仏ブルゴーニュでもファンの多い シャンボール・ミュジニー のワインをたっぷりと味わう会を開催しました。
Digioia-Royer Bourgogne Blanc 2002
まずは、シャンボール村の生産者がつくる稀少な白ワインからスタート。
2002年でしたが、まだまだ若い!
さて、いよいよ赤ワインへ・・・・
Herve Sigaut Chambolle-Musigny 1er Les Chatelots 2001
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Plantes 2001
ちょうど村の真ん中に位置する畑を2つチョイスして飲み比べました。
シャテロの方が斜面のやや上にあるので、フルーティーさが勝り、
プランテの方が重たい印象になります。
David Duband Chambolle-Musigny 1er Les Sentiers 2007
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Charmes 2007
サンティエは最もボンヌ・マール寄り(北)の畑なので、フルーツ感が強く、骨格も太く、やや粗めのテクスチャーになりますが、
南寄りのシャルムはシャンボールらしさがよく表れ、繊細でみっちりしたキメ細かいテクスチャーを感じます。
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Amourouses 2007
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Derriere-la-Grange 2007
このレザムルーズは2007年と非常に若いので、木質っぽさが目立ち、エッジが効き、非常に硬質なゴツイ味わいです。
印象が違う、という声がありましたが、若い頃はこんな感じ。
デリエール・ラ・グランジは、ボンヌ・マールとシャンボールのちょうど中間的なキャラクターを持ち、使い勝手のいい万能選手。
畑が北のボンヌ・マール寄りなのか、南のヴジョ寄りになのか、真ん中なのか?
斜面の上にあるのか、下にあるのか? で、ワインのキャラクターも違ってきます。
個人の好みにもよりますが、
シャンボールらしさを求めるのなら、南北の中間地点の畑を選ぶといいですね。
さて、いよいよメインに・・・
Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Les Amourouses 1997
2007年から10年経ち、レザムルーズも1997年ともなると、だいぶワインが変化してきます。
エグさが抜け、ふっくらジューシーでチャーミング。暖かい年の影響も出ています。
Robert Groffier Bonnes Mares Grand Cru 1993
ボンヌ・マール 香りを嗅いだだけで、もう美味しい!ってわかります。
鮮やかな果実味、バランスの良さ、キリッとした輪郭 うまい~
De Vogue Musigny Grand Cru VV 1990
ミュジニーは「1989年」のはずでしたが、開けてみたところブショネ!
よって、急遽「1990年」に差し替えました。
香りは素晴らしいものの、まだまだ官能の域までは遠く、若い状態。
酸の量が多くしっかりとしているので、もうしばらくは熟成させたいところ。
余韻の長さはさすがです。
金華豚のリエット
前菜2種盛合せ
左)鰹のタタキとグレープフルーツのテリーヌ 粒マスタードドレッシング
右)スモークしたメジマグロのカルパッチョ ピクルスとオクラのタルタル キャヴィア添え
赤ワインに魚!?食べてみると、まったく意外な組み合わせでもなく、
特に、マグロのしっとり&ねっとりとした食感とスモークの風味が、ジューシーな味わいのピノ・ノワールによく合うと思いました。
鴨のロースト 八丁味噌のソース ゴボウのピュレ
八丁味噌もフレンチの素材としてはありえませんが(笑)、白ワインを加えて酸味を増し(白ワインとフォンの比率は2:1とのこと)、バランスを取っています。
鴨肉の火の入れ方が絶妙で、とってもやわらか~
甘酸っぱい味噌のソースとよく合い、ソヴァージュを感じさせるゴボウのピュレの風味とあいまって、最高の一皿でした。
お料理は六本木「プロヴィナージュ」
シャンパーニュ会に引き続きお世話になり、ありがとうございました。
provinage
東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル 2F
tel. 03-5772-7272
Digioia-Royer Bourgogne Blanc 2002
まずは、シャンボール村の生産者がつくる稀少な白ワインからスタート。
2002年でしたが、まだまだ若い!
さて、いよいよ赤ワインへ・・・・
Herve Sigaut Chambolle-Musigny 1er Les Chatelots 2001
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Plantes 2001
ちょうど村の真ん中に位置する畑を2つチョイスして飲み比べました。
シャテロの方が斜面のやや上にあるので、フルーティーさが勝り、
プランテの方が重たい印象になります。
David Duband Chambolle-Musigny 1er Les Sentiers 2007
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Charmes 2007
サンティエは最もボンヌ・マール寄り(北)の畑なので、フルーツ感が強く、骨格も太く、やや粗めのテクスチャーになりますが、
南寄りのシャルムはシャンボールらしさがよく表れ、繊細でみっちりしたキメ細かいテクスチャーを感じます。
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Les Amourouses 2007
Amiot-Servelle Chambolle-Musigny 1er Derriere-la-Grange 2007
このレザムルーズは2007年と非常に若いので、木質っぽさが目立ち、エッジが効き、非常に硬質なゴツイ味わいです。
印象が違う、という声がありましたが、若い頃はこんな感じ。
デリエール・ラ・グランジは、ボンヌ・マールとシャンボールのちょうど中間的なキャラクターを持ち、使い勝手のいい万能選手。
畑が北のボンヌ・マール寄りなのか、南のヴジョ寄りになのか、真ん中なのか?
斜面の上にあるのか、下にあるのか? で、ワインのキャラクターも違ってきます。
個人の好みにもよりますが、
シャンボールらしさを求めるのなら、南北の中間地点の畑を選ぶといいですね。
さて、いよいよメインに・・・
Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Les Amourouses 1997
2007年から10年経ち、レザムルーズも1997年ともなると、だいぶワインが変化してきます。
エグさが抜け、ふっくらジューシーでチャーミング。暖かい年の影響も出ています。
Robert Groffier Bonnes Mares Grand Cru 1993
ボンヌ・マール 香りを嗅いだだけで、もう美味しい!ってわかります。
鮮やかな果実味、バランスの良さ、キリッとした輪郭 うまい~
De Vogue Musigny Grand Cru VV 1990
ミュジニーは「1989年」のはずでしたが、開けてみたところブショネ!
よって、急遽「1990年」に差し替えました。
香りは素晴らしいものの、まだまだ官能の域までは遠く、若い状態。
酸の量が多くしっかりとしているので、もうしばらくは熟成させたいところ。
余韻の長さはさすがです。
金華豚のリエット
前菜2種盛合せ
左)鰹のタタキとグレープフルーツのテリーヌ 粒マスタードドレッシング
右)スモークしたメジマグロのカルパッチョ ピクルスとオクラのタルタル キャヴィア添え
赤ワインに魚!?食べてみると、まったく意外な組み合わせでもなく、
特に、マグロのしっとり&ねっとりとした食感とスモークの風味が、ジューシーな味わいのピノ・ノワールによく合うと思いました。
鴨のロースト 八丁味噌のソース ゴボウのピュレ
八丁味噌もフレンチの素材としてはありえませんが(笑)、白ワインを加えて酸味を増し(白ワインとフォンの比率は2:1とのこと)、バランスを取っています。
鴨肉の火の入れ方が絶妙で、とってもやわらか~
甘酸っぱい味噌のソースとよく合い、ソヴァージュを感じさせるゴボウのピュレの風味とあいまって、最高の一皿でした。
お料理は六本木「プロヴィナージュ」
シャンパーニュ会に引き続きお世話になり、ありがとうございました。
provinage
東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル 2F
tel. 03-5772-7272