昨日は、新型コロナウイルスの影響で欠航になった中国系航空会社の話について書きましたが、飛行機が欠航になるトラブルはほかにもあります。
よくあるのが(困ったことに)、エールフランスのストライキです。
以前、エールフランスでパリ経由でフランスの地方都市に出かけていた時、帰国の2日前くらいにエールフランスからメールが届きました。
それは、フランスのナショナルストライキのために、私の乗るフライトがキャンセルされる可能性が高い、というものでした。
そのメールのニュアンスでは、フライトのキャンセルの確率はかなり高そうです。
となれば、鉄道でパリに行く?
もしくは、レンタカーでパリに向かう?
どっちもかなりの時間がかかりそう。
調べてみると、鉄道も動かない可能性が高そうです。
レンタカーを走らせれば間に合う距離&時間ですが、空港のレンタカーオフィスはかなり混雑しそうですよね。
鉄道やレンタカーを使った場合、当然、自己負担です。
さて、どうしたらいいんでしょう?
まず考えたのは、エールフランスに問い合わせること。
でも、エールフランスですからね…
そこで、エールフランスと同じアライアンスのKLMオランダ航空を頼ることにしました。
普段から、エールフランスの予約を取る時は、使い勝手のいいKLMのサイトを利用しています。
KLMは携帯アプリもあり、メッセンジャーも利用できます。
KLMのアプリから運行状況を調べると、私のいる地方空港からパリまでは飛行機が飛ぶ雰囲気でした。
KLMのメッセンジャーで問い合わせる際、私の名前、予約便を伝えてMSGを送ると、しばらくして返事が戻ってきました。
最終的な運行状況を知らせるサイトを教えてもらい、調べると、地方からパリへ、パリから東京へ飛んでくれるようです。
そうしているうちに、前日には地方空港からパリ行き&東京行きの搭乗券もメールで送られてきました!
アプリでも搭乗券を確認できました。
実は、ストライキの場合でも、パリから国外に向かう国際線は、ほぼ運行されるようなのです。
つまり、パリに滞在している人なら、そのまま日本に帰国できる可能性が高いということです。
国際線を止めてしまうと、さすがに問題あるでしょうからね。
もちろん、例外はあり、その時の状況にもよりますので、確約はできません。
地方空港からの場合ですが、地方から地方へはNGですが、地方から国際線のあるパリへは飛ぶ確率が高く、私が遭遇したストライキの時も、地方からのパリ行きは大丈夫でした。
また、地方から国外の首都や主要空港に向かう便も、飛ぶ確率が高いようです。
実際、私のいた地方空港からカサブランカ行きは飛んでました。
ということで、私が遭遇したエールフランスのストライキでは、なんとかパリに飛び、パリから東京に戻ってくることができました。
ネットの体験記を見ると、イタリアの地方都市からパリに戻れなかった話や、色々苦労して結局ダメ、という話もあったので、私の時は運が良かったのかもしれません。
それと、勝因のひとつは、KLMからの情報とメッセンジャー(チャット)でしょう。
KLMのメッセンジャーは、日本語でチャットできますので、Facebookを使っている方は、KLMと友達になっておくことをオススメします。
また、携帯にKLMのアプリをダウンロードしておくこともオススメします。
Air FranceでもKLMでも同じですが、サイトのオペレーションはKLMの方が断然使いやすいです。
ストライキによる欠航など、切羽詰まっている時には、KLMを思い出してください。
もちろん、ストライキなんてやってほしくないですが、なぜかしょっちゅうやってますからね…