マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

No wine No life・・・『6月のお家ワイン』 そして 『イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。』

2022-07-06 05:00:00 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。
7月6日。水曜日。曇り。

今朝は、
昨日の台風4号が温帯低気圧に変わって
朝から雨がやみました。


  蒸し暑かった6月の日々に
  お家で飲んだ・・・   
              『6月のお家ワイン』
  
                   我が家のカクテルアワー・・・いつも『最後の晩餐』のイエス様と12人の弟子たちとご一緒です。

     チリ(3本) スペイン(1本) イタリア(4本) アルゼンチン(1本) 日本(2本)

          『No wine No life』の日々。
      6月は、日本酒2本と赤ワイン9本、11本でした。


         年を重ねた私たち夫婦
         自分の好みで・・・
        夫は焼酎のオンザロックのみ。 
                             & 私は迷いなしの赤ワイン(時々『純米吟醸』日本酒)のみです。
            互いが笑顔です♡♡

            夫婦それぞれの酒に合った、共通の『つまみ』を工夫するのが面白いのです。
        イワシの甘露煮。きんぴらごぼう。等々。
            互いが笑顔です♡♡


       毎夕5時から始まる『カクテル・アワー』
       
       涼風を感じながら・・・   庭で。


       早朝5時に『早朝ウォーキング』に飛び出して以来・・・
          毎日、最大限に、12時間働いた後
        夕方5時から始める『カクテルアワー』は
          『至福の時間』です。最高です。


 世間では云いますよね。
 『No work No eat』 
     働かざる者食うべからず

  今朝も・・・
  早朝5時。
  私は働きだしました。

            『No Liquor,No Life』
                         
            『酒なしの人生はなし』
                  
          息子夫婦からの🎁『Tシャツ』🎁
            着て飛び出しました🏃
        
       走りの後は、

       今日も、私も、最大限に、働きましょう。
         梅雨も明けたので、
       家の周りの垣根の下の壁面の『壁磨き』です。

       夕方5時から始まる『カクテルタイム』まで    
         寒さに弱く、暑さに強い私、
         家周りを磨き上げましょう!

                      いえいえ。
       気持ちだけは・・・『最大限』
       事実は・・・小さなことでも、『一つ』。
         ”今日はこれを成し遂げた一日!”、と満足感を持って、
         カクテル・アワーを楽しむようにしています。
                   感謝!感謝!


そして。

今日は7月6日。年間第十四水曜日。

『今日の入祭唱』

   『賛美せよ、主の僕らよ。
  主を賛美せよ、恵み深い主を。喜ばしい御名をほめ歌え。』
      詩編 135章1&3節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。』
      マルコによる福音書 1章15節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、
      イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、
     
     汚れた霊に対する権能をお授けになった。

        汚れた霊を追い出し、
    あらゆる病気や患いをいやすためであった。

      十二使徒の名は次のとおりである
   まずペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ
      ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ
      フィリポバルトロマイ
      トマスと徴税人のマタイ、
      ルファイの子ヤコブタダイ
      熱心党のシモン
   それにイエスを裏切ったイスカリオテのユダである。

     イエスはこの十二人を派遣するにあたり、
        次のように命じられた。

     「異邦人の道に行ってはならない。
    また、サマリア人の町に入ってはならない。
    むしろ、
    イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。

    行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。」』
          マタイによる福音書 10章1-7節


    今日のイエス様は、
    御自分の『権威』を、自分の選んだ十二人の弟子に、ゆだねます。
      イエス様は、弟子の共同体をつくるのです。
    

    イエス様は、
    いろいろの別の仕事をしていた12人を選ばれました。
    彼らは、考えも、気持ちも、大きく違っており、
    彼らを教育していくイエス様は、困難を感じたことでしょう。
    それでも、忍耐強く、彼らを教育しました。

    選ばれた12人の弟子たちは、
    イエス様がなさった『仕事』を続けるように、『使命』を受けたのです。
    『使命』を果たすにあたり・・・
     ※イエス様から、汚れた霊に対する『権能』を授けられました。
        弟子たちは、『権能』によって、
        悪霊を追い出し、病人を癒すことが出来るのです。
     更に
     ※当分の間は、異邦人の所には行かないように、と命じられました。
        弟子たちは、イエス様から呼ばれたばかりで、
        イエス様がもたらされた『福音』の内容の理解は不十分でした。
        そこで、今の段階では、異邦人に『福音』を伝えることは、
        今の弟子たちには難しいと、イエス様は考えたのでしょうか。


    私たちも、
    今も、キリスト様から忍耐強く指導を受け、教育していただているのです。
    キリスト様は、私たちが『イエス』を証しする者に教育してくださっているのです。
    そのイエス・キリスト様からの『呼びかけ』に
        応えることが出来るようになりたいですね。
              祈りましょう。

        
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の一日の働きの後の『至福の時間』は、♨『お風呂』♨でしょうか? 最高ですよね。
今日も一日、すこやかにお過ごしください。 お元気で!

台風4号の接近・・・『祈りの一日』  そして 『収穫は多いが、働き手が少ない。』

2022-07-05 05:00:02 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
7月5日。火曜日。雨。

今日、
台風4号
九州北部に上陸か?


    雨の中の・・・   『アジサイ』
 

      二日続きの雨模様。
      私の早朝ウォーキングも、二日続きのお休みです。

      台風4号が、
      どこにも大きな災害をもたらすことがありませんように!
      田植えの終わった頃の今、『恵みの雨』の範囲に留まってくれますように!
                         お祈りします。


 今日は『祈り』の一日にいたしましょう。


       『ウクライナとロシアの為の祈り』
 
    「父なる神様、
    世界に、そしてとくに今、
    ウクライナとロシアにあなたの望まれるまことの平和をお与えください。」
             教会の『祈り』より。


そして。
減少傾向にあったコロナ感染者が
再び増えてきたこの頃です。
新型コロナウイルス感染症の為にも祈ります。


      『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』

     「いつくしみ深い神よ、
     新型コロナウイルスの感染拡大によって、
     今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

     病に苦しむ人に必要な医療が施され、
     感染の終息に向けて取り組むすべての人、
     医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

     不安と混乱に直面しているすべての人に、
     支援の手が差し伸べられますように。

     希望の源である神よ、
     わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
     世界のすべての人と助け合って、
     この危機を乗り越えることができるようお導きください。」
         日本カトリック司教協議会『祈り』より


     大雨の降る一日。
     世界情勢を見ても、国内情勢を見ても、
       意見のぶつかりあいです。
      小さな私たち一人一人の力では、
      何もできないと悲観的になります。
     それでも、
      一人一人の願いが、世界を変えていきます。
      一人一人の祈りが、世界中を変えていくはずです。
                 感謝!感謝!


        
そして。

今日は7月5日。年間第十四火曜日。

『今日の入祭唱』

   『主は平和を宣言されます。
  御自分の民に、主の慈しみに生きる人々に、   
  彼らが愚かなふるまいに戻らないように。』
       詩編 85章9節

『今日のアレルヤ唱』
 
 アレルヤ、アレルヤ。
  『わたしは良い羊飼いである。
  わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。』
       ヨハネによる福音書 10章14節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、悪霊に取りつかれて口の利けない人が、
      イエスのところに連れられて来た。
                 

      悪霊が追い出されると、
     
     口の利けない人がものを言い始めたので、
     群衆は驚嘆し、
     「こんなことは、今までイスラエルで起こったためしがない」
                    と言った。

    しかし、
    ファリサイ派の人々は、
    
    「あの男は悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」 
                   と言った。

    イエスは、
      町や村を残らず回って、
      会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、
      ありとあらゆる病気や患いをいやされた。
      また、
      群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、
        打ちひしがれているのを見て、
           深く憐れまれた。

    そこで、
    弟子たちに言われた。
      「収穫は多いが、働き手が少ない。
       だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、
          収穫の主に願いなさい。」』
           マタイによる福音書 9章32-38節
        
     
   今日のイエス様は、
   口のきけない人を、その人から悪魔を追い出し、
   話せるようにしました。


   イエスの時代。
   律法学者たちは、
   神殿や会堂で教えたり、学校を作ったりして、
   どこか別の所で話しはしませんでした。
   それは、貧しい人たちが話を聞く機会に恵まれないことでもありました。
   一方、
   イエス様は、
   多くの学校にいけない人たちや、弱り果てて、
   『神の言葉』を聞くチャンスのない人たちを、憐れみ、
    町や村を回って・・・彼らに話をなさいました。
    御自分から、『神の言葉』を知らない人たちのもとへ、出向かれたのです。
   また、
    出向いた先の町や村で、
    困っている人、病人さんたちに出会うと、憐れみ、
    困っている人たちを助けました。病人さんたちを癒されました。


   弟子たちは、
   イエス様が、訪ねたくても訪ねきれない人々の所へ、
   『イエスの業』を行うために、派遣されたのです。
   それでも、
   弟子の人数が少なく、『主の恵み』を伝えきれませんでした。

   そこで、

       イエス様は、弟子たちに、お願いしました。
        『収穫は多いが、働き手が少ない。
      だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、
          収穫の主に願いなさい。』
           と、主に願い、主に祈るようにと。


   私たちも、
   神様に協力しないといけないのです。
   『神の御言葉』を伝え、困っている人に『手』を差し伸べるのです。
    苦しむ人たちと共に『祈る』のです。
        祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
台風もコロナ禍も、事前の対策を怠らずに、十分に用心いたしましょう。
皆様の今日一日が穏やかな一日でありますように、お祈り申し上げます。 お元気で!

息子の47歳誕生日・・・『I feel it's nice to be 50』 そして 『あなたがたの願う平和はその人にとどまる。』

2022-07-03 19:00:00 | 息子と息子家族
7月3日。日曜日。晴れ。

今日は、
息子の誕生日。

            『47歳 誕生日』
  
  息子の『47歳の誕生日』

  私たち・親二人で祝っています。
  息子本人は、自宅で家族と共に祝っていることでしょう。

  竹内まりやの♪♪『人生の扉』♪♪
  母の私から、息子へのプレゼントです。

         
          I say it's fun to be 20   
          You say it's great to be 30  
          And they say it's lovely to be 40 
          But I feel it's nice to be 50


        20歳になった時は全てが楽しかったわね。
        あなたは「素晴らしいのは30歳よ」と言うし、
        みんなは「自分を愛おしく思えるのは40歳よ」と言うけど、
        「でも私は 50歳になるのも素敵だと感じています!」


        君のデニムの青が あせてゆくほど 味わい増すように
        長い旅路の果てに 輝く何か』が 誰にでもあるさ


なるほどね。
デニムズボンは、
石にたたきつけて、色あせさせ、穴をあけたりして、
強制的に『価値あるデニム』を作ることもある。
しかし、
人生は、
一年毎に齢を重ね、長い年月の経験・苦労と喜び、を重ねることによって、
始めて、輝き、『価値ある人生』となる、ということでしょう。


           But I still believe it's worth living
      でも、私は「生きることは価値があること」だって信じているの。
                 作詞・作曲・日本語訳・いずれも竹内まりや

 
 息子の『47歳の誕生日』

 何よりも『私の息子』に生まれてくれたことに
 心より息子に感謝する私です。

 堅実で沈着な人柄。
 背が高く体格よく、どっしりとした風格。
 元気に育ってくれたことに
 心より神様に感謝する私です。


         40歳台の残りの三年間。50歳を迎える前の三年間。
         息子に思いっきり、
         価値ある経験を楽しんでほしいものです。
         その日々で
         落ち着きと、温かさと、朗らかさ、を持って、
           輝く何か』を目出して・・・
         価値ある人生を送ってほしいものです。


     毎年めぐってくる『誕生日』は、人生の見直しの『恵みの時』ですね。 
                      感謝!感謝!


そして。

今日は7月3日。年間第十四主日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、神殿にあってわたしたちは、あなたの慈しみを思い描く。
     神よ、賛美は御名と共に地の果てに及ぶ。』
          詩編 48章10-11節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。
   キリストの言葉があなたがたの内に宿るようにしなさい。』
      コロサイの信徒への手紙 3章15-16節     アレルヤ、アレルヤ。
  


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、主はほかに七十二人を任命し、
    御自分が行くつもりのすべての町や村に
      二人ずつ先に遣わされた。
   

   そして、彼らに言われた。
     「収穫は多いが、働き手が少ない。
   だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、
       収穫の主に願いなさい。

     行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。
    それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。

      財布も袋も履物も持って行くな。
      途中でだれにも挨拶をするな。

   どこかの家に入ったら、
   まず、『この家に平和があるように』 と言いなさい。

      平和の子がそこにいるなら、
     あなたがたの願う平和はその人にとどまる。
       もし、いなければ、
      その平和はあなたがたに戻ってくる。

  その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。
     働く者が報酬を受けるのは当然だからである。

       家から家へと渡り歩くな。
   どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、
       その町の病人をいやし、
    また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」』
        ルカによる福音書 10章1-9節

    
   今日のイエス様は、
   七十二人の弟子を宣教に派遣します。


   イエスの時代。
   信じる人、イエスの話を聞きたい人、が多くなりました。
   そこで、
   イエス様は、
   最初に、御自分が行くつもりだった地域に、 12人の弟子たちを派遣しました。
   そして、
   イエスは弟子たちに言うのです。
    収穫(求める人)は多いが、働き手(話す人)が少ない。
      だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、
       収穫の主に願いなさい。』と。

   更に、
   イエス様は、
   次に、他の72人を任命して、
     御自分が行くつもりだった地域に、派遣したのです。
   それは、
   宣教活動は反対されることも多く・・・
     狼の群れに小羊を送り込むようなものだったのです。


   弟子たちは、
   派遣されるにあたり・・・
   財布も袋も履物も持たず、途中でだれにも挨拶をせず、
   派遣地の誰かの家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲むのでした。
   派遣生活は・・・
   何も持たなくても、神から守られていることを実感し・・・
      深い『平和』を味わうことができました。
   そこで、
   人々に、『福音』を伝えるとともに、
      弟子たちが体験する『平和』を伝えることも出来ました。


   私たちキリスト者も、
   信仰の『喜び』、神からくる『平和』と『恵み』、を願いながら、
   お人に福音を伝える『使命』を果たせることが出来ますように。
                祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
竹内まりやの『歌』は続きます。
『I say it's sad to get weak You say it's hard to get older 
  歳を重ねて弱っていくのは悲しいことだって言えるのかもね。
 But I still believe it's worth living 
  それでも私は「生きることは価値があること」だって信じているの。』

 若い人たちの誕生日。そして 年を重ねた者の誕生日。
生涯の一つ一つの段階に、年齢特有の意義と使命を輝かせていきましょう。 お元気で!      

聖書100週間・聖書通読会・・・『わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、 信仰を守り抜きました。』 そして『『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』

2022-07-01 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
7月1日。金曜日。晴れ。酷暑日。

今日は、
金曜日
聖書100週間・聖書通読会です。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  
  
    全国的猛暑の今日、神戸では酷暑日です。
    酷暑の炎天下、集会所まで出かけることなく、
    冷房の家の中でクラスに参加できる『オンラインクラス』です。

    炎天下で働く多くの方々に
      私たちの恵まれた環境は申し訳ないことだと、 ”ごめんなさい” と。
    80歳の参加者もいる私たちは、”ありがとうございます” と。
          誠に有難いことと、
      『オンラインクラス』に感謝しました。


そして。

  今日の通読範囲は、『テモテへの手紙ⅠとⅡ & テトスへの手紙』です。
   
       今日の範囲は、
       使徒パウロの、生涯に書いた15冊のうち、
       最晩年に書いた、最後の『三つの手紙』です。
    

『三つの手紙』は、
 ※共同体ではなく、個人に宛てた手紙です。
 また、
 ※獄中のパウロが、自分の死後の教会共同体の将来に対して、配慮を示す内容である。
      ※『2点』※において、共通した内容であるのです。


        使徒パウロ
    
    『執筆中のパウロ』ヴァランタン・ド・ブーローニュ作。

  パウロは。
  西暦49年~58年の10年間。 3回の『伝道旅行』を行ったのち、
  西暦58年。エルサレムに戻り、エルサレムで危険人物として、捕縛された。
     それから二年間、カイザリアで獄中生活を送る。
  しかし、
  西暦60年。パウロはローマ市民であったため、
     パウロに刑罰を科すには正式の裁判手続きが必要であり、
     そのため、囚人としてローマに護送され、軟禁されました。


       パウロは、西暦51年~67年の間に、
     15冊の『書簡』や『手紙』を書き残しました。


  西暦67年頃。  ローマで獄中生活を送っていたパウロは、
           殉教してこの世を去る前に、
           死期を悟ったのでしょうか?
        愛する弟子テモテ『遺言』を書き残しました。

   『わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、
          信仰を守り抜きました。
       今や、義の栄冠を受けるばかりです。
     しかし、わたしだけでなく、
     主が来られるのをひたすら待ち望む人には、
       だれにでも授けてくださいます。テモテへの手紙Ⅱ4章6~7節

       と、愛する弟子テモトへ『テモトへの手紙・遺言』
         『神の心』を書き送りました。
       

    パウロは、
    生涯最後の三冊:『テモテへの手紙Ⅰ&Ⅱ と テトスへの手紙』を書き、
    この世を去る前に、
    教会共同体の存続を考え、その運営と組織についての具体的な指導、
         を、二人の愛する弟子に書き送ったのです。


  西暦67年。 ローマで、斬首により殉教、没しました。
     

      パウロは、
      すべての書簡の最後の最後に、
      愛する弟子テトスにも『遺言』を書き残しました。

    「神の救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、
      新たに造り変える洗いを通して実現したのです。
      わたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、
      希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。」
         この「言葉」は真実です。
      あなたがこれらのことを力強く主張するように、
         わたしは望みます。』 テトスへの手紙 3章4-8節
     又、
      『神に呼ばれた人を助け、
       彼らを信心に一致する真理の認識に導きなさい。』
              テトスへの手紙 1章1節

      
     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     2000年ほど前に書かれた『パウロの手紙』を、嬉しく有難く読みました。
     又、正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
                      感謝!感謝!



そして。

今日は7月1日。年間第十二金曜日。

『今日の入祭唱』

   『主に従う人の救いは主のもとからくる。
  災いが降りかかるとき、砦となってくださる方のもとから。』
       詩編 37章39節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
      休ませてあげよう。』
       マタイによる福音書 11章28節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは通りがかりに、
    マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、
    
    『聖マタイの召命』 ミケランジェロ・カラヴァッジョ 作

     「わたしに従いなさい」と言われた。

      彼は立ち上がってイエスに従った。

  イエスがその家で食事をしておられたときのことである。
      徴税人や罪人も大勢やって来て、
      イエスや弟子たちと同席していた。

     

   ファリサイ派の人々はこれを見て、
   弟子たちに、
   「なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」
                       と言った。

   イエスはこれを聞いて言われた。
   「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。

   『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』
     とはどういう意味か、行って学びなさい。

    わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、
       罪人を招くためである。」』
        マタイによる福音書 9章9-13節


    今日のイエス様は、
    『わたしは、罪を赦し救うために、この世に来た』
               と、宣言されました。


    徴税人のマタイは、
    イエス様から呼ばれる資格がないように思っていたでしょうが、
    イエス様から呼ばれ、更に、『使命』が与えられたのです。


       イエス様の招きは、
       誰にも価値があるとお考えになり、
       差別なく、誰をも招かれるのです。


    イエス様は、
    世間から罪人と考えられていた『徴税人』・マタイを召し出し、
    友情の印として、マタイの家で『食事』を共になさるのです。


       人は、人に受け入れられる時、
       『悔い改め』ができるようになるものです。


   ファリサイ派の人々は、
   自分たちの考えに固執し、
   自分は正しい者・罪がない者、一方、徴税人は罪人、と考え、
   悔い改めもなく、赦しを求めることもないのです。


       イエス様は、
       正しい人を招くためではなく、
       罪人を招くためである。』と言われました。
        ※自分の罪を認める人に、イエス様は『赦し』を与えるのです。
        ※自分の罪を認めず、イエスから『赦しと救い』を求めない人には
            イエス様は何もできません。


   私たち・キリスト者も、
   その資格もないのに、キリスト様から呼ばれ、
   イエス様の慈悲によって、『赦し』を受けました。
   私たちが積極的に、互いを許しあうなら、
       『キリストの業』を続ける弟子の一人となれるのです。
   心から神に感謝をささげ・・・
   人を大切にし、特に弱い人に対して『慈悲』が示せるようになりましょう。
             祈りましょう。

   
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日本全国、酷暑が続く今週です。
できるだけ外出を避け、この週末を元気に乗り越えましょう。 お元気で!