猿じゃないんだから、言葉にして伝える努力しようよ
私が大学生の時から、自分の親友に言ってきた言葉だ。どちらかというと寡黙な友達に、自己主張してくれないと、コミュニケーションもはかれないと伝えたかった。
今朝も、4時に起きて、息子のお弁当を作りながら、例のごとくNHKラジオを聴いている。
霊長類から学んだこと 霊長類学者 河合雅雄 を興味深く聞いた。
動物と人間の違いについて・・・・動物は自殺しない ドキッとした。
そうだよ、自殺するのは人間だけだ。高度な、どこまでも高度さを求める文明が持つ負の側面の最たるものが、自殺かもしれない。
存在そのものを否定するのだから、それも自ら・・・そこにあっては文明は全く意味をなさない。
意思をもって行動していたはずが、いつのまにか自分の意思ではない何かに動かされているという感覚が確かにある。もちろん社会の規範を犯すことはできないにしても、個人の裁量でいいはずのところまでもが、左右されてしまう人間社会の圧力がなくはないなあと、思うことしきり。
高度に、進んだ文明がどんどん追求される一方で、それに逆流するように時代を回顧するような流れもある。
銀シャリよりも雑穀米の値段が高かったり、刈り取られた田んぼの風景が昔私が見ていたものに戻っていたりする。
個としていかにあるか、しっかりしていないと、ふわふわといつの間にか流されていきそうだ。濁流をおこすマスコミにも注意しなくてはならないなあ・・
などど、考えている朝。さて、今日も いい日でありますように。