新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月24日 その2 東京オリンピックは本当に開催できるのか

2020-07-24 14:28:33 | コラム
「閃き」では開催されている絵が見えてこない:

私は既に本来ならば本日から開始されていたはずだった2020オリンピックが開催されている絵が、何故かどうしても見えてこないのだと、延期となる前から繰り返して述べてきた。この「閃き」には何の科学的乃至は理論的な根拠などなく、ただ単にそういう絵が見えてこなかっただけだった。それが何と新型コロナウイルスの急激な感染の為に1年の延期となってしまい、「なるほど。そういうことだったのか」と納得したのだった。私はIOCには確固たる疫学や医学的な根拠はなく「多分1年延期すれば何となるだろう」という程度の判断だったのではないかと疑っている。

しかし、現実は武漢ウイルスの感染は中国や我が国だけに止まることなく、ほぼ全世界で予想以上の猛威を振るっている状況になった。その事実を見るにつけて、再び私の「閃き」には「来年の7月に全世界から選手団が東京に無事にやってくる絵は見えてこない」のだ。ここにはウイルスの感染は今や大規模な第一波の延長がアメリカやヨーロッパを襲っているのか、あるいは一層凶悪化したウイルスが第二波の形で荒れ狂っているかの如きである様子。それを見れば果たして来年の今頃に全世界の選手団が陰性の証明書を持参して我が国まで来られるのかと、疑問に感じている。

ところが、7月20日の「まぐまぐ総合夕刊版」には「安倍首相は開催できないと承知している」という記事が出ていたのだった。それは、

>引用開始
「東京2020オリンピック」実現可能という詐欺」
この背景には「2021年の幻の東京オリンピック」が、あたかも実現可能であるかのように装いながら、経済界の投資意欲を削がないようにしようという東京都と政府(主に経済産業省)の「詐欺」があるのです。
バッハIOC会長が東京オリンピック延期宣言を出すのを待って、安倍首相が放った一言を思い出してください。「東京オリンピックを完全な形で開催する決意を固めた」と言いました。裏を返せば、「完全な形で開催できなければ、東京オリンピックは中止になる」と言ったのです。
※参考:安倍首相「東京五輪を完全な形で開催」- 日テレNEWS24(2020年5月29日)
その後、姑息にも、またまた「完全な形の定義を修正」してきました。安倍官邸ならではの得意技です。
※参考:政府、「完全な形」の定義修正 東京五輪簡素化に合わせ – 時事ドットコム(2020年6月12日配信)
ですから、この時点で「中止」は確定したのです。

<引用終わる

私にはこの記事が何処まで正確なのかどうかなど解るはずもないが、こういう見方があるとは思ってもいなかった。

現実には、もしも来年の今頃に開催するのであれば、全世界の選手団にPCR検査が陰性であったという証明書を持参願うのだろうが、検査の日と我が国に到着する間に感染していなかったという証明ではないのだから、成田や羽田等の空港で改めて検査をする必要が生じるのではないのか。その検疫体勢だが、現時点でも成田空港の検疫所長は「目一杯」と言っておられる状態である。そこに、何万人もの外国人選手団を一斉に検査する態勢など整えられるのだろうか。検査の結果が出るまで何処にどうやって大選手団を待機させるのだろうか。

いや、その前に現在でも1日に何万人もの感染者を出している国で、どうやってウイルスを完全に制圧して、オリンピック開催の遙か前に予選会などを開催できる時間的な余裕が出来るのだろうか。各国の選手団が黙って選手村とやらに入って、危ないかも知れない他国の選手団と同じ建物に寝泊まりし、同じ食堂で食事をするというのだろうか。その前に、ホスト国の我が国でも完全に新型コロナウイルス制圧対策を完結していなければならないのだ。小池都知事にそんな凄技が出来るのだろうか。私の「閃き」の後に直ぐに出てきた懸念がこんな事だった。

本当に何が何でも開催する気があるのであれば、後1年しか残っていない時点で「Go to 何とかキャンペーン」でこれほど混乱し、もたついている場合かとでも言いたくなる。23日のPrime Newsでは飯島勲氏が内閣参与ではない立場で言うがとして「本来は経産省の仕事だったキャンペーンだが、あの電通と何とか協会だったかの不手際を見て、急遽国交省に切り替えたので、あのもたつき振りだと言われていた。何処に切り替えようと勝手だが、実務の世界にあれほど疎い政治家に任せていて良いのかと不安になった。実務に暗いという点では、小池都知事も人後に落ちまい

ここまで来れば、2度目の「閃き」が外れてくれるように祈るだけだ。でも、私の「閃き」は良く当たるので怖いのだ。


Spam mailの襲来は続く

2020-07-24 08:46:47 | コラム
東京都のCOVID-19感染の増加に負けずに300台に入った:

このメールは私自身の為に記録を取っているのだが、これを読まれた方が「高齢で対処法を知らないようだ」と憐憫の情を示されたので、大いに不愉快で腹が立った。10数年前から毎月¥600をOCNに支払って対策は講じてある。

その数だが、22日から300台に突入した。本日は323本で東京都内のウイルス感染者の数には及ばなかった。だが、新たな現象が現れて、これまでの主体だった「ホットな女の子をお探しですか」の他に、14件の“UNSUBSCIBE”というのが出てきた。ICT関連の専門語かと思ったが、ジーニアス英和その他を見ても「メーリングリストから脱退する」という答えしか出てこない。私には意味不明だ。

そこで参考までに記録を取っておけば、7月は19日が256本で、以下263本、294本、300本、309本と来て上記の323本に至っている。OCNから一括のリストが来てその中から誤ってスパムメール扱いになっているものを移動して後は削除するだけだから、大した手間ではない。だが鬱陶しい。何時かは終わるだろうと思って気楽に考えている。