あれは、先週の土曜日。ラグビー新人戦 負け戦でのこと。
子供たちに元気がない。おかしい。それに比べやたら元気のいいおっかさん軍団。
ちょっと脱線するが・・・・セコンド応援団が来てくれたのだが・・・あちらは二人。こちらは7人ちょっと。あまりの子供たちの元気のなさに驚き、母親たちは一気に団結してしまった。応援団より大きな声で、まとまって、いけいけセコンドの応援を開始。うち一人を急遽応援団長に全員一致で承認。(セコンドの応援団長は投票で決まる) いまだ見たことがないような、一糸乱れない母親応援を繰り広げてきた。次回には、新聞社が取材に来るのではないだろうか・・・ちなみに、応援団長は私ではないからね。
余談だが・・・試合に集中していたはずの息子が。。。おかあさん、あれは○○高校のぱくりだよ。と応援に対して注文をつけてきた。あら、聞いていたのね・・・。
そうそう、元気のないセコンド。その夜から、新型インフルエンザ患者が発生。少し熱があり、足を痛めていた息子は、その子と一緒に別の自動車で帰ってきたから、これは間違いなく感染したと、ちょっと緊張が走った。
翌日の熱は7度6分。食欲があって、ぐったりもしていない。迷ったが救急病院にいって事情を説明する。熱が高くないので、ドクターも迷われたが一応検査していただいた。ピンポーン。A型インフルエンザです。
そこで、私の知識のなさがでた。A型インフルエンザって何? インフルエンザの種類は、新型が季節性の~しか、知らない。A型って何ですか?と質問。
今は季節性のインフルエンザが流行ってはいないから、新型と考えていいと思います。そうですか。そういう風に考えるんですね、全く知りませんでした。
十代の患者なのでタミフルではなくリレンザを処方します。
はい、よろしくお願いします。ところがこの薬やたら飲むのが難しそうだ。今は錠剤とかカプセルではなく、吸引器を使って、吸引するのだそうで・・・・・薬局で時間を取って、使い方を教えてもらった。
息子は熱があっても、食欲があり、消化のよいものをバクバク食べている。氷枕でにこにこと高熱を乗り切った。解熱剤は使うこともなく、翌日には平熱に戻っていた。日頃から彼の食事面には気をつけている(冷凍食品は全く使わず手作りする)ので、我が息子ながらその免疫力の高さに、まさに、私は、自分で自分を褒めたい と思った。(私の食生活はだめだけど・・・)
新型インフルエンザにかかりました、と複数に連絡する。学校、ラグビー部、私の職場(学校だから)。すると、その日から次々とラグビー部の生徒、また息子と同じクラスの生徒が感染したとの情報が入る。クラスは学級閉鎖。ラグビー部は リレンザ飲んでリベンジ!!と、リレンザ仲間と呼び合い、励ましあう・・・ラグビー部の母親たちは、どこまでも明るい・・・・ははは。
思わぬ余波が起きた。夫が会社から帰ってきた。一週間出社停止。うっ・・・思わぬ大波だ。
その日から親子三人で、新型インフルエンザ特別休暇に突入。これが一番こたえた。ありえない休暇だと思ったが、こうすることが流行を止める責任ある行動と確信している。
あ~終わってよかった。そして、誰にも移りませんでした。