リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

ウサギのように

2011-01-01 10:01:06 | オヤジの日記
アパートの窓から、富士山が見える。

壮麗で、神々しい姿をした独特の稜線を持つ山。

アパートの出窓からは、何も遮るものがないので、そのままの富士山が、当たり前のように見える。

日本だな、と思う。

日本の正月だな、と思う。


あけまして、おめでとうございます。


どんな天変地異があっても、富士山は、そこに存在していた。
多少、形が変わることがあっても、その山は、自分が何ものであるかを知っていて、日ノ本の真ん中で、倭の国を見守ってきた。

そこに、歴史がある。


ひとりひとりの歴史の重さと山の歴史は、比較のしようがないが、目の前の山を見ていると、太古を経てきた山の迫力に圧倒されて、自分の存在があまりにもちっぽけなもののように思える。


しかし、新年に自虐的になっても仕方がないので、とりあえず前を向いて歩いていこうかな、と思う。


子どもたちに、お年玉を。


ささやかな行事だが、そんな在り来たりのことさえ、重要だと思えば、人の生活は決して悪くはない。

その積み重ねが、暮らしを豊かにする。

だから、一つずつ、一歩ずつ。
今年も歩いていきます。


ピョンピョン、ピョンピョン。


ウサギが跳ねるように歩けたら、今年も良いことがあるのではないかと・・・・・。


歩いていきます。