プロ野球観戦記:
などと大きな事を言うほど中継を見ている訳でもない。何時からだったか5,000人だかを限度に観客を入れているそうだが、カメラがスタンドに向くと結構密着して観ている人たちがいるようだ。あのような状況では、観客を入れるのが時期尚早とか何という議論よりも、観戦に来るファンなる者たちの意識の方を問題すべきではなかったかと思ってしまう。
今年はコロナウイルスの脅威に妨げられて、高田馬場駅前の書店か大久保通りの韓国系の店の真っ只中になってしまった書店まで出掛ける危険を冒していないので、選手名鑑が手元にないので何かと不便だ。その中から気が付いたことを幾つか挙げていこう。
先ずは嫌いなテイームから。言うまでもなく読売巨人軍である。今年も形振り構わずに既製品というか外国人の即戦力を買い入れたので、選手層が厚くなって他を圧するまでとは言わないが、テイーム力は明らかに向上している。特に目立つのが岡本和眞の実力(なのだろう)向上である。昨年度でもかなり強力なホームランバッターに成長していたが、今年は21試合だけ終わった時点で0.366の打率で本塁打も8本である。この調子で120試合というシーズンを乗り切れば、間違いなく読売の優勝に大貢献をするだろう。
次は私が「残念ながら良い投手だ」と評価する菅野智之だ。昨年もそうだったか調子に波があるというか、突如として崩れるの目立った。その為に投球フォームをいじったとか、投げる前に両手を後ろに引いている。私はそういう問題ではなく、以前にも指摘したが「かの奥川君が真似たとしか思えない、重心が高いままに腰の回転が十分でい状態で上体の強さを活かしただけの手投げになっているフォームが問題だ」と見ている。もしかして、コーチたちは気付いているのかも知れないが、あの形では150 kmと言うスピードは出るだろうが、体重が乗っていない分だけ力不足ではないか。
このテイームのおかしな弱点は何時まで経っても内野手の要である二塁手が決まらないことだ。ズバリと言って吉川だの私がプロには不向きな学校だと言っている慶応から来た山本等々がいるが、どれも「帯に短し襷にも短し」だ。私はてっきり広島でFAになった菊池涼介を買ってくると恐れていたが、それも果たせなかった。ではあっても、他球団が弱すぎるので今年も優勝できるだろう。優勝すれば賭けゴルフで週刊新潮に叩かれた原監督も心残りあって辞められるだろう。
パシフィックリーグに行こう。未だ首位の楽天に3ゲーム離されたソフトバンクは良いと思って見ている。滅多に褒めない私が褒めるこの球団の良さは「何処かの新聞社が持っている球団と違って育成で入れた選手を立派に一本目に育ててくる経営方針と監督コーチの目のつけどどころの良さと手腕」にある。投手の千賀、捕手の甲斐、先日はショートストップにも使った周東等々は皆育成出身だ。今年は育成ではないが栗原という捕手で採った者が内川の代役を立派に務めている。私は読売方式よりもこちらを好む。
楽天がこの時点ではあっても首位に立つとは余り考えていなかった。ここは個性が豊かすぎるオウナーの下に、これも独特の個性の持ち主であるジェネラルマネージャである石井一好が率いていれば、独得の強みを発揮しても不思議はないかも知れない。この球団はやや読売方式に近く方々からFAの選手を買い入れてきて、その連中が良い働きをしているのが好調の原因だと思う。それが浅村であり鈴木大地だと思う。だが、捕手の嶋を放出してしまったことが、何処かで反省材料にならねば良いのだが。
最後にセントラルリーグに戻ってDeNAを語ろう。何度でも同じ事を言うが、ここはソト、佐野(一時的かも)、ロペス、宮崎等の良く打つ選手を備えているが、如何せん野球の質が粗いのが欠陥だ。自分の都合だけで打ちに行く者が多いので、手を出してはならない球種やコースに手を出してチャンスを潰したり、所謂テイームバッテイングが出来ない者が多いので「ヒットは沢山打ってチャンスは作ったのだが、得点にならなかった」という結果が多い。
ラミレス監督も「奇を衒ったのか」と疑う投手の起用が多過ぎる。もしかしてスペイン語が母国語のはずなのに英語で話すから、英語の通訳を介していては意志が通じないのかなと思う。お仕舞いに阪神を。何とか最下位を広島に譲った格好。だが、珍しくも外様(元は中日)の矢野監督も苦心しているように見える。未だに43歳の福留が目立っているし、39歳の糸井に頼っているようではどうにもなるまい。全体的に選手が中か小粒だし、選手層が薄すぎるし、若手と思しき者たちが延びてこないのも辛いだろう。ところで、監督が替わった広島は何をやっているのだろう。
などと大きな事を言うほど中継を見ている訳でもない。何時からだったか5,000人だかを限度に観客を入れているそうだが、カメラがスタンドに向くと結構密着して観ている人たちがいるようだ。あのような状況では、観客を入れるのが時期尚早とか何という議論よりも、観戦に来るファンなる者たちの意識の方を問題すべきではなかったかと思ってしまう。
今年はコロナウイルスの脅威に妨げられて、高田馬場駅前の書店か大久保通りの韓国系の店の真っ只中になってしまった書店まで出掛ける危険を冒していないので、選手名鑑が手元にないので何かと不便だ。その中から気が付いたことを幾つか挙げていこう。
先ずは嫌いなテイームから。言うまでもなく読売巨人軍である。今年も形振り構わずに既製品というか外国人の即戦力を買い入れたので、選手層が厚くなって他を圧するまでとは言わないが、テイーム力は明らかに向上している。特に目立つのが岡本和眞の実力(なのだろう)向上である。昨年度でもかなり強力なホームランバッターに成長していたが、今年は21試合だけ終わった時点で0.366の打率で本塁打も8本である。この調子で120試合というシーズンを乗り切れば、間違いなく読売の優勝に大貢献をするだろう。
次は私が「残念ながら良い投手だ」と評価する菅野智之だ。昨年もそうだったか調子に波があるというか、突如として崩れるの目立った。その為に投球フォームをいじったとか、投げる前に両手を後ろに引いている。私はそういう問題ではなく、以前にも指摘したが「かの奥川君が真似たとしか思えない、重心が高いままに腰の回転が十分でい状態で上体の強さを活かしただけの手投げになっているフォームが問題だ」と見ている。もしかして、コーチたちは気付いているのかも知れないが、あの形では150 kmと言うスピードは出るだろうが、体重が乗っていない分だけ力不足ではないか。
このテイームのおかしな弱点は何時まで経っても内野手の要である二塁手が決まらないことだ。ズバリと言って吉川だの私がプロには不向きな学校だと言っている慶応から来た山本等々がいるが、どれも「帯に短し襷にも短し」だ。私はてっきり広島でFAになった菊池涼介を買ってくると恐れていたが、それも果たせなかった。ではあっても、他球団が弱すぎるので今年も優勝できるだろう。優勝すれば賭けゴルフで週刊新潮に叩かれた原監督も心残りあって辞められるだろう。
パシフィックリーグに行こう。未だ首位の楽天に3ゲーム離されたソフトバンクは良いと思って見ている。滅多に褒めない私が褒めるこの球団の良さは「何処かの新聞社が持っている球団と違って育成で入れた選手を立派に一本目に育ててくる経営方針と監督コーチの目のつけどどころの良さと手腕」にある。投手の千賀、捕手の甲斐、先日はショートストップにも使った周東等々は皆育成出身だ。今年は育成ではないが栗原という捕手で採った者が内川の代役を立派に務めている。私は読売方式よりもこちらを好む。
楽天がこの時点ではあっても首位に立つとは余り考えていなかった。ここは個性が豊かすぎるオウナーの下に、これも独特の個性の持ち主であるジェネラルマネージャである石井一好が率いていれば、独得の強みを発揮しても不思議はないかも知れない。この球団はやや読売方式に近く方々からFAの選手を買い入れてきて、その連中が良い働きをしているのが好調の原因だと思う。それが浅村であり鈴木大地だと思う。だが、捕手の嶋を放出してしまったことが、何処かで反省材料にならねば良いのだが。
最後にセントラルリーグに戻ってDeNAを語ろう。何度でも同じ事を言うが、ここはソト、佐野(一時的かも)、ロペス、宮崎等の良く打つ選手を備えているが、如何せん野球の質が粗いのが欠陥だ。自分の都合だけで打ちに行く者が多いので、手を出してはならない球種やコースに手を出してチャンスを潰したり、所謂テイームバッテイングが出来ない者が多いので「ヒットは沢山打ってチャンスは作ったのだが、得点にならなかった」という結果が多い。
ラミレス監督も「奇を衒ったのか」と疑う投手の起用が多過ぎる。もしかしてスペイン語が母国語のはずなのに英語で話すから、英語の通訳を介していては意志が通じないのかなと思う。お仕舞いに阪神を。何とか最下位を広島に譲った格好。だが、珍しくも外様(元は中日)の矢野監督も苦心しているように見える。未だに43歳の福留が目立っているし、39歳の糸井に頼っているようではどうにもなるまい。全体的に選手が中か小粒だし、選手層が薄すぎるし、若手と思しき者たちが延びてこないのも辛いだろう。ところで、監督が替わった広島は何をやっているのだろう。