
2008年11月17日、
「第二回アンダルシア産食材を使用した料理コンテスト」 が行われ、その表彰式に行ってきました。

このコンテストは、 (社)全日本司厨士協会所属のマスターシェフを対象 に全国区レベルで行われるもので、2006年に引き続き、今回が2回目の開催です。
マスターシェフの調理技術向上と、スペインのアンダルシア産食材の普及と知識を深めてもらうことを目的とし、(社)全日本司厨士協会が主催し、スペイン・アンダルシア州政府アンダルシア製品輸出促進公社(EXTENDA)協賛で開催されました。

アンダルシアというと、まず思い浮かぶのが「イベリコ豚」


シェリー酒 も有名ですね

今回の課題は、冷製料理、温製料理、デザートの3品で、
指定食材は
冷製料理に海老、温製料理にイベリコ豚(ほほ肉、あご肉)、デザートに柿、でした。
え?「柿」とは意外や意外ですが、アンダルシアではけっこう栽培が盛んなようで、呼び名も 「KAKI」 です。

その他の指定食材は、オリーブオイル、イベリコハム、シェリーワイン(オロロソ、モスカテル)、シェリービネガー、フロール・デ・サル(塩)、サフラン等がありました。
(社)全日本司厨士協会所属のマスターシェフ20名が参加し、

総合優勝は、長尾 正憲 (ナガオ マサノリ)さん ( 岐阜都ホテル)

総合第二位は、勢堂 正造(セイドウ ショウゾウ)さん( オークスカナルパークホテル富山)。
総合第三位は、入賞者の中で唯一の女性 藤原千春さん(大津プリンスホテル)でした。
上位2名には多くの記念品(アンダルシア食材など)のほか、アンダルシア研修旅行が贈られました。

彼らの料理の写真を撮影したので、紹介します。
(見るだけだったのが残念・・・)
総合優勝: 長尾 正憲 岐阜都ホテル

プロンのタルバル仕立て、クルティヤンをプロバンス風に・・・

ジャカイモの糸で縛ったイベリコ豚のミジョテ
グリーンアスパラガスのグラティネ、ピペラドソース

柿のチュルバンとタルトレット、シェリーヴィネガー風味の甘酸っぱいソース
料理名からだと、ちょっと味の想像がつきませんね・・・

総合第二位: 勢堂 正造 オークスカナルパークホテル富山

トマト風味の海老のバヴァロワに海老コンフィとハモン・イベリコのフリヴォテ

イベリコ豚の顎肉と頬肉、二種の食感の包み焼き

柿とチョコレートのブレッセ、柿のコンポートと共に

総合第三位: 藤原 千春 大津プリンスホテル

スペイン風 エビのタパス

イベリコ豚ホホ肉のベリー風味煮込みとアーモンドパウダー焼き

柿のラビオリ包み・柿のマリネとチョコレートソース添え
他の入賞者の料理にも素晴らしいものがありましたので、明日また紹介します

