新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

83歳の終わりにしてこの経験

2017-01-03 11:06:32 | コラム
一寸無理をしてみました:

昨日の夕方に熱も6度台に下がりましたが83歳にして初めて経験することになってしまった”flu”がこれほど辛いものと勉強してしまいました。出来ることだったか経験しないで済ませたかったと痛感。30日頃から何故か鼻水が出始め何となく視界が薄暗い感じとなった辺りで一つ屋根の下ではなく、一つの区画の中にフルーの患者と暮らしていれば回避出来ないだろうとは覚悟していました。

31日の夜に家内も診て頂いたここから徒歩5分もかからない東京山手メデイカルセンターの救急外来に電話で相談したところ、午後4時頃に発熱したのでは未だフルーの検査をしても反応しない恐れがあるので、翌朝の9時前に来て欲しいといわれました。その晩は眠れなかったので言うなれば夜通しで熱を測っていました所、明け方までに37.6~38.0度だったので、もうこれで十分かと病院に徒歩で向かいました。

診断と検査の結果は無事に?フルーとなって医師からは投薬で対応すると処方されたのが「タミフル」でした。そのスペリングを見れば矢張りと言うか何と言うべきか”Tamiflu”だったので、”tame”と”flu”の組み合わせ(こじつけ?)だったと解った。因みに、”tame”は「飼い慣らす、抑える、制御する、弱める」等の意味がある。長生きはしたいもので、遂にこんな薬のお世話になることになった。

ここで一寸英文学科出身のうんちくを傾ければシェークスピアに「じゃじゃ馬ならし」がある。その原題は”The taming of shrew”である。即ち、気性の荒い女性を飼い慣らすことのようだが、上手い邦題をおつけになったものだと少し感心。

さて、元日中は熱は下がらず食欲もなく、ボンヤリと横になって鹿島アントラーズが天皇杯制覇を眺め且つ聞いていただけだった。新聞は1ページも読む気力がなく、放置した。最も気懸かりだったのはフルーが胃腸にどれほど悪影響を与えてくれるかだった。結果的には1日の夜に下痢となって現れた。その晩はよく眠れず、2時頃まで起きていたらしい。

2日はテレビの前にマットレスを持ってきて寝ながら他に見るべきものもないかららと箱根駅伝を聞いていた。また夜は眠気がなく確か2時半に手洗い新田と記憶する。新聞もテレビも青学の三連覇を囃し立てるので、これはヒョッとすると青学は何処かで崩れるとの予告かと思っていると、1区で早くも先頭に立てず「矢張りか」と思わせてくれたが、実力があるのチャンと往路を優勝して見せた。

私は早稲田が2位に入ってきたのは如何にもこの大学らしい出来で、決して実力的にす分ぐれているとは思わせなくとも、この大学の全ての運動部にマスコミ式にいう精神力の強さというか負けるものかという根性があり、最後までハラハラさせてくれる強さがあるのだ。今回の現時点では未だ2位で食い下がっている。

今朝は熱は36度台に戻ったが、未だ食欲は不十分だが、食後薬のタミフルを飲まねばという一心で無理矢理にトースト1枚とデイキャフのコーヒーを一杯。それから循環器科から処方されている大量の薬を飲んで、横になって箱根駅伝の観戦というか聴取。本日の楽しみは午後3時からNHKがBSで中継して下さるライスボウルの観戦。無理をしてここまでミスを繰り返しながらここまで打ってきたが、回復が遙か先のことだと痛感している次第。誤字・脱字・変換誤りをお許し下さい。