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アメリカのゲイツ国防長官、中国訪問を終了

2011-01-15 | ラジオ
中国の国防大臣は北京で、アメリカのゲイツ国防長官と会談した後、アメリカによる台湾への武器供給は、中国・アメリカの軍同士の関係悪化をもたらすだろうと述べ、その一方で今回の交渉では、中米両国軍のさらなる関係発展のための良い基盤が築かれたと指摘した。

国防大臣によると、こうした目的達成のためには現在ある意見の食い違いを、然るべき形で処理する必要がある。
こうしたテーマに付いて評論委員は、次のようにリポートしている。
交渉のなかでゲイツ国防長官は、中国の国防予算の不透明性に付いての問題を提起し、中国の軍建設が急ピッチで進んでいることに懸念を表明した。

しかし中国側はそうした見解を退け、国防相は軍発展において中国が傾けている努力は第三国あるいは、世界の如何なる国にも(決して向けられたものではないことを保障した。
よく知られているようにアメリカは、軍事予算の規模において世界第一位を、また中国は第二位を占めている。

アメリカのゲイツ国防長官は中国訪問のあと、東アジア歴訪を続け日本、韓国を訪れる予定で、この両国において長官は中国の国防予算の不透明性を、いわゆる中国の脅威の証として利用することになるだろう。
一方、中国指導部はアジア太平洋地域の問題に、アメリカが干渉することに反対し、アメリカの行動、いわゆるアジアに戻る政策に不安を持っている。
というのは幾度と無くアメリカ政府が示す、紛争調停の提案は本質的にはアジア太平洋地域における、自らのプレゼンスを強化することを、その目的としているからだ。

中国政府はアジア太平洋諸国間の領土問題は、直接的な関係(混信で聴き取れず)同士の二国間交渉で、平和的な手段によって解決されなければならないと何度も主張してきた。
またアメリカが韓国および日本と、中国の領海近くで合同軍事演習を実施したことも中国の不安を呼び起こしている。

ついでに言えば故意であったかどうかは判らないが、ゲイツ国防長官の
北京訪問は丁度、東シナ海での日米合同軍事演習を背景になされた。
ロシアの声の記者は政治軍事分析研究所・軍事予測センターの大佐に意見を聞いた。
「アメリカは軍事面での完全な優位を目指している。彼らは中国の脅威を、自分達の国家安全保障ゾーンと捕らえている。
中国はアメリカが自分達の軍事(???)とっての危険について、口にするたびに当然苛立ちを感じている。
というのはそうした全ては国境の状況に関わるからだ。そうしたことを(電波が弱く聴き取れず)として、米中関係が新たに精鋭化(電波が弱く聴き取れず)が出来来るのは残念ながら、訂正されつつある状況を分析すると、米中間の対立と軋轢は益々敏感になり徐々に深刻化していくだろうということだ。
そうなれば世界政治に新たな危険な緊張が生じることになってしまう」

(???)は何と言っているのか聴き取れず

日中衝突―中国の知られざる軍事的野望を暴く

中国情勢研究会
実業之日本社


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1月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル