新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

英単語で遊べば

2014-09-06 16:02:20 | コラム
"st" で始まる言葉:

一昨日に "strict" と "stringent" を採り上げたばかりだったが、英語にはこの "st" から始まる言葉が多いのだ。例えば "str" までだけを一寸考えても、

"straight", "strange", "strap", "strategy", "straw", "streak", ("streaker"), "stream", "street", "stress", "stretch", "strike", "string", strong", "structure", "struggle" という具合で、「出るは出るは」なのである。勿論、これら以外にも沢山ある。

さらに "st" だけにしても "star", "stamina", "steam", "step", "stocking" だとか"stop" 等が直ぐに思い浮かんでくる。私は何故こういう言葉が多いのかなどは不勉強にして知らないが、所謂易しい言葉が多いのも何となく興味が湧く現象だ。この辺りの語源については、上西俊雄さんにご高見を伺いたい思いがある。

因みに、"str" で始まる言葉のそれぞれの意味は、左から順に「真直な」、「妙な」、「皮紐」、「軍学、戦略」、「(麦)藁」、「筋」、「流れ」、「圧力」、「伸長」、「打つこと」、「糸、紐」、「強い」、「強い」、「構造(物)」、「もがく(こと)」となっている。以上は括弧内を除いて「表音小英和」(三省堂刊)から引用した。

偶には英語に関してこういう遊びめいたことも良いかと思って採り上げた次第だ。

広がるデング熱感染の範囲

2014-09-06 08:18:38 | コラム
水溜まりや池を何故処理しなかったのかな:

私は子供の頃の経験から去る2日にこう書いていた。しかし、今でも新宿応援では茂みばかりに薬を散布している。

>引用開始

何故今頃噴水の池の水を抜くのかな:

ヤブ蚊の害があれほど騒がれるのは驚きだが、代々木公園での東京都の対策に不可思議な点があると思ってテレビのニュースを見ていた。

それは、専ら植え込みに消毒薬か何かを散布していても、画面に入ってくる池(なのだろうが)を放置しているのが疑問だった。その昔、と言っても70年にもなるが、当時住んでいた藤沢市鵠沼では一寸した池というか大きな水溜まりにはボーフラが湧いており、夏が近くなってうっかり松林の中にでも入れば体中蚊に刺された記憶があった。即ち、水溜まりは蚊の養成所だと思い込んでいた。
>引用終わる

ここ13階だって、ほんの時偶蚊やそれ以外の虫がエレベーターで上がってきていることはある。代々木公園の蚊だってトラックの荷台にでも潜んで移動する危険性は残っていないか。水溜まりの中を見ていたのか。そこにはごく短い間に蚊が育つものだ。

FIFA6位のウルグアイと対戦

2014-09-06 08:02:56 | コラム
監督を変えても代表選手たちの実質は不変だった:

5日夜のFIFAに6位にランクされたウルグアイ(Uruguayの英語読みは「ユールグアイ」だが)との対戦は、ほぼ予想通りの展開で、しかもディフェンスのミスで2点を取られて負けた。この辺りに「弱い方が負ける」という絶対的な原則が良く現れていて、折角他の9名が何とか健闘していても国際試合に不馴れな新規に使われた者がその至らざるを露呈してそこから破綻したものだ。「それ以外は良くやっていた」等と言うのはお為ごかしであって当人の為にはならない。

昨夜は新監督が方々見て回って集めてきた将来有望と言うか、世代交替をも目指した者たちを短期間練習させて試合をしたのだから、纏まっていなかったとか、誰が中心となってティームを引っ張っていたのかが不明であるとか、パスのタイミングを十分に合わせてきていなかった等々の不満はいくらでもあるだろう。あの相手に2点しか取られなかったのは上出来かそれとも、何かウルグアイ側に考えでもあったのかなどと考えてしまう。

私はアギーレ監督が発掘してきた皆川であるとか武藤であるとかという「将来に期待する代表の新人たち」は昨日の試合での出来では未だ論評には値しないと思っている。武藤が一本思い切ってシュートを狙った以外は「何をしたら良いのかを手探り(足探り?)していたかのようなもので、未だ戦力にはなっていなかった」と見た。その点ではマスコミが持て囃す柿谷も同様。

私も気になったいたし、終わり頃に現れた次男が直ぐに尋ねた「相変わらずバックパスばかりか?」との質問が正解だったのは、残念を通り越して腹立たしかった。彼等には「何時になれば自分で突破するか、前にいる者が動いてマークを引きずっていってスペースを空けるか、ディフェンスの裏を取る素早い動きをするか」と問い掛けたい。この問題点は監督が替わったからと言って一朝一夕には変わらない我が国のサッカーの問題点だろう。

この点を治すのは代表になってからでは遅い。Jリーグのユースの組織か、少年サッカーなどの時期に「こういう常識を教え込んでおかないことには、見事なバックパスの連発のような責任逃れで悪ければ安全策を採っていこう」というトーナメント勝ち抜き指向のサッカーが身にしみこんでしまうのだと私は考えている。ボールリフティングがあれほど巧みでも「トラッピング」と「ストップ」が上手くないのは何故だろう。指導者に伺ってみたいものだ。

監督にも一言。何故に6人の交代枠がありながら交替を遅くなってから始めたのだろう。使ってみなくても解るというのだったのならば、何故ベンチに座らせておいたのだろう。使ってみたら思わぬ動きをすることをする場合だってあるのではないのかな。

余計なことかも知れないが「サムライブルー」等と言う名称は私には古色蒼然として好ましくない。我が国にはもっと世界に誇れる近代科学の粋と言えるものが沢山あるのではないか。