耐震偽装防ぐ新構造計算、プログラム認定なお難航
建築物の耐震強度データ改ざんを防ぐため、国土交通省が新たな構造計算方法を定めたプログラムを動かすソフトの認定が難航、半年を経ても機能しない状態が続く異例の事態となっている。改ざん防止機能などの基準をクリアするのが難しいためで、建築確認や偽装防止の取り組みに悪影響が出る可能性がある。
新プログラムは姉歯秀次・元一級建築士による耐震強度偽装事件を機に定められた。構造計算書の改ざん防止機能、誤入力チェック機能など10項目の基準をクリアしたソフトには国交相の認定を与え、6月までに運用を始める予定だった。
[12月28日/日本経済新聞 朝刊]
10月木造3階建て建築確認、前年同月比25.6%減
国土交通省が12月27日発表した2007年10月の木造3階建て戸建て等住宅の建築確認申請の棟数は2,073棟で、前年同月比で25.6%減だった。このうち防火地域内の棟数は9棟、準防火地域内の棟数は1,219棟で、前年同月比29.3%減だった。
また、木造3階建て共同住宅については、棟数36棟、戸数347戸で、前年同月比それぞれ35.7%減、28.2%減だった。
建築物の耐震強度データ改ざんを防ぐため、国土交通省が新たな構造計算方法を定めたプログラムを動かすソフトの認定が難航、半年を経ても機能しない状態が続く異例の事態となっている。改ざん防止機能などの基準をクリアするのが難しいためで、建築確認や偽装防止の取り組みに悪影響が出る可能性がある。
新プログラムは姉歯秀次・元一級建築士による耐震強度偽装事件を機に定められた。構造計算書の改ざん防止機能、誤入力チェック機能など10項目の基準をクリアしたソフトには国交相の認定を与え、6月までに運用を始める予定だった。
[12月28日/日本経済新聞 朝刊]
10月木造3階建て建築確認、前年同月比25.6%減
国土交通省が12月27日発表した2007年10月の木造3階建て戸建て等住宅の建築確認申請の棟数は2,073棟で、前年同月比で25.6%減だった。このうち防火地域内の棟数は9棟、準防火地域内の棟数は1,219棟で、前年同月比29.3%減だった。
また、木造3階建て共同住宅については、棟数36棟、戸数347戸で、前年同月比それぞれ35.7%減、28.2%減だった。