どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

経験・・・は、やはりすばらしい。

2009-08-26 04:05:24 | おっとこどっこい

次男の部屋にポツリとテニスラケットが置いてあった。

彼の親友は、ミシガン州の高校生テニスNO1、ミスターテニスだったから、二人でテニスをやっていた。もちろん、サッカーだけしかしてこなかった息子にテニスができるはずもなく、もっぱらミスターテニスが教えてくれていた。コーチがいいのだろう・・息子もそこそこにはテニスを打てるようになっていた。私よりは数段上手なことだけは間違いない。

三男もテニスをしていた。悲しいかな、親というものは、息子がいいラケットさえ持てば、なんとか先天的なマイナスの課題を克服できると考えている。つまり、息子の運動神経は私に似てしまったから、その罪滅ぼしに、結構高価なラケットを買い与えていた。

しかし、今、彼らはテニスをしていないから、それが全部私のラケットになっている。、実は私は自分のラケットを買ったことがない。

高価なラケットは捨てられないし・・私は自分にあったラケットを買うより、ラケットに自分を合わせようとしている。高校生の男の子が使っていたラケットが、女性の私に向くわけはない。(だろうと、本当は思っている)

昔、高校生の頃、仲のよかった男の子に、洋服は自分のサイズに合わせて買うのであって、洋服に合わせて自分のサイズを変えるものではない・・と、諭されたあれと全く同じことかな。。。。

高校の頃は乙女心   今は、もったいない精神 と、バックグラウンドは違うけれど・・・。もったいない は、実はすごい潜在力を秘めている。

さて、三男のラケットから次男のラケットに変えてみると、これは驚いたことに、ストリングスのテンションが全く違う。えらく強く張ってある。とにかく全く感じが違う。

何か、腕の力はより必要だけど、ボールは確実に強く打ち返せている。バックのストロークはもちろん私の場合、両手で打つのだが、片手で当てても、ラケットが簡単に打ち返してくれといった感じがする。

きちんと理論だてては分からないが、経験したことのない、違いを感じる。そこで、私は始めて、ストリングスのテンションがいかに、大切かということを感じた。今まで関心を払ったこともなかったことだ。

本当に、経験するということは、さっと今まで持っているものを変えてしまう力がある。

百聞は一見にしかず ってほんまだなあと、夏の終わりの日差しの中で感じた。

そして、私の右腕は確実により太く強くなっていくのだろうという、予感も否定できないだろうなあ・・・・・・どうしよう・・・。

 

コメント
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