最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

藤の花のトンネル

2013-05-06 | Weblog
GWの最終日は、朝からリビングを夏バージョンに模様替え。
やっとすっきり片付きました。

晴天に恵まれた昨日は、北九州市八幡東区にある河内藤園へ。
今年も、見事な藤の花のトンネルができていました。


80メートルある藤のトンネルは、花の匂いに満たされて、くらくらしそうなほど。


大藤棚には、何本もの藤の大木が。
一本の木から、こんなに広がるのですね。まさに紫のカーテンです。




今年のドームは、なんだか帽子のよう。中に入ると、ひんやりします。


こぼれんばかりに咲いていた八重の藤棚。


アップにしてみました。


川のせせらぎを聞きながら、新緑と藤の花が楽しめます。


オオデマリ。毎年、藤の花の側で白さを際立たせています。


紫陽花に似ていますが、こちらは、雨ではなく青空が似合うかも。


部屋の模様替えも終わって気分も一新、今日からは小説モードです。
送っていただいた、新津きよみさんの新刊、『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)を読み返しました。
それぞれ、違う味つけとスパイスで楽しめる、贅沢な短編集です。
最後の「怖い食卓」は、ほとんど実話だとか。食いしん坊なので、私も、その食卓に加わりたかったです。


こちらは、『まんが このミステリーが面白い!』。
表紙に、『桜、ふたたびの加奈子』の写真が……。「新津きよみ一挙収録」の文字も。
短編、「時を止めた女」と「指の共犯者」が漫画化されていましたが、
どちらも既読だったのに、ぞくぞくしながら、新鮮に読むことができました。


見開きの次のページに、映画『桜、ふたたびの加奈子』の公開記念プレゼント情報がありましたが、
新津さんのおすすめ本として、私の短編集もあったので、びっくり。


映画 『桜、ふたたびの加奈子』を観た友人たちが感想を伝えてくれていますが、
「驚きと共に、ぐっときた」とか、「最初は私には重すぎるかなと思ったけど、後半、感情移入して、涙なしでは観られなかった」とか、「母というものは、強く、しかし弱い。そして切なく、業が深い生き物ですね。ラストは涙が溢れて溢れて……。ラストは、えっ?と改めて、ミステリーだった事を思い出しました。犬も含めて感情移入半端ない映画でした」とか、「これはグリーフケアの物語だと思う」など、しっかり受け止めてくれたようで、おすすめした甲斐がありました。
福岡での上映は終わりましたが、新たに上映が始まる所も多いようです。ぜひ、映画館に足を運んでみてください。



既刊本等はサイドバーにまとめています。
勝手ながら、コメント、トラックバック機能はOFFにしておりますので、
ご意見などは、下記のメールアドレスまでお願いします。
hiromi20050115@yahoo.co.jp