ワシントンで開かれた中東問題国際調停役4者による協議に出席し、3日モス
クワに戻ったラブロフ外務大臣は、中東問題に関する新たな国際会議が召集
される可能性が在り得ると述べ、この問題は議事日程から除かれてはいない
と強調した。ラブロフ外務大臣は又、ワシントンでの協議の結果に付いて次の
ように述べている。
「中東紛争の調整の基盤となるべき、そして私達がその実現に向けて努力して
いるような基本的原則の全てが確認された。中東紛争の調整は長期的でまた
粘り強く、そして包括的なものでなければなりません。調整の原則には暴力の
放棄、イスラエルの承認、そしてロードマッププランを含めたこれまで合意された
もの、そしてこれまで起きた義務の承認が含まれています」
この様に述べたラブロフ外務大臣は、パレスチナの安定化を国際的に支えるメ
カニズム作りに関して、ロシア、アメリカ、国連、EUの間で合意になったことは調
停役4者の作業、そして中東問題調整全体における質的に新たな段階であると
指摘し、中東の和平プロセスの中に和平プロセスを促しうる、あらゆる国々を巻
き込む必要があると強調し次のように続けている。
「和平プロセスにおいては、特にシリアが建設的な役割をを果たしうるだろう。中
東調整のあらゆる側面において、つまりレバノンあるいはシリア、イラク問題とい
った全ての側面において、それが言える」
ラブロフ外務大臣は、この様に述べている。
国際調停役はパレスチナに対して、パレスチナ人の間における内紛に終止符を
打ち、自ら存在する能力を持った民族統一政府を作るよう求めたが゜、ラブロフ外
務大臣はワシントンでの協議参加者に対して、パレスチナのイスラム過激派運動
体ハマスが、調停役4者の合意を受け入れるように、ハマスと共に作業する必要
に付いてその説得に務めた。
ラブロフ外務大臣はワシントン滞在中、ブッシュ大統領とも会談したが、この会談
では露米両国がパートナーシップと実際的な、共同行動を強化する用意の或るこ
とが確認された。
モスクワ到着後、ロシアに帰国した後ラブロフ外務大臣は、ブッシュ大統領がラブ
ロフ外務大臣に対して、アメリカにはイランに対する戦争を始める計画の無いこと
を明言したと伝え、双方は国連安全保障理事会で、イランの核問題に関して協力
を続けていくことで合意に達したと延べ、さらに次のように続けている。
「会談ではイラン政府に対する外交的共同行動措置を、イランを交渉のテーブルに
戻すように促す措置と、結びつけるべきだという点で意見の一致を見た。またコソボ
問題に付いてロシアとアメリカの間にある意見の食い違いは、原則的なもので合意
には至らなかった。ロシア政府はセルビア政府も、またコソボ当局も受け入れられる
ような解決のバリエーションを模索すべきだと確信している。
尚、今回のブッシュ大統領との会談ではチェコとポーランドに、アメリカの対ミサイル
防衛システムの一部を配備することに付いて、ブッシュ大統領から納得のいく説明
を聞くことが出来なかった。ロシアはそうした措置が、今日核兵器やミサイル兵器拡
散の領域で存在しているような脅威に、然るべく応えるものと認めることは出来ない」
ラブロフ外務大臣は、この様に指摘した。
2月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
クワに戻ったラブロフ外務大臣は、中東問題に関する新たな国際会議が召集
される可能性が在り得ると述べ、この問題は議事日程から除かれてはいない
と強調した。ラブロフ外務大臣は又、ワシントンでの協議の結果に付いて次の
ように述べている。
「中東紛争の調整の基盤となるべき、そして私達がその実現に向けて努力して
いるような基本的原則の全てが確認された。中東紛争の調整は長期的でまた
粘り強く、そして包括的なものでなければなりません。調整の原則には暴力の
放棄、イスラエルの承認、そしてロードマッププランを含めたこれまで合意された
もの、そしてこれまで起きた義務の承認が含まれています」
この様に述べたラブロフ外務大臣は、パレスチナの安定化を国際的に支えるメ
カニズム作りに関して、ロシア、アメリカ、国連、EUの間で合意になったことは調
停役4者の作業、そして中東問題調整全体における質的に新たな段階であると
指摘し、中東の和平プロセスの中に和平プロセスを促しうる、あらゆる国々を巻
き込む必要があると強調し次のように続けている。
「和平プロセスにおいては、特にシリアが建設的な役割をを果たしうるだろう。中
東調整のあらゆる側面において、つまりレバノンあるいはシリア、イラク問題とい
った全ての側面において、それが言える」
ラブロフ外務大臣は、この様に述べている。
国際調停役はパレスチナに対して、パレスチナ人の間における内紛に終止符を
打ち、自ら存在する能力を持った民族統一政府を作るよう求めたが゜、ラブロフ外
務大臣はワシントンでの協議参加者に対して、パレスチナのイスラム過激派運動
体ハマスが、調停役4者の合意を受け入れるように、ハマスと共に作業する必要
に付いてその説得に務めた。
ラブロフ外務大臣はワシントン滞在中、ブッシュ大統領とも会談したが、この会談
では露米両国がパートナーシップと実際的な、共同行動を強化する用意の或るこ
とが確認された。
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モスクワ到着後、ロシアに帰国した後ラブロフ外務大臣は、ブッシュ大統領がラブ
ロフ外務大臣に対して、アメリカにはイランに対する戦争を始める計画の無いこと
を明言したと伝え、双方は国連安全保障理事会で、イランの核問題に関して協力
を続けていくことで合意に達したと延べ、さらに次のように続けている。
「会談ではイラン政府に対する外交的共同行動措置を、イランを交渉のテーブルに
戻すように促す措置と、結びつけるべきだという点で意見の一致を見た。またコソボ
問題に付いてロシアとアメリカの間にある意見の食い違いは、原則的なもので合意
には至らなかった。ロシア政府はセルビア政府も、またコソボ当局も受け入れられる
ような解決のバリエーションを模索すべきだと確信している。
尚、今回のブッシュ大統領との会談ではチェコとポーランドに、アメリカの対ミサイル
防衛システムの一部を配備することに付いて、ブッシュ大統領から納得のいく説明
を聞くことが出来なかった。ロシアはそうした措置が、今日核兵器やミサイル兵器拡
散の領域で存在しているような脅威に、然るべく応えるものと認めることは出来ない」
ラブロフ外務大臣は、この様に指摘した。
2月5日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル