳の孫娘の『元服式』第二弾、
昨夕から始まりました。


 昨夕6時・・・   『大空に向かって・・・』
 
 飛び立ちました✈                     『大人への道』の始まりです✈


     私が、
     わが子たちの精神的成長と自立を願って始めた
                                          『元服式』   
     私の娘も、
     親・私の考えをしっかり受け継いで、
     今日は孫娘の、第二弾の『元服式』です。
           
           
    孫娘の
    第一弾の『元服式』は、昨年冬休み中、祖父母の家への、『10泊・一人旅』でした。
    そして、
    第二弾の『元服式』は、今回、友人3人と、『2泊3日・四人旅』です。


       中学3年・15歳になった孫娘の『第二弾・元服式』
       
       親に、金銭以外は、計画すべてを任せられました。
     いつ?旅行の時期。 誰と?同行者。 どこへ?目的地。

     孫娘は、ほぼ一人で、決めました。
     時期:1学期定期試験が終わった後、1学期終業式前の、『三日間の休校日』
     同行者:中学三年のクラス替えで、初めて知り合った、『クラスメート3人』
          旅には、奇数人数は何かと不便が伴うと考え、偶数人数。
          参加者皆の心がまとまりやすい、少人数の4人と決定しました。
     旅行手段:時間節約で、飛行機。 即決でした。
     宿泊地:当初は、友人と『祖父母宅』私の家に泊まると決めたのですが、
           これでは『頼る気持ち』が出ると、本人が却下しました。
         最終的に、便利さ最優先の『ホテル』、に決定です。
     目的地:大阪と決めました。
         第一目的地は、中学生らしく、遊園地:『ユニバーサルスタジオ 』
         第二目的地は、仲間の一人が必ず入学したいと願う、『某大学』の見学です。
         第三目的地は、大阪らしさの、『通天閣』です。
 
          中学生らしい『計画』が出来上がりました。
          孫娘も誇らしいことでしょう。有難いことです。


      元服を行う年齢は、
      天皇は11歳から15歳までを限度として、
      皇太子は11歳から17歳までに行われるそうです。
    

      私が『元服式』と名ずけて、
      子供の親離れ、親の子離れ、を願って実行したのが、『一人旅』です。

      ※息子の『元服式』は
         幼稚園年長組・6歳の時、新幹線に乗って、
           神戸から東京の祖父母宅へ、
         
           一週間の『一人旅』でした。

      ※娘の『元服式』は、高校一年生・16歳の時、飛行機に乗って、
          一年間の『米国留学』でした。


         我が子の『元服式』は、
         その計画から始まって、完了までの期間で、
         子は、見事に、『子供から大人』、に成長しました。
         それは、
         子と親の、一人の人間同士として対等な、
          一種の『友人関係』の始まりとなりました♡♡


      ※孫娘の、今回の、『元服式』第二弾は、
       その計画から始まって、参加者の(『保険』まで入る配慮も完全に)無事を願ってまで。
         見事な『成長』を見せてくれることでしょう。


         『天の徳』とは、
      『自分で何もするのではなく、自分は何もしないこと。任せる。』
                       と云いますよね。
         それには、
         相手への『信頼』が、第一に求められますよね。


        今日は、私は、
        孫娘の『元服式』の無事を祈りつつ・・・
        夫や、子供たち夫婦や、孫たち、を信頼して、
          『天の徳』を積んでいきましょう。
               感謝!感謝!


そして。

今日は7月13日。年間第十五水曜日。

『今日の入祭唱』

     『父がその子を憐れむように、
   主は主を畏れる人を憐れんでくださる。』
         詩編 103章13節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
    『天の主である父よ、あなたをほめたたえます。
  あなたは神の国のことを、幼子のような者にお示しになりました。』
       マタイによる福音書 11章25節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、イエスはこう言われた。
   
   「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。

    これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、
     幼子のような者にお示しになりました。
    そうです、
      父よ、これは御心に適うことでした。

    すべてのことは、父からわたしに任せられています。

       父のほかに子を知る者はなく、
      子と、子が示そうと思う者のほかには、
       父を知る者はいません。」』
       マタイによる福音書 11章25ー27節 


   今日のイエス様は、
   『国の神秘は、幼子のような小さな者に示される。』
                 と言われました。


   イエスの時代。
   律法学者や金持ちなど、自分は人より偉いと思う人、がいました。
   これらの人は、他者からの助けの必要もなく、
   イエスの話を受け入れる必要もない、と思ったかもしれません。
   一方、
   律法を勉強することもできず、日々の生活に追われる、
      『小さな人々・幼子のような小さな者』もいました。
   これらの人は、律法も守り切れず、偉い人からの助けも期待できず、
      救われないのではないか、と思ったかもしれません。
   そんな時、
   『小さな人々』は、小さな人々を助けようとなさる『イエス様の愛』と出会ったのです。
      イエスの話を信じ、イエス様を信頼し、
      イエス様から『救い』を期待したのです。
   同時に、
   イエス様は、普通の人を12人選び、御自分の弟子としました。
       彼らは、学も金もない『小さな者』でしたが、
      イエス様を信頼して、すぐにイエス様に従いました。


       神様は、
       神を信頼する者、素直な者=『小さな者』に、
         『神の国』を示されるのです。

   
   私たちも、
   素直な心で、イエスの話を受け入れることが出来ますように。
            祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人は、まずは親と家族、次にいろいろの人に出会って、成長していくものですね。
今日も素敵な出会いがありますように。 お元気で!


祈りの夏・・・『四万六千日・ほおずき市』 そして 『裁きの日には、ティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。』

2022-07-12 13:19:57 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月12日。火曜日。大雨。


一昨日・10日・日曜日は
カトリック教会では『主日』、
浅草寺では『四万六千日・ほおずき市』、
各地で、祈りの一日でした。


        私の自作・・・   『ほおずき』
  
  
       今年も例年とおり、
       7月9日~7月10日の2日間、
       浅草寺で、『四万六千日・ほおずき市』が開催されました。


       7月10日に浅草寺の観音さまにお参りすることは、
       『46,000日(約126年)参拝』したのと同じご利益があるとされ、
       『四万六千日(しまんろくせんにち)の功徳日』と呼ばれています。

          この日にあわせて開催される「ほおずき市」は、
            浅草の夏を代表する風物詩の1つです。


平安時代頃より、毎月18日に行われてきた浅草観音の縁日。
それに加え、
室町時代末期頃から、「参拝すると〇日分の功徳が得られる」という
    特別な日・『功徳日』が設けられました。
江戸時代には、この『四万六千日』の参拝が定着しました。
その後、
浅草寺では、月に1度(年に12回)の功徳日を設けており、
      なかでも7月10日の参拝で、
『46,000日分』の『最大のご利益』がある『功徳日』なのです。


         どのような形であれ、
         こういう具合に『祈る型』を示してくださるのは、
         すばらしいことです。と私は思います。
         
         人が、邪念なく、仏や神だけを見つめて、
         死んだら極楽にいけると信じ、安心して、一心不乱に祈る姿は、
         仏様や神様と通じる点があり、本当に美しい。と私は思います。

         私は、『功徳日』を知って、浅草寺がより好きになりました。
         7月10日の参拝をあこがれながら、私はいつも普通日の参拝ばかりです。
         ご一緒する人の喜ぶお顔を拝見するのが、私は嬉しいのです。

         
     浅草ほおずき市・・・ 『ほおずき』
     

     ほおずきの『花言葉』は、自然美。心の平安。偽り。
 
    「自然美」や「心の平安」は、ほおずきの美しい姿から想像できます。
    「偽り」は、 どおして『偽り』? 疑問ですよね。

     ほおずきの実が大きく見えるのに対し、
     中身は空洞で、種も思っている以上に小さい、
     そんなことが『偽り』の由来だそうです。 納得ですね。
 

     今日は、神戸では、大雨注意報と雷注意報が出ました。
     大雨が降っています。
     外出は、あきらめるというより、やめるのが無難です。
     そんな今日は、
     My『ほおずき』を眺めながら・・・
     世界の日本の平和を願って、祈りの一日にいたしましょう。


       『ウクライナとロシアの為の祈り』

   『父なる神様、
   世界に、そしてとくに今、
   ウクライナとロシアにあなたが望まれるまことの平和をお与えください。』
            『カトリック教会の祈り』より


そして。
今日は7月12日。年間第十五火曜日。

『今日の入祭唱』

   『わたしたちの神は来られる。
 神は御自分の民を裁くために、上から天に呼びかけ、又、地に呼びかけられる。』
      詩編 50章3-4節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。』
       典礼聖歌 261番③        アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

  『そのとき、
   イエスは、数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、
                  叱り始められた。

    「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。
       お前たちのところで行われた奇跡が、
       ティルスやシドンで行われていれば、
     これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰をかぶって、
        悔い改めたにちがいない。

        しかし、言っておく。
     裁きの日には
    
     『最後の審判』   ミケランジェロ作品

  ティルスやシドンの方が、お前たちよりまだ軽い罰で済む。

      また、
        カファルナウム、お前は、
      天にまで上げられるとでも思っているのか。
        陰府にまで落とされるのだ。

  
        お前のところでなされた奇跡が、
         ソドムで行われていれば、
      あの町は今日まで無事だったにちがいない。

        しかし、言っておく。
      裁きの日には
   ソドムの地の方が、お前よりまだ軽い罰で済むのである。」』
          マタイによる福音書 11章20-24節


  今日のイエス様は、
  イエス様が奇跡が行われても、悔い改めようとしなかった、
  コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの町を、
  『その者たちをの受ける裁きは厳しい。』
             と、叱責されました。
  更に、
  イエス様は、ガリラヤ地方のこれらの町々を、
  異邦人の地であるティルスやシドンと対比し、
  『これらの町で奇跡が行われていれば、すぐに悔い改めただろう。』
             と、述べました。


  イエス様は、
  公生活の初めは、
  特に、ユダヤ人の町のコラジン、ベトサイダ、カファルナウムで、
  話をし、たくさんの奇跡としるしをなさいました。
  ご自身の愛と慈悲を示して、人々がそれに応えることを期待なさいました。
 
      人々の無関心は、イエス様を非常に悲しませました。
      イエス様は、ご自分を拒否し、回心しなかった町のために嘆き、
      彼らすべての心に愛のメッセージが届かなかったことを
              悲しまれたのです。
      それでも、
      神様は、何事も強制もしませんし、
      無理やり感謝の言葉を求めたりしません。


  私たちは、
  どうでしょう?
  ※コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの人々と同じように、
       イエス様に無関心ではないでしょうか?
  あるいは、
  ※イエス様の愛を受け入れ、救いを知ったあとでも、
   コラジン、ベトサイダ、カファルナウムの人々と同じように、
       イエス様を日々忘れていないでしょうか?
  いつも、
  我が身を反省し、神様から頂いた沢山の恵みを思い出し、
  神様にお喜びいただきたいものです。
      祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新型コロナウイルスのオミクロン株の「BA・5」により、
一時は減少傾向が続いていた感染者数が、増加に転じたそうです。
予防策はこれまでと同じだそうです。皆様のご自愛の日々をお祈り申し上げます。 お元気で!

四回目のコロナワクチン・・・副反応 そして 『聖ベネディクト修道院長 記念日』・・・『わたしは平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。』

2022-07-10 05:00:00 | 私のこと
7月10日。日曜日。晴れ。


今日は、
日曜日、主日で、
ミサに預かりました。

    夏到来・・・   『朝顔』
  

    花々の『時到来』の反応、その普遍さと素直さ、に感動します。
    一方、
    人間世界の現実、その変化と想定外さ、に驚く次第です。


                 この世に起こる想定外の出来事に、恐ろしささへ覚える私です。
      それでも、
      神にすべてを任せ、変わらぬ普遍さを実現する『花々』に敬服し、慰められ、教えられ、
            明日への『希望』を新たにする私です。
         
     

    昨日は、四回目のコロナワクチン接種でした。
    そして、
    今朝、体のだるさと疲労感で元気が出ません。コロナワクチン副反応です。

改めて読んでみると・・・

    『新型コロナワクチン予防接種(追加4回目接種)についての説明書』

      「主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、
            疲労、寒気、発熱などがあります。」


『副反応』を納得したうえで・・・
 朝8時半。

       私は、
        "この程度なら大丈夫でしょう”、と『主日・ミサ』に出席しました。
          自動車運転は十分に気を付けて、早めに家を出発しました。
       お元気いっぱいの70歳後半の友人は、
       「私と夫は、副作用を恐れて、4回目は受けないつもりよ」と言われます。 
          ”いろいろに考える方々がいらっしゃるはず” と私は心で納得しました。   
       内科医者の教会仲間は、
       「僕は受けるよ」と言われます。 
          ”いろいろに悩む方の味方になってさし上げてね” と私は心で願いました。

そして。
ミサからの帰宅後。
昼から。
       私は全く元気が出なくなりました。    
       頭痛、寒気があり、
       クーラーのきく居間でタオルケットにくるまって、ソファーでゴロゴロ、読書です。
       昼食も夕食も、私は作る気になれず、夫が用意してくれました。

夕食後。   もてあます体のしんどさで、早々に寝ました。

そして。
翌朝5時。  気分も体も、スッキリ♡♡クッキリ♡♡
       コロナワクチン接種による副作用からの、接種後三日目にして、完全回復です。
         医者の勧告に従い早朝ウォーキングはやめて、
             ブログを書いています。   


       これで、コロナ対策万全!?
       ワクチン接種で与えられた『安心感』を大切にして・・・
       生かされている『命』を大切にして・・・
         有意義な日々を送りたいと、
         感謝の気持ちでいっぱいです。
             感謝!感謝!


そして。

今日は7月11日。年間第十五月曜日。

      『聖ベネディクト修道院長 記念日』
     
  
  480年頃。ウンブリアのヌルシアにまれる。

    ローマで教育を受け、スビアコで隠遁生活を始めた。
    弟子をそこに集め、やがてモンテ・カッシーノに場所を移し、
    有名な修道院を設立し、『会則』を著した。
    その会則がヨーロッパのほとんどの地方に広まったため、
    彼は西方教会における『修道生活の祖』と呼ばれるようになった。

  547年。67歳。 3月21日にするが、
    八世紀の終わりから、
    彼の記念日は、多くの地方で7月11日に祝われるようになった。
            『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『恵み豊かな父よ、あなたはベネディクトを選び、
    修道生活の偉大な指導者とされました。
    わたしたちもすべてに越えて神を愛し、   
    その掟を、惜しみない心で守ることが出来ますように。』

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『義のために迫害される人々は、幸いである。
     天の国はその人たち者である。』
       マタイによる福音書 5章10節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。
   
  
   「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、
               と思ってはならない。
    平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。
     わたしは敵対させるために来たからである。
  
       人をその父に、
       娘を母に、
       嫁をしゅうとめに。

     こうして、自分の家族の者が敵となる。

     わたしよりも父や母を愛する者は、
       わたしにふさわしくない。
     わたしよりも息子や娘を愛する者も、
       わたしにふさわしくない。
     また、
     自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、
       わたしにふさわしくない。

     自分の命を得ようとする者は、それを失い、
   わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。


     あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れ、
  わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのである。

     預言者を預言者として受け入れる人は、
      預言者と同じ報いを受け、
     正しい者を正しい者として受け入れる人は、
      正しい者と同じ報いを受ける。

       はっきり言っておく。
     わたしの弟子だという理由で、
  この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、
               必ずその報いを受ける。」


     イエスは十二人の弟子に指図を与え終わると、
     そこを去り、方々の町で教え、宣教された。』
         マタイによる福音書 10章34節~11章1節


    今日のイエス様は、
    『告げられる「言葉」を受け入れない人もいる。
     そのために平和ではなく、分裂が起こることもある。』  
       と、御自分が選んだ12人の弟子に諭します。


      聖書には、
      『イエスが世界に平和をもたらすために遣わされた』
                 と、度々書かれています。
      それは、
       神がすべての人に『救い』を望まれ、
       また、神がすべての人の過ちを『赦す』という意味です。
      
      しかし、
      現実には、
      ※イエスからの『善い知らせ』を受け入れる人と、受け入れない人とが現れました。
        賛成する人もあれば、反対する人がありました。
      ※隣人を兄弟と考える人もあれば、
        かえって敵とする人もありました。
      ※同じ家の中でも、
        イエスを信じる人もあれば、信じない人があります。
      『平和』でなく、『分裂』が起こりました。


      律法には、
      『父母を敬うこと』 と、書かれています。
      それは、
      『この世の命』を与えてくれた父母を敬うように、とイエス様が命じるのと同じです。
      更に、
      イエス様は、私たちに、もっと大切な『永遠の命』を与えてくださるのです。
        そこで、私たちは、父母同様に、イエス様を愛するのです。


      そこで、
      ※キリストを信じる人にとって、対人関係は深くなります。
        この世における親戚の関係より、
       永遠のつながりとなるキリストとの関係は、より深くなるのです。


   私たちも、
   この世において、両親や親戚や友人たちと、
      喜びの対人関係を大切にしたいですね。
   そして、永遠に続く関係において、
      キリストに従っていく信仰生活を大切にしたいものです。
                  祈りましょう。
        

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ感染者が再び増加傾向にある昨今です。
三年間かけて学んできた『感染防止対策』を最大限活用して、
日々を大切にお過ごしください。一日一つの『楽しみ』を楽しみましょう。 お元気で!

四回目のコロナワクチン・・・接種 そして 『体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。』

2022-07-09 10:00:00 | 私のこと
7月9日。土曜日。晴れ。

今日は、
四回目のコロナワクチン接種でした。

   医院近くの公園・・・   
   

    一昨日に、神戸市より、『コロナワクチン接種案内』が届きました。
    昨日に、 接種コールセンタ―に電話して、『接種予約』をしました。
    今朝10時に、指定医院で、『四回目コロナワクチン接種』完了しました。         
             
         私は、4回、ファイザー社製ワクチン接種となりました。
         スムーズに接種できたことは、本当にありがたいことでした。
            

         今日は『禁酒』です。
         三日間ほど『運動』は控えてください。
               と、先生からの『注意事項』でした。
               私の『好き』が、当分の間お預けです。


    これで、コロナ対策万全!?
    今夏は、三年ぶりの海外旅行に行けるのかな?
    今夏は、三年分、近所あたりでも、羽ばたけるかな♡♡♡
    
    今日は、早速に、海外旅行計画を考えました。
      夢見るだけに終わるのかしら?
    でも、世界でも日本でも惨事の続く今の世の中、
      夢を持てるようになったことは、大事なことかもしれません。
                     感謝!感謝!


そして。

今日は7月9日。年間第十四土曜日。

『今日の入祭唱』

   『わたしの神よ、御旨を行うことをわたしは望み、
      あなたの教えを峰に刻みます。』
         詩編 40章9節

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『あなたがたはキリストの名のために非難されるなら、幸いです。
 栄光の霊、すなわち神の霊が、あなた方の上に留まっていてくださるからです。』
         ペトロの手紙Ⅰ 4章14節         アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。
    
    
     「弟子は師にまさるものではなく、
      僕は主人にまさるものではない。

    弟子は師のように、僕は主人のようになれば、
        それで十分である。

     家の主人がベルゼブルと言われるのなら、
    その家族の者はもっとひどく言われることだろう。

        人々を恐れてはならない。

     覆われているもので現されないものはなく、
   隠されているもので知られずに済むものはないからである。

      わたしが暗闇であなたがたに言うことを、
         明るみで言いなさい。
         耳打ちされたことを、
        屋根の上で言い広めなさい。

   体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
   むしろ、
     魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

     二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。
     だが、
     その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、
               地に落ちることはない。

     あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
           だから、恐れるな。

     あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。

     だから、
     だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、
     わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。
     しかし、
     人々の前でわたしを知らないと言う者は、
     わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。」』
          マタイによる福音書 10章24-33節


    今日のイエス様は、
    『僕(弟子たち)は、主人(イエス)に勝るものではない。』
     又、
    『弟子は迫害されるが、御父に守られているので、恐れることはない。』
       ・・・と、12人の弟子を派遣するにあたり、励ましました。


    弟子たちは、
    イエスの話を受け入れ、それぞれに実行するはずです。  
    しかし、弟子たちは、いつまでもイエスの弟子です。
    先生・イエスに似た者になろうとするのですが、
    そのためには、イエスからいつまでも学ぶ必要があるのです。

    イエス様は、
    弟子たちと共に、『新しい家・家族』を作られるのです。  
    しかし、その家長は、イエス様ご自身です。


      世の人たちは、
      イエスが、「悪霊の力を持って、悪魔を追い出している」  
            と、イエスを悪く言う人たちがいました。
      弟子たちも、イエス同様に、悪く言われることがあるでしょう。

      弟子たちは、
      そんな世間を恐れる必要はないのです。
       『体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。』
                  と、イエス様はおっしゃいました。
      迫害を受け、殺されることもあるでしょう。
        『弟子の肉体は滅びても、
         弟子たちがもたらした「福音」は残るのです。』
                  と、イエス様は励ましました。
    
   弟子たちは、
   『イエスの証人』として働くとき、
   神が必ず共にいて、守りました。
   神から大切にされていることを実感し、恐れませんでした。

   私たちも、
   神から大切にされていることを、信じて、感謝いたしましょう。
             祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
高齢者の『第四回ワクチン接種』が始まりました。感謝いたします。
猛暑の中でも、コロナ対策万全に、穏やかな日が送れますように。 お元気で!

聖書100週間・聖書通読会・・・『行いを伴わない信仰は死んだものです。』 そして 『最後まで耐え忍ぶ者は救われる。』

2022-07-08 05:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月8日。金曜日。快晴。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  
  
今朝、5時過ぎ。
ジョグ途中で、
Myラン師匠に出会いました。
「やぁ!ひさしぶり!」
 
「神戸マラソン一緒に走ろうね!
僕は、10月に四万十100㎞ウルトラマラソン。
その前にフルマラソン一本走るよ。」
「はい。私も頑張ります。」
師匠の『言葉』に元気をもらいました。

 
    今日、神戸では少し過ごしやすく、『夏日』止まりのようです。
                   ありがたいことです。

    今日の聖書通読会の仲間は、
    私のように『走る』人はいません。
    長年『絵』を描く人が三人。墨絵を長く続ける仲間もいます。
    『ピアノ』を教えながら、教会のオルガニストを長年続ける仲間もいます。
    『茶道』の先生もいます。

      日々・・・それぞれのすばらしい『得意技』を極めながら、
      金曜日・・・『聖書通読』のために集まるのです。

       
    今日も、素敵な仲間と、『聖書100週間・聖書通読会』です。
                  感謝でいっぱいです。


そして。

     今日の通読範囲は、『ヤコブの手紙』です。
      
   
       『ヤコブの手紙』の著者
         『聖ヤコブ』
      
      『イエスの兄弟・従兄・ヤコブ』

   イエス昇天後に、
   エルサレムで活動した弟子たちの教団である
   『エルサレム教会』の初代教会長を、
   紀元38年~石打ちの刑で殉教する紀元62年まで
        24年間勤めた。

 
       『ヤコブの手紙』は、
   15冊の本を書いて、『キリスト教の神髄』を教えた聖パウロ。
   と並行して、
   イエスの『山上の説教』マタイによる福音書五~七章 『キリスト教の精神』を具体化した
          『教訓書』※ です。


   ※『試練に出会うときは、あくまで忍耐しなさい。』1章2-4節
      そうすれば、完全で申し分なく、
      何一つ欠けたところのない人になります。

   ※『怒るのに遅いようにしなさい。』 1章19-20節
      人の怒りは神の義を実現しないからです。

   ※『人を分け隔てしてはなりません。』 2章1-10節
      人を分け隔てするなら、あなた方は罪を犯すことになる。
      律法全体を守ったとしても、一つの点で落ち度があるなら、
      すべての点について有罪となるのです。

   ※『行いによって、自分の信仰を見せましょう』 2章18-25節
      信仰がその行いと共に働き、
      信仰が行いによって、完成されるのです。
      行いを伴わない信仰は死んだものです。
      

       ※等々※
    『本当の信仰は、その人の生活全体を変化させるのです。』
       と、ヤコブは人々を励ましました。

      
     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2200年ほど前に書かれた『ヤコブの手紙』を、嬉しく有難く読みましょう。
     又、正しく読み取ることができるように、励ましあいましょう。
                      感謝!感謝!



そして。

今日は7月8日。年間第十四金曜日。

『今日の入祭唱』

   『新しい歌を主に向かって歌え。 全地よ、主に向かって歌え。
   国々に主の栄光を語り伝えよ、諸国の民にその驚くべき御業を。』
          詩編 96章1&3節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『真理の霊は、あなたがたに真理を悟らせる。
 わたしが話したことをすべて思い出させてくださる。』
      ヨハネによる福音書6章13-14節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。

     「わたしはあなたがたを遣わす。
    
   それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。
   だから、
    蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。

       人々を警戒しなさい。
     あなたがたは地方法院に引き渡され、
      会堂で鞭打たれるからである。

   また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、
     彼らや異邦人に証しをすることになる。

        引き渡されたときは、
     何をどう言おうかと心配してはならない。
     そのときには、言うべきことは教えられる。

      実は、話すのはあなたがたではなく、
   あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。

     兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、
       子は親に反抗して殺すだろう。
   また、
   わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。
   しかし、
       最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

   一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。

         はっきり言っておく。
    あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、
          人の子は来る。」』
         マタイによる福音書 10章16-23節

             
       今日のイエス様は、
     『派遣される宣教者は、憎まれ、迫害される』     
       と、派遣する弟子たちに伝えます。


    弟子たちは、
    イエス様に倣って、イエス様と同じように、
    なるべく多くの人たちに会うために、自ら出かけるのです。
                 イエス様に派遣されたのです。


      洗者ヨハネは、『神の国は近づいた』と言いました。
      弟子たちは、 『神の国は来た』と、
             『良い知らせ・福音』を伝えるのです。


   イエス様は、
   弟子たちを派遣するにあたり、
       弟子たちに、※『言葉』※ を贈りました。

   ※蛇のように賢くなりなさい!
   ※わたしのために総督や王の前に引き出されても、
     それは、彼らや異邦人に証しをすることになる。
     その時は、話すべきことを聖霊が教えてくれる。
       心配せずに、雄々しくあれ! 
   一つの町で迫害されたときは、あきらめずに、
       他の町へ逃げて行きなさい!
   ※結果は神に任せなさい。
       神は必ず共にいる!


   私たちも、
   お人に『イエスの業』:『愛の業』を行うのに、
   恐れることはないのです。
   神の助けを信じて、前に進みましょう。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ感染者が増える。悲しい惨事が国の内外で絶えることがない。英国首相辞任。等々。
それでも、一日に一つの感動を見つけてまいりましょう。 お元気で!