遂に50枚で¥700に:
昨20日は折角の好天に誘われて、どうしても必要な食品を求めに大久保通りのドンキホーテまで久しぶりに出掛けた。表通りは全盛期の賑わいにはほど遠いが、かなりの人出で「異邦人どもは勇気があるな」と感心させられたと同時に「矢張り薄気味悪いな」と感じざるを得なかった。と言うのも、新宿区の感染者の数は既に1,000名を超えたし、東京都全体の感染率は既に0.07%と国全体の0.02%の3倍以上にも達しているのだから。
2ヶ月以上も苦しめられてきた膝痛がどうやら階段の上り下りが出来るまで回復したので、思い切ってドンキホーテの地下まで降りて無事に買い物を終えた。そこで折角ここまで来たのだからと、最早親会社が売却を決定した「ペッパーランチ」が消滅でもしてしまう前にと入って見た。お目当ては150 gのアンガスビーフステーキで、それなりの味を楽しんできた。印象的だった現象は我々夫婦が滞在している僅かの時間中に、“UBER EATS”の配達係が3人も入ってきたことだった。
緊急事態宣言の間にこの手のサービス業が栄えているとは承知していたが、かなり高額な手数料を負担しても配達を依頼する人が多いのだと、少し勉強になった。食事を終えて再び大久保通りに出れば、そこにはもう一人のUBER EATSの青年が自転車に乗って動き出すところだった。テレビでは浜田雅功が出前館のCMをやっているが、妙な英語だとしか思えない“With Corona”の時代にあっては、このようなサービスとテレウワーキング等が世の中の仕組みを変えつつあるようだ。では「アフター・コロナ」では一体それほどの変化が生じるだろうか。その変化を見届けるまで生きていられれば良いのだが。
帰路はイスラム横町経由になったが、そこに来るまでにも大久保通りでは、相も変わらず方々で50枚一箱のマスクが山積で売られていた。ところが、イスラム横町まで来ると予想以上に値崩れして、中には¥700まであったのには、大袈裟に言えば毒気を抜かれた。先日テレビの報道で、中国からマスクを輸入している業者が人海作戦で全量検品をかけてみたところ、異物、汚れ、ゴム紐無し、ゴム紐のちぎれ、片方にのみゴム紐等々の、ありとあらゆる規格外品が15%に達していたのニュースがあった。
それかあらぬか、相変わらずマスクには通行人は見向きもしなかった。彼等イスラム教徒たちは在庫を抱えてどうする気なのだろうか。その先ではもう一件意外な発見があった。それは、我が家に最も近い最も小規模な日本語学校から若者たちが出てきた事だったのだ。彼らのそれぞれの国籍は不明だが、休校の期間中に何処に潜んで何をして生活していたのだろうか。自分たちの国には帰れる訳がない封鎖状態だったし、アルバイトの口がある訳がなかったと思う。また、新規にあれほどの数の者たちに留学生ヴィザが降りるとも思えないし、どう考えても不思議な光景だった。
昨20日は折角の好天に誘われて、どうしても必要な食品を求めに大久保通りのドンキホーテまで久しぶりに出掛けた。表通りは全盛期の賑わいにはほど遠いが、かなりの人出で「異邦人どもは勇気があるな」と感心させられたと同時に「矢張り薄気味悪いな」と感じざるを得なかった。と言うのも、新宿区の感染者の数は既に1,000名を超えたし、東京都全体の感染率は既に0.07%と国全体の0.02%の3倍以上にも達しているのだから。
2ヶ月以上も苦しめられてきた膝痛がどうやら階段の上り下りが出来るまで回復したので、思い切ってドンキホーテの地下まで降りて無事に買い物を終えた。そこで折角ここまで来たのだからと、最早親会社が売却を決定した「ペッパーランチ」が消滅でもしてしまう前にと入って見た。お目当ては150 gのアンガスビーフステーキで、それなりの味を楽しんできた。印象的だった現象は我々夫婦が滞在している僅かの時間中に、“UBER EATS”の配達係が3人も入ってきたことだった。
緊急事態宣言の間にこの手のサービス業が栄えているとは承知していたが、かなり高額な手数料を負担しても配達を依頼する人が多いのだと、少し勉強になった。食事を終えて再び大久保通りに出れば、そこにはもう一人のUBER EATSの青年が自転車に乗って動き出すところだった。テレビでは浜田雅功が出前館のCMをやっているが、妙な英語だとしか思えない“With Corona”の時代にあっては、このようなサービスとテレウワーキング等が世の中の仕組みを変えつつあるようだ。では「アフター・コロナ」では一体それほどの変化が生じるだろうか。その変化を見届けるまで生きていられれば良いのだが。
帰路はイスラム横町経由になったが、そこに来るまでにも大久保通りでは、相も変わらず方々で50枚一箱のマスクが山積で売られていた。ところが、イスラム横町まで来ると予想以上に値崩れして、中には¥700まであったのには、大袈裟に言えば毒気を抜かれた。先日テレビの報道で、中国からマスクを輸入している業者が人海作戦で全量検品をかけてみたところ、異物、汚れ、ゴム紐無し、ゴム紐のちぎれ、片方にのみゴム紐等々の、ありとあらゆる規格外品が15%に達していたのニュースがあった。
それかあらぬか、相変わらずマスクには通行人は見向きもしなかった。彼等イスラム教徒たちは在庫を抱えてどうする気なのだろうか。その先ではもう一件意外な発見があった。それは、我が家に最も近い最も小規模な日本語学校から若者たちが出てきた事だったのだ。彼らのそれぞれの国籍は不明だが、休校の期間中に何処に潜んで何をして生活していたのだろうか。自分たちの国には帰れる訳がない封鎖状態だったし、アルバイトの口がある訳がなかったと思う。また、新規にあれほどの数の者たちに留学生ヴィザが降りるとも思えないし、どう考えても不思議な光景だった。