リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

新聞は読まない

2011-01-20 07:27:05 | オヤジの日記
もう15年以上、新聞を購読していない。
ほとんど読むこともない。

特に、インターネットが普及してからは、完全に遠い存在になった。

新聞をなぜ、読まなくなったのか。
それは、新聞に「署名記事」が少なかったからだ。

記事を書いた人間の名前を書かないという行為は、私には責任回避に思えた。

たとえば、試験のとき、名前を書かなかったら、その答案は間違いなく零点の判断を下される。
たとえば、卒業論文、見積書、その他公的な文書など、名前がなければ、誰も相手にしてくれない。

それなのに、新聞はなぜ名前を伏せて、記事を書くのか。
そのことが納得できなくて、私は新聞に対して、懐疑的な心を持つようになった。

偉そうなことを言っても、無署名かよ。

あの胡散臭くて、他人の悪口やゴシップばかり書いている週刊誌でさえ、記事には署名が入っている。
つまり、たとえいかがわしいものだとしても、自分の書くものに、責任を持っているということだ。

それに、人が文章を書く場合、「私が」とか「筆者が」という書き方をするが、昔の新聞は「記者が」という書き方が多かった。

「私が」と「筆者が」は個人を現すが、「記者が」となると、曖昧になって「個」が消える。
私には、そこも気に食わなかったのである。

自分の記事に責任をもてないやつの書くことなんか、信じられるわけがない。

しかし、それは私が新聞を読んでいた15年以上前の話である。
私は新聞を読まないので、今の新聞が、どれほど変化したか、まったく知らない。

だから、私の書いたことは、言いがかりだ、ということもある。


ただ、いずれにしても、今の私には新聞は必要ないものであることに変わりはないが。