リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2007-08-26 11:59:22 | 家づくり
米ダウ、新日鉄と断熱材開発――住宅向け、日射熱も遮断

 米化学大手ダウ・ケミカルの子会社、ダウ化工(東京・品川)は新日本製鉄と共同で、遮熱効果を高めた住宅用断熱材を開発して発売した。熱を通しにくいアルミはくを使い、夏場の日ざしから住宅内に侵入する熱量を最大45%低減。断熱材の表面温度をセ氏45度から35度に抑える。新日鉄系の日鉄商事を通じて、スチールハウス向けに販売する。
 新型断熱材は、樹脂の一種であるポリスチレンと発泡材を混ぜて成形する「発泡ポリスチレンフォーム」と、アルミはくの遮熱材を積層加工して作った。米ダウが新日鉄と製品を共同開発するのは初めて。スチールハウス向けの高機能部材を調達したい新日鉄と、断熱材を日本で拡販したいダウの思惑が一致した。5年後に20億円の売上高を見込む。

[8月26日/日本経済新聞 朝刊]


国交省、住宅長寿命化へ税優遇――中古市場整備で支援策

 国土交通省は中古住宅市場の取引活性化の支援策に乗り出す。建物ごとに設計図やその後の改修、点検の履歴などの情報をまとめたデータベース「住宅履歴書」の制度づくりに2008年度から着手。国が信頼できると認めた履歴書のある住宅には減税措置を適用する。中古住宅の質や状態を判断しやすくすることで「良いものを長く使う」方式を定着させ、短命といわれる日本の住宅の寿命を延ばす狙いだ。
 日本では中古住宅の流通市場が整っていない。国交省によると、日本の中古住宅の取引戸数は年間で20万戸弱。約680万戸の米国や約180万戸の英国に比べて、格段に規模が小さい。

[8月26日/日本経済新聞 朝刊]