1010 Radio

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ラジオ・タイランド(9月14日放送)

2007-09-16 | ラジオ
●南部プーケット県は指定区域の珊瑚礁の保存、保護の方法を求め
 検討を進めている。
 プーケット県当局と観光旅行業社、猟師、海岸専門家らが集まりプー
 ケット県ラチャヤイ島で、珊瑚礁の飼育制限に付いて議論した。

●スラユット首相は通信技術を国境や遠隔地の、安全管理や監督をす
 る際、役立てるよう指示した。
 スラユット首相は昨日会議を招集し、タイ国境地域を監視するため利
 用されているように、セキュリティ通信技術に関し情報を集めるよう指
 示した。
 また遠隔地のほか、沿岸地域などの詳細も併せて研究するように命じ
 た。国境地域の監視に通信技術を利用することは、国家治安評議会も
 賛同しているとしている。
 今回の会議には副防衛大臣と労働省事務次官も出席した。
 一方、国家治安評議会事務局長は、35所の行政区で戒厳令の解除が
 可能であるならば、今年12月23日に開催される予定の総選挙の前に、
 国境地域のセキュリティモニターを実施することが出来るだろうとしてい
 る。

●陸軍司令官の最終決定に向け、各方面で動きが見られている。
  地元新聞によると関係当局情報として、9月末で定年退官する国家治
 安評議会議長でもある、ソンティ陸軍司令官の公認がアヌポン司令官
 補佐官になる可能性が高いとした。
●市民ネットワーク反独裁政治民主主義同盟は、スラユット首相に戒厳
 令の解除を要求した。
 反独裁政治民主主義同盟はスラユット首相に、35所の県行政区で現在
 も続く戒厳令を取り消すよう要求した。
 反独裁政治民主主義同盟によると戒厳令は、経済にも影響を及ぼして
 おり、12月23日に実施される予定の総選挙の妨げになるとしている。
 また反独裁政治民主主義同盟は、昨年9月のクーデターを祝うため、今
 月19日に、二つのデモンストレーションも計画していることを発表した。

●スラユット首相は災害警報センターが、津波警戒態勢を発令するのが
 遅くなかったと強く主張した。
 スラユット首相は災害警報センターが、インドネシア・スマトラ島沖を震源
 地とする12日の地震の際、津波の危険を警告する敏速な警報を、各行政
 区に発令したとしている。
 スラユット首相は今後も余震が続くとし、情報通信技術省と政府当局が密
 接に状況の監視を続けていくと述べた。
 スラユット首相は大多数の地元の住民は、最初に外国の通信社からのニ
 ュース情報を受け取り、災害警報センターからの警告がずれたとしたが、
 災害警報センターが敏速に、津波警報を津波の危険性が高い地域へ発
 令し、警報発令は遅くなかったと強調した。
 また災害警報センターが、津波警報をTV放送しなかった理由として、今回
 のスマトラ島沖地震で、タイには津波が起きないというセンターの確信があ
 ったとしている。

超巨大地震がやってきた―スマトラ沖地震津波に学べ

木股 文昭,木村 玲欧,田中 重好

時事通信出版局

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 またタイ国民党副党首は政府に、早期警報発令を可能にするシステム導入
 の為、災害警報センターのシステム見直しを求めた。
 副党首は南部地域の議長も務めており、地元住民と観光客からの信頼を得
 るためにも、政府には早期警報システムの導入とユネスコの国際津波情報
 センターのメンバーになることを要求した。
 副党首はタイが安全の準備体制を公表することで、観光客促進に繋がり、災
 害に向けての準備が、国の将来の収益を生み出すと述べている。



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