閃きが当たった試合もあった:
折角好天に恵まれた正月2日だったが、体調も先ず先ずでありながら特に何をしようという意欲もなく、ただひたすらスポーツ観戦に終始していた。自分自身は、理由は別途述べるとして、「箱根駅伝」否定派だが、今年はあの青学大の教授に任命されたと聞く原晋監督なる人物が余りにも調子に乗りすぎているので、5連覇は危ないのではないかと思っていたし、出走前の閃きでも「駄目ではないか」と出ていた。
確かに往路では実力不足なのか、驕りなのか、練習のし過ぎなのかなどは解らないが、かなり無残な結果で5位だか6位だったかに終わり、首位だった東洋大学に5分以上も離される不始末だった。私の永年のサッカーとジムにおけるウオーキングの経験から言えるのだが、我々人間にはその日その日ごとに自分では如何ともしがたい好不調の波(バイオリズム?)があって、一歩踏み出した時に今日は速度が上がらないと解るし、何もその気にならなくとも脚が勝手に動いてスピードが上がってしまうことがあるのだ。
まさか青学大の5人のうちの4人が今日はその変動というのかバイオリズムというのか知らないが、調子の上がらない日に当たってしまったのではあるまいなと思わせられるほど、他の大学の走者たちの調子が上がっていったのは意外な展開だった。あれでは復路では青学の5名の走者が好調の頂点に当たる日でない限り、5連覇は先ず無理だろうと思わせてくれる往路の無残な結果だった。
私が箱根駅伝否定派である理由は「読売新聞社と日本テレビは総力を上げて関東の大学に20 kmしか走れない走者の養成に努めているから」である。別に20 kmの世界的走者を育成しても構わないが、それは我が国のファンたちが好みオリンピックの種目には20 km走というものがなく、トラック種目の次は42.195 kmのマラソンだけなのだ。それにも拘わらず、東日本の大学だけの為の「箱根」に血道を上げている上記2社がおかしいのではないかという批判である。
より具体的に言えば、東日本の大学は全国の高校にスカウティング網を巡らして有望な長距離走者を集めては20 km前後しか走れない優秀な走者を育てているということ。それにも拘わらずマスコミは未だにマラソンを「我が国のお家の芸」などといってオリンピックで入賞するかも如き希望を持たせているのだ。だが、折角高校までは優れていても、20 kmか精々30 km程度までの走者に育てられてしまうのだ。明日でも復路を走る各大学の走者たちの出身高校をを見れば解るが、西日本が圧倒的なのだ。
こんな事を何時まで経っても鳴り物入りで主催し、純真無垢な箱根駅伝のファンたちを誑かすのを、読売新聞社と日本テレビは好い加減に止めたらどうだ。その競技で育った走者たちがマラソンに出て成功した例が何人いたかを考えて見よ。最近好記録を出した者が2~3名出たが、それとても世界的なアフリカ系の走者たちの記録とは2~3分も違うのだ。彼らは1 kmを3分程度で走ってしまうことを考えて見ろと言っておく。
次は大学ラグビーだ。私の独断と偏見ではNHKは昔から早明戦を異常に有り難がっており、協会と共同でこの試合に限って秩父宮ラグビー場がありながら旧国立競技場を使わせたし、邪推すれば多額の入場料収入を稼いでいたのだった。今年というか今シーズンは全日本大学の優勝決定戦の準決勝でこの両校が当たったが、遺憾ながら秩父宮で開催となった。早稲田はテイーム全体の力が不足の時ほど頑張るのが特徴で、本日も得意のゴール前でのデイフェンス等で善戦健闘したが、それも空しく明治に負けてしまった。
明治も往年の「北島監督」の「前へ」という主義主張のラグビーが通用しないと解ってきて、嘗ては重戦車などと賞賛されたFWへの偏重も止めて、近代化された綺麗な展開するラグビーが出来るようになってきたのは良いことだと思っている。そこに10連覇だったかを目指す帝京大が(今シーズンは初めて見たが)意外なほど低次元のラグビーで、外国人を3名だか入れた関西の勇者天理大に捻られてしまった。私にとって意外だったのは両校に石川日本航空という高校の出身者が多かったことか。
決勝戦は明治対天理となったが、私には帝京をあそこまでコケにした外国人の強さを考慮しても、天理の方が上のような気がする。でも、勝負はやってみなければ解るまい。何れにせよ、帝京があれほどもろいとは予想もしていなかった。
折角好天に恵まれた正月2日だったが、体調も先ず先ずでありながら特に何をしようという意欲もなく、ただひたすらスポーツ観戦に終始していた。自分自身は、理由は別途述べるとして、「箱根駅伝」否定派だが、今年はあの青学大の教授に任命されたと聞く原晋監督なる人物が余りにも調子に乗りすぎているので、5連覇は危ないのではないかと思っていたし、出走前の閃きでも「駄目ではないか」と出ていた。
確かに往路では実力不足なのか、驕りなのか、練習のし過ぎなのかなどは解らないが、かなり無残な結果で5位だか6位だったかに終わり、首位だった東洋大学に5分以上も離される不始末だった。私の永年のサッカーとジムにおけるウオーキングの経験から言えるのだが、我々人間にはその日その日ごとに自分では如何ともしがたい好不調の波(バイオリズム?)があって、一歩踏み出した時に今日は速度が上がらないと解るし、何もその気にならなくとも脚が勝手に動いてスピードが上がってしまうことがあるのだ。
まさか青学大の5人のうちの4人が今日はその変動というのかバイオリズムというのか知らないが、調子の上がらない日に当たってしまったのではあるまいなと思わせられるほど、他の大学の走者たちの調子が上がっていったのは意外な展開だった。あれでは復路では青学の5名の走者が好調の頂点に当たる日でない限り、5連覇は先ず無理だろうと思わせてくれる往路の無残な結果だった。
私が箱根駅伝否定派である理由は「読売新聞社と日本テレビは総力を上げて関東の大学に20 kmしか走れない走者の養成に努めているから」である。別に20 kmの世界的走者を育成しても構わないが、それは我が国のファンたちが好みオリンピックの種目には20 km走というものがなく、トラック種目の次は42.195 kmのマラソンだけなのだ。それにも拘わらず、東日本の大学だけの為の「箱根」に血道を上げている上記2社がおかしいのではないかという批判である。
より具体的に言えば、東日本の大学は全国の高校にスカウティング網を巡らして有望な長距離走者を集めては20 km前後しか走れない優秀な走者を育てているということ。それにも拘わらずマスコミは未だにマラソンを「我が国のお家の芸」などといってオリンピックで入賞するかも如き希望を持たせているのだ。だが、折角高校までは優れていても、20 kmか精々30 km程度までの走者に育てられてしまうのだ。明日でも復路を走る各大学の走者たちの出身高校をを見れば解るが、西日本が圧倒的なのだ。
こんな事を何時まで経っても鳴り物入りで主催し、純真無垢な箱根駅伝のファンたちを誑かすのを、読売新聞社と日本テレビは好い加減に止めたらどうだ。その競技で育った走者たちがマラソンに出て成功した例が何人いたかを考えて見よ。最近好記録を出した者が2~3名出たが、それとても世界的なアフリカ系の走者たちの記録とは2~3分も違うのだ。彼らは1 kmを3分程度で走ってしまうことを考えて見ろと言っておく。
次は大学ラグビーだ。私の独断と偏見ではNHKは昔から早明戦を異常に有り難がっており、協会と共同でこの試合に限って秩父宮ラグビー場がありながら旧国立競技場を使わせたし、邪推すれば多額の入場料収入を稼いでいたのだった。今年というか今シーズンは全日本大学の優勝決定戦の準決勝でこの両校が当たったが、遺憾ながら秩父宮で開催となった。早稲田はテイーム全体の力が不足の時ほど頑張るのが特徴で、本日も得意のゴール前でのデイフェンス等で善戦健闘したが、それも空しく明治に負けてしまった。
明治も往年の「北島監督」の「前へ」という主義主張のラグビーが通用しないと解ってきて、嘗ては重戦車などと賞賛されたFWへの偏重も止めて、近代化された綺麗な展開するラグビーが出来るようになってきたのは良いことだと思っている。そこに10連覇だったかを目指す帝京大が(今シーズンは初めて見たが)意外なほど低次元のラグビーで、外国人を3名だか入れた関西の勇者天理大に捻られてしまった。私にとって意外だったのは両校に石川日本航空という高校の出身者が多かったことか。
決勝戦は明治対天理となったが、私には帝京をあそこまでコケにした外国人の強さを考慮しても、天理の方が上のような気がする。でも、勝負はやってみなければ解るまい。何れにせよ、帝京があれほどもろいとは予想もしていなかった。