先週、ポルトガルのワイン “ヴィーニョ・ヴェルデ” のセミナーおよび試飲会が、都内で開催されました。
ヴィーニョ・ヴェルデのことは何度も紹介し、「今年こそブレイクする!」と言い続けてきました。
もちろん、今年も言います(笑)
ヴィーニョ・ヴェルデ、いよいよ日本でブレイクします
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ポルトガル語で、ヴィーニョはワイン、ヴェルデは緑という意味なので、「色がグリーンがかったワイン」、と説明されてきました。
しかし、ヴィーニョヴェルデには、白ワインだけでなく、赤ワインもロゼワインも、さらにはスパークリングワインもあります。
ということから、「緑が豊かな地方のワイン」、と解釈するのが良いようです。
ヴィーニョ・ヴェルデが生産されているのは、ポルトガル北西部になります。
冬は寒くて甘下多く、夏は暑くて乾燥します。
降水量は年間1200mmと多めですが、冬に集中して降ります。
ヴィーニョ・ヴェルデ地方は、西には大西洋、東にはスペインとの国境の山地があり、北はミーニョ川、南はドウロ川の間にるエリアです。
サブリージョンがいくつかあり、東の山地から大西洋に注ぐ川が東西に何本も走り、その川の渓谷がサブリージョンの境になっています。
ヴィーニョ・ヴェルデ地方としては7000平方kmあり、ブドウ畑は21000ha、EU最大の限定産地のひとつです。
ただし、19000軒のブドウ栽培農家、600軒のワイン生産者が存在し、1軒あたりの所有畑の面積は平均1ha以下と、小規模生産者がたくさん存在します。
銘柄数は約2000!
各サブリージョンごとに主要ブドウ品種があり、多彩なヴィーニョ・ヴェルデが生産されています。
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ポルトガルには285のブドウ品種があり、うち47品種がヴィーニョ・ヴェルデに使われています。
ヴィーニョ・ヴェルデの伝統は混植のミックスブレンドワインで、約80%を占めています。
伝統ブレンドの品種構成は、もちろん、産地や生産者にもよりますが、
ロウレイロ60%、アリント20%、トラジャドゥ-ラ20%が多いとか。
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ミックスブレンドの伝統的ヴィーニョ・ヴェルデ - Quinta da Lixa-
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Quinta da Lixaのワインメーカー Carlos Teixeiraさん
以前は、この伝統的なミックスブレンドが好まれていましたが、この10年で変化が見られるようになってきました。
畑ごとに品種を区分けしてブドウを植えるだけでなく、ブドウ品種ごとにワインを仕込むようになり、単一品種のワインも好まれるようになってきました。
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AB Valley Wines
興味深かったAvesso(ブドウ品種)の単一ワイン。
アヴェッソは、ヴィーニョ・ヴェルデ南東部のバイアオンというサブリージョンで多く栽培されています。
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Casa de Vilacetinho
数々のワインコンクールで受賞に輝くカーザ・デ・ヴィラセティーニョ。
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Quinta de Gomariz
キンタ・デ・ゴマリスは、2005年設立の新しいワイナリー。
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ゴマリスのTiagoさんが手にしているのは、年間生産本数400本のPremium!
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Adega Ponte de Lima
若い女性ワインメーカーが来日していました。
素直で軽やかなワインが多く、好感が持てました。
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ロゼワインの品種で多いのは、イシュパデイロ、パデイロと聞きましたが、
このワイナリーは、トゥーリガナショナルを使っています。
地方によっても違うようです。
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Quinta das Arcas
キンタ・ダス・アルカスは、2012年にEUのビオ認証を取得。
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樹齢50年の古木をオーガニック栽培している、と言っていました。
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こんなキュートな猫ラベルのワインも♪ -Casalde Ventozela
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ヴィーニョ・ヴェルデが素晴らしいのは、
アルコール度数が低めで、若々しくフレッシュで、軽快で心地よい点 だと思います。
白、ロゼ、スパークリングはもちろん、赤ワインであっても、イキイキとした果実味とフレッシュな酸の魅力があり、心地よく飲めます。
現代人の嗜好は、料理もワインも、どーんと重たいものから、繊細で軽やかなものに移行してきています。
ヴィーニョ・ヴェルデは、まさに現代人の味覚のトレンドに合うワインであり、さらには、日本の気候や食卓にもピタリと合うワインといえます。
しかも、価格もお手頃
ブレイクしないわけがないんですけれどね(笑)
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特に、春から夏の季節には、ヴィーニョ・ヴェルデの爽やかなテイストはもってこいといえます。
秋の味覚、冬の鍋にもイケます☆
でも、今日みたいな夏を思わせる日には、ついつい昼から飲みたくなるワインです
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ヴィーニョ・ヴェルデ協会マーケティング部長カルラさん、リッシャのカルロスさん
お世話になりました!
[参考]
■ 爽やかなポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c7b1f317f397ab33638ceeae8f7c1c0e
■ 雪の日にタラ鍋とロゼと
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/d5e83f4807e35f38c96efbd121a2a3f3
■ みんな意外と「ヴィーニョ・ヴェルデ」好き!?(笑)
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/9ec2a226f44023b0c93b526439965745
ヴィーニョ・ヴェルデのことは何度も紹介し、「今年こそブレイクする!」と言い続けてきました。
もちろん、今年も言います(笑)
ヴィーニョ・ヴェルデ、いよいよ日本でブレイクします
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ポルトガル語で、ヴィーニョはワイン、ヴェルデは緑という意味なので、「色がグリーンがかったワイン」、と説明されてきました。
しかし、ヴィーニョヴェルデには、白ワインだけでなく、赤ワインもロゼワインも、さらにはスパークリングワインもあります。
ということから、「緑が豊かな地方のワイン」、と解釈するのが良いようです。
ヴィーニョ・ヴェルデが生産されているのは、ポルトガル北西部になります。
冬は寒くて甘下多く、夏は暑くて乾燥します。
降水量は年間1200mmと多めですが、冬に集中して降ります。
ヴィーニョ・ヴェルデ地方は、西には大西洋、東にはスペインとの国境の山地があり、北はミーニョ川、南はドウロ川の間にるエリアです。
サブリージョンがいくつかあり、東の山地から大西洋に注ぐ川が東西に何本も走り、その川の渓谷がサブリージョンの境になっています。
ヴィーニョ・ヴェルデ地方としては7000平方kmあり、ブドウ畑は21000ha、EU最大の限定産地のひとつです。
ただし、19000軒のブドウ栽培農家、600軒のワイン生産者が存在し、1軒あたりの所有畑の面積は平均1ha以下と、小規模生産者がたくさん存在します。
銘柄数は約2000!
各サブリージョンごとに主要ブドウ品種があり、多彩なヴィーニョ・ヴェルデが生産されています。
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ポルトガルには285のブドウ品種があり、うち47品種がヴィーニョ・ヴェルデに使われています。
ヴィーニョ・ヴェルデの伝統は混植のミックスブレンドワインで、約80%を占めています。
伝統ブレンドの品種構成は、もちろん、産地や生産者にもよりますが、
ロウレイロ60%、アリント20%、トラジャドゥ-ラ20%が多いとか。
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ミックスブレンドの伝統的ヴィーニョ・ヴェルデ - Quinta da Lixa-
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Quinta da Lixaのワインメーカー Carlos Teixeiraさん
以前は、この伝統的なミックスブレンドが好まれていましたが、この10年で変化が見られるようになってきました。
畑ごとに品種を区分けしてブドウを植えるだけでなく、ブドウ品種ごとにワインを仕込むようになり、単一品種のワインも好まれるようになってきました。
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AB Valley Wines
興味深かったAvesso(ブドウ品種)の単一ワイン。
アヴェッソは、ヴィーニョ・ヴェルデ南東部のバイアオンというサブリージョンで多く栽培されています。
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Casa de Vilacetinho
数々のワインコンクールで受賞に輝くカーザ・デ・ヴィラセティーニョ。
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Quinta de Gomariz
キンタ・デ・ゴマリスは、2005年設立の新しいワイナリー。
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ゴマリスのTiagoさんが手にしているのは、年間生産本数400本のPremium!
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Adega Ponte de Lima
若い女性ワインメーカーが来日していました。
素直で軽やかなワインが多く、好感が持てました。
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ロゼワインの品種で多いのは、イシュパデイロ、パデイロと聞きましたが、
このワイナリーは、トゥーリガナショナルを使っています。
地方によっても違うようです。
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Quinta das Arcas
キンタ・ダス・アルカスは、2012年にEUのビオ認証を取得。
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こんなキュートな猫ラベルのワインも♪ -Casalde Ventozela
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ヴィーニョ・ヴェルデが素晴らしいのは、
アルコール度数が低めで、若々しくフレッシュで、軽快で心地よい点 だと思います。
白、ロゼ、スパークリングはもちろん、赤ワインであっても、イキイキとした果実味とフレッシュな酸の魅力があり、心地よく飲めます。
現代人の嗜好は、料理もワインも、どーんと重たいものから、繊細で軽やかなものに移行してきています。
ヴィーニョ・ヴェルデは、まさに現代人の味覚のトレンドに合うワインであり、さらには、日本の気候や食卓にもピタリと合うワインといえます。
しかも、価格もお手頃
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ブレイクしないわけがないんですけれどね(笑)
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特に、春から夏の季節には、ヴィーニョ・ヴェルデの爽やかなテイストはもってこいといえます。
秋の味覚、冬の鍋にもイケます☆
でも、今日みたいな夏を思わせる日には、ついつい昼から飲みたくなるワインです
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ヴィーニョ・ヴェルデ協会マーケティング部長カルラさん、リッシャのカルロスさん
お世話になりました!
[参考]
■ 爽やかなポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
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■ 雪の日にタラ鍋とロゼと
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■ みんな意外と「ヴィーニョ・ヴェルデ」好き!?(笑)
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