どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

自己主張は受け入れられる?

2008-01-14 02:12:47 | シュワッチ

息子が転入学試験の準備のために先行して帰国する。

9月から始まる米国では、今の時期に、一学期が終了した。二学期制なので3月に日本で試験を受ける息子にとっては、残りの期間ここで勉強しても、単位はもらえない。編入試験は、海外からの帰国という特別枠のものではないので、日本語での数学、国語の勉強が必要だ。もちろん、英語の準備だっている。日本の英語と、英語圏の英語は違っている。

また、帰国子女が受けられる大学の範囲も年々狭く、厳しくもなっており、息子は今から、大学入学に向けて準備をすることになる。6年弱、すべての教科を英語で勉強していたから、相当道は困難であろうと想像できる。おまけに彼のように、理科系を希望する、学生にとっては相当のハンディになる。つまり、こと入学試験においての話である。彼の人生がハンディを負ったということではないし、英語圏で勉強をしたことが決してマイナスではないと信じてはいる。

学力、行ける高校探しも頭の痛い問題だが、もっと痛いのは、心配するのは、彼の性格、自己主張をどう受け止めてもらえるかということ。

面白いもので、英語は自己主張の言語であるような気がする。言いたいことから順番に並べる言語であり、主語はかならず必要だから、その辺の曖昧さもない。

尊敬語はないし、謙譲語もない。 第二者は YOU だけだし、自分は I でしかない。第三者は、あの方だの、御方だのなく、男なら HE 女なら SHE。目上だろうが、赤ちゃんだろうが例外はない。単純明快だ。

語順を言いたいことから順番に並べるということが、どんなに難しいか・・・。ことさら、話を曖昧にしたり、とぼけてみたり、自分の選択ではなく、どっちかというと、あなたの選択にしたがってみようかなあ・・・・などど、どうやって表現していいのかわからない。ky 空気を読んでる暇もないのよ、実際問題として。頭の中にある日本語と語順を逆さまにして話すということだから・・・。

子供たちは、英語の会話に慣れるのが早い分、すんなりと言いたいことを主張するようになった。これを英語から、日本語に切り替えると、単刀直入ということになる。

実際にドキッとしたり、むかっとしたりすることが親でもあるから、よそ様、学校の先生などからの反発もあるかもしれない。多分必至だろうと、想像する。

特に英語の先生との付き合い方が難しそうだ。

ものには言い方がある。。。と、日本では言われる。確かに言い方一つで、相手を不快にさせることもあるし、傷つけてしまうこともある。逆に、この人と話すと、すんなり自分で自分の非を認められるという、やさしくて、人の心の中を引き出すような話し方をする人もある。後者であってほしい、後者でありたいと思うものの。。。単刀直入に自己主張したのでは、それは日本では望めないだろうと、暗澹たる気持ちにもなる。

6月まで、5ヵ月弱の期間を息子だけを、その環境の中に、先に戻してしまうことに不安を覚える。それでも、他の息子の高校卒業のためには、ここで生活を続けていく必要がある。アンバランスな精神状況が続いてしまうなあ・・・・。

ところで、語順の話でいけば、韓国語は日本語と同じ。なんだか、ほっとする。

 

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得した気分から、損した気分へ

2008-01-12 05:46:43 | がっちんこん

最近ブログの更新がないのは・・・・ドラマにはまっていました。平均睡眠時間2時間弱・・・。

試験の時は眠いのにねえ。自分でも好きと嫌いがはっきりしていて、笑ってしまう。

ところで、帰り支度をしながら。。。。あれこれと考える。

こちらに来たときは、マックのソフトドリンクの紙コップの大きさに驚いた。スーパーで買う牛乳などは、ガロンで売っているから、日本の三倍強の大きさになる。アメリカはとにかく何でも大きいのだ。これは単位が違うことにある。

リットルではなくガロン。ガソリンもガロン売り。

身長は、メートル、センチではなく フィートにインチ 聞かれても自分の身長を答えられない。体重は キログラムではなく、パウンド。

カナダ、ヨーロッパは日本と同じと聞いている。なんで、アメリカだけ・・・なのだろう。

距離はマイル。今日はどれくらい走ったの?と聞かれると、考え込んでしまうのはこのため。

人間の目の慣れる速度は恐ろしく速く、今では大きいことがあたりまえの生活をしている。カナダに旅行した際は、カナダという国がけち臭く思えたりした。え?こんな小さいカップ使ってるの?

レストランのサラダのサイズも相当違う。最初は馬が食べる?と、その大きさに驚嘆したが、いまや、日本でサラダを頼むと損するような気がしている。

ケーキも日本の3倍から4倍はある。それが普通サイズだと思うようになったとき、体重は4キロ増量し、コレステロールは230を超える勢いを見せている。

基本のサイズをどこに置くかというのは結構シビアーな問題だと感じる。

得した気分ですごした6年後だから、日本へ帰ったらやたらと損をしたような気分になることだろう。でも、私のメタポ進行をとめる方法はそこにしかないのかもしれない。

損して得をとるってことになるのかな????

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意識再改革の必要性

2008-01-07 02:12:08 | おろおろおろろ

大げさな標題になってしまったが・・・。ちょっと日本文化圏に帰国するにあたっては、相当の意識の再改革が必要になるだろうと。。。頭が痛い。

やすきに甘んじることは、簡単だ。 (やすき とは、易き だと思うのだが、変換が出てこない・・・。変換が出てこないと、あれ?間違ってる?と思ってしまう。  余談)

はっきりいって、この国で暮らしていると、女性の家事労働は日本での半分以下ではないだろうか。そこで、勢い太ってしまうのではないか・・・。

私は、こちらに来て、4キロ太った。走ったり、エアロビクス、テニス、様々に有酸素運動をしているが、一向に減らない。太る、やせるは基本的には、カロリーの収支のバランスだから、摂取過多、もしくは、消費減少ということだ。私の場合は双方で、プラスに働いている。

日本では朝から忙しい。洗濯物を干す、玄関を掃く、分刻みで細かく動いていた感がある。こちらでは洗濯物は干してはいけないし、玄関から出入りはせず、ガレージから出入りする。ガレージはシャッターをしめてしまうと、外からは見えないので、中が美しかろうが汚かろうがあまり気にならない。

日本では玄関の美しさは、結構重要視される。隣人の視線は玄関、庭先、ベランダ、服装いたるところに払われているように感じていた。

ここでは、隣人を知っていたとしても、深いお付き合いはないし、井戸端で話している人々もいないから、周りからの目を気にすることはない。周りを気にしないでいいから、自分が気になるところだけを、気に入るように掃除したり、きれいにたりするようになる。

実はこれが相当の家事手抜きとなる。

日本食にあまりにもこだわることはないが、美味しいものは、ここいはない。作る以外にはね・・・。そこで、家事の大半は美味しいもの作りに割くことになる。ここに来て作り始めたものはたくさんある。パンも作るようになったし、イタリアンも食材が手に入りやすいので作るようになった。チーズの種類の多さに最初は戸惑ったが、今では様々に使い分けられるようにもなった。結果、濃厚な食事をすることになり、メタポ進行に歯止めがかけられないでいる。

はたまた、着るもののサイズもこちらでは、とんでもなく大きいから、つい自分が小さいと大きな勘違いをしてしまう。きっと日本に帰ったら、Huge に分類されるのではないかと心配になる。

しかし、一方で日本での生活が女性にとって結構プレッシャーを強いるものであるとも、感じる。アメリカ人女性のようであってもいいのではないか、少しくらい・・・。ちょっと、抽象的で具体性に全く欠ける表現ではあるが・・・。

さて、今は、ちょっとどうしていいかわからなくて右往左往している。

しかし、時間は止まってはくれないから、体重を元に戻しながら、意識の再改革の準備をしなくてはならないだろう。

しかし、6年間で言語以外、容易であるところに関しては、見事に順応しているから、人間の進化、退化とは恐ろしく、すごいものであると、実感する。

 

 

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どんでんがえった

2008-01-05 03:24:58 | 現実とは・・・理解できないこと

こんなこともあるのね・・・でも、なんだかそんな予感もしていたりした。マラソンでも早くから独走態勢に入ると、ゴール前で追いつかれたりするもんね。失速することもある。 

私の 座右の銘 巧妙の木登り だよ、まったく。

話はアメリカ大統領選挙の予備選。デモクラッツの大本命ヒラリーさんが三位だって・・・。相手にもならないはずだった、エドワードさんにまで、負けてしまうとは。ただ、話は、アイオワ州での話だけど。。

Discrimination という言葉がある。差別。この国では、差別問題を堂々と論じる。まっさきにあがるのは黒人問題。そして、マイノリティー、少数民族問題。貧富の差といろいろあるけど、女性も差別されている対象として登場する。

自由の国、機会均等の国で。。。。と、思うけど、女性だから差別されるということがある。

今回のデモクラッツの候補は、有力者二人がどちらも、その差別されている側にある立場の人ということになる。どちらに先に門戸が開かれるのだろう・・と、傍観してるわけだけど、黒人という立場は相当に激しいハンディを負っているとしか考えられない。私の頭でだけど・・・。本当に、このアングロサクソン主導国家が黒人を大統領に選ぶだろうか・・・・・まだ、女性の方がありえる話だと思っていた。

最近の物価の値上がりはあまりに激しい。食品でも相当に値上がりしている。州によって税制度は違うが、ミシガン州は物品税は6%だし、関税が高いのか、外国製品はお高いし、相当に重税感がある。それに加えて、物価がもろに値上がりしているから、本当に大変な事態が起こりそうだという、予感はある。

今年ミシガンは雪が多く、気温も低い。ガソリン代が値上がりしているから、暖房の燃料費も相当の負担増になるはずだ。

無策の大統領ブッシュさんには誰もが期待していない。デモクラッツの出番だと思っている人も相当数いるはずだが、もし候補者がオバマさんになったばあい、リパブリカン、共和党が有利になるのではないか・・と思ったりする。

しかし、ありえないと思っていても、よの中何があるかわからない・・・。

なにがあるかわからない、ドジをまたひとつ。

大学のテキストはどこでも高い。ここでも同じ。自分の分も、息子の分も相当に高い。そこで、買う際はUSED を狙って早めに購入する。今日は、それでも 古本で133ドルした。15000円弱ということになる。

そこで、他方、自分の持っているテキストを大学で買ってもらうという作業もする。学期末、期間限定で受け付けてくれる。私は、高かった 教育学 のテキストを売ろうとした。金額は5ドル。

え? うそでしょう?と思ったけどほんとだって。仕方なく、迷ったが売ってしまった。

ところが今期の教育学 もう一段ランクがあがった授業を取ることになっているが。なんと、そのテキストが売ってしまったテキストだって・・・・。

なんで~返してくれ~売った値段で~  

また、買うことになったらどうしよう。ありえない。

もう、ため息が出る。

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裁判所にお手紙を書いた

2008-01-04 06:13:26 | かたまった

年末いろいろあったことのひとつに、裁判所にお手紙を書くということがあった。もう忘れてしまいたいことだが・・・。

試験の前日に実は、試験勉強そっちのけで、裁判所に手紙を書いていた。

事の発端は、スピード違反。息子がテニスに遅れないようにと、スピードを出してしまった。家から500Mくらいのところで、七色のネオンを点滅させて、パトカーが近づいてきた。しまったと思ったがもう遅かった。もう一つしまったことに、自動車保険の加入証のコピーを入れ忘れていた。両方のチケットを切られてしまった・

こちらのシステムではチケットの番号を元に、裁判所に電話をかけて、罰金の金額を確認し、パーソナルチェックかカードの情報を記入して、チケットを送り返すことになっている。つまり、ここからは警察ではなく、裁判所の管轄になる。ディストリクト コートだから、日本でいうところの地方裁判所だろうか。

金額を確認し早々にお金を払う。やってしまったことはしょうがない。誠意を示すためにも罰金は遅滞することなく早めに払うことにしている。

110ドル払ってしばらくすると、保険のコピーを持っていなかった分150ドル、足りないと手紙が届く。全部で260ドル。ちょっと三万円弱になる。あまりに高いなと思う。たかが保険のコピーを持っていなかっただけで、保険に入っていないのではない。

ところが、私は、詳細を読まずに、面倒だからとお金を払ってしまった。期限を相当過ぎている感じがしていたから、それも恐ろしかった。

その後、2ヶ月位して、今度は州政府から200ドルを払うようにと手紙が来た。

え?また、払うの? 電話をして、内容を確認しようにも、州の電話がつながらない。どうも赤字で人員を大幅に削減したのだという。これほど、電話が通じないと確認のしようがない。ウェブサイトで内容を確認しろと書いてあるから、見てみると、どうも、保険に入っていない措置を受けているのでは・・・と、不安になる。

仕方ないので、この町の州のポリスに電話をして聞いてみた。

私は、自動車の保険に加入しているが、そのコピーを持っていなかったことを証明するために、保険の加入証をもって、裁判所に行く必要があったらしい

しまった・・・・。明日が試験だが仕方ないと、裁判所に出かける。

そこで、思いがけない事態となっていたことに気づいた。罰金を払った行為が、罪を認めたことになっている。私は自動車保険に加入していない罪で、二年間州政府に200ドルずつ払わなくてはならないらしい。頭の電卓がぴピット反応する。え?自動車保険に入っているのに、罰金で550ドルも払わなくてはならないの?

この国の自動車保険は高い。その自動車保険の金額と罰金を合算して、気が遠くなるようなショックを受けた。泣きそうになる。

もっと追い討ちをかけてきたのが、遅すぎる・・・という、裁判所にカウンターの女性の言葉。どうしようもないという・・・。

え?言葉のハンディがあるって見れば分かるでしょう?警察官は何のアドバイスもくれなかったし、あんまりひどいんじゃない?と、食い下がる。

結局、もう受付レベルではどうしようもないので、裁判所にお手紙を書きなさいとアドバイスされた。そうして、私はあて先人もわからないまま、裁判所あてに手紙を書くことになった。

一ヶ月ほどして、裁判所から、却下の手紙をもらったと思って、電話してみると、意外に、罰金の一部を返却してくれること、また州政府への連絡をしてくれることを告げられる。こころからお礼を言った・

しかし、やはり分からないことがあったら、きちんと電話をして聞くべきと痛感した。どうも、しなくてもいい経験ばかりしているのも、私の落ち着かない性格のためと・・・・反省する。今年は、こういうことのない、穏やかな年にしたいと思ってやまない。

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バーゲンセール

2008-01-03 00:56:56 | 徒然に

日本では今頃は、新春初売りバーゲンというところだろうか・

こちらでは、クリスマスが終わると、バーゲンセールが始まる。今年は息子を大学に迎えに行く途中で、どでかいアウトレットモールによってきた。クリスマス前に購入した商品を返品するためだった。つまり、クリスマス前には、クリスマスプレゼントを自分と息子たちに買うために、出かけていった。

こちらの返品はまことに大らかで、大して理由もなく容易に返品可能だ。例えば、ちょっと着てみたけどサイズが合わない、気に入らないでもOK。理由を聞かれることはあまりない。インターネットの返品だと、理由は一応明記しなくてはならない。

クリスマス明けのアウトレットモールは大バーゲンセール中だったが、レジに並んでいる人の大半は、返品目的の人たちだった。

もっと驚くにのは、プレゼントにレシートを付けてあげることかな。確かに、渡した相手が気に入らないかもしれないし、サイズが合わないかもしれない。プレゼントを渡すという行為が大切で、その後その商品に関しては、好きでなければ、返品してもらってもいいし、他の商品を変えてもらってもいいよ・・・という、気配りかもしれない。

値段を教えるようなものだから、ちょっと日本人には馴染めない習慣かもしれない。

私は、自分で買ったものを自分で返品した。サイズが合わなくなってしまって・・・・。メタポ症状が出てきている。やばい・・・。

返品事情の違いは頭に入れておかないと、帰国後とんだ常識なし人間となってしまいそうだ・・・日本ではね。

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明けました。

2008-01-02 04:43:21 | なっとくる

新年が始まった。。。という感じはあまりないのだが。とにかくよかった。

というのは、最後の最後まで、2007年はいろいろなトラブルに見舞われた年だったから。大晦日は、台所の配水管が外れていて、大量に水が漏れていた。やっと、修理したら、今度は、トイレに水が上がってこない。どうしてか、皆目見当もつかない。どうなってるの?兆候すらなく、いきなりトイレだけが断水状態。

いつもすぐに来てくれる、警察官のオーナーもさすがに、留守だった。もうなんとでも、してくださいという感じだった。おせち料理はなんとか作ったが非常に疲れた。そんな最中に、もう新年を迎えた日本からは、おめでとう・・・と電話がかかっているし。

まさか、こっちはそれどころではない!!とも言えないし・・・疲れきった2007年だった。

さて、新しい年だ、もう引きずりたくないない。

新年らしく、心のなかでこっそり、目標を打ち立てる。といっても、毎年新たな気持ちで、同じ目標を持ち続けているのだが・・・。

あと、六ヶ月で帰国。帰ってからのことをあれこれ考えると、新たな不安もたくさんある。自分では変わっていないつもりでも、きっと私はヤンキーおばさんにパワーアップしているはずだ。

激動の年になるだろうけど、実りのある年にしたいと思う。

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