新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月23日 その2 「マスコミ不信論(彼らを信ずべきか)」の訂正版

2023-12-23 07:49:26 | コラム
彼らマスコミを信じていて良いとは思えないが残念だ:

不信論の根拠として取り上げたい最近の例の一つに「朝日新聞がパーティー券の売り上げからの環流の件を『安倍派は裏金』と報じ、他派閥だと『不記載』とした事」がある。朝日新聞は「安倍の葬式はうちが出す」と言ったほど、故安倍晋三元総理をあからさまに憎んで見せていた。その安倍氏亡き後でも、このように安倍派は「裏金」扱いにして、他派を「不記載」として見せたように、露骨に安倍派を貶めるような報道をするのだ。

この新聞社がこのような手法を採るのは何時もの事だが、これでは報道機関としての責任を放棄していると指摘するしかない。困ったことに、「落ちぶれたとは言え朝日新聞は未だに発行部数では第1位にあり、産経新聞を上回っていて、この世には未だこの新聞を崇め奉っている朝日教の信者がいるという事実を示している。その信者の方々は朝日新聞が報じていると信じてしまうだろう事」が恐ろしいのだ。

私が指摘したい情けなくも残念な問題点は「事はそれだけに止まらず、この裏金扱い報道をいともアッサリと真似をして使ってしまう新聞やテレビ局がある事」なのだ。彼らは当初は「キックバック」とカタカナ語から始めたが、それが還流になり、割り戻しになり、遂には「裏金」に昇格させたのだ。

彼らは高井弁護士の指摘を待たずとも、実態が裏金ではないことくらい承知していたと、私は真剣に疑っている。だが、彼らは「センセーショナル」な報道を選択して話を刺激的にしたかったのではないのか。彼らは朝日教信者以外も「裏金」だと信じさせたいのだ。マスコミは「事態を正確に伝えていない」と批判されても仕方がないのではないのか。

朝日新聞の「裏金」扱いに追随した新聞もテレビも、意図的に国民を(国家をも?)欺いている責任を追うべきではないのか。だが、彼らにそのような素直さを期待できないのではないか。朝日新聞も追随する毎日新聞も、傘下にテレビ局を置いている。罪なき一般の視聴者は彼らを信じてしまう危険性は高いのではないか。私は正常に報道していると思うのは産経新聞のみだと見ている。

彼らは動もすると恣意的に真実を歪めて報道する傾向があると見ている。故に、私はこれまでに何度か「私の主張はテレビと新聞が伝えたことに基づいている」と但し書きを付けてきた。何が言いたいのかだが、彼らマスコミは彼らにとって都合が良いように、視聴率が取れるか、発行部数が維持できるような伝え方をしておいた後で「世論調査」を実施するのだ。

言うなれば「このような報道をして視聴者を適当に洗脳しておいてからご意見を承ろうとする」のである。そんな具合だから、岸田総理は彼らの手法を読み切って、支持率が低く出ても動揺されないのかとすら疑っている。

この度の「裏金」と「不記載」と使い分けた朝日新聞の手法を見て、改めてマスコミ批判を展開する気になったのだ。今回ここに述べてきたことは最新の週刊新潮で櫻井よしこさんが詳細に問題点と今日までの朝日新聞批判論を展開しておられるので、私如きの駄文よりも遙かに明快である。未だお読みでない方は480円を投じられてのご一読をお勧めする。


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