先週末、晩酌で飲んだワインがこちら。
REGALO Niagara 2021 Three peaks Winery
(Japan, Iwate Pref.)
岩手県大船渡市のスリー・ピークスワイナリーの白ワインで、ブドウは「ナイアガラ」。
「ナイアガラ」はアロマティックな香りが華やかなブドウ品種で、やや甘口に感じるワインが多いように思いますが、この「レガーロ」のナイアガラは辛口でした。
にごりのあるワインですが、瓶を立てて静置しておくと、にごりは下に沈みます。
ボトルの底には固形の酒石も見られました。ここまでのものは珍しいですね。
まずブドウ由来の華やかな香りがあり、ライチ、白い花々のフローラルさを感じます。
アタックは繊細でエレガント。ピュアな果実味と繊細な酸のバランスが軽快で上品。清流のようなみずみずしさ、透明感も感じました。
アルコール度数は10%と軽く、するりと飲めます。
家で飲んだので、色々な家ごはんに合わせてみましたが、私が一番気に入ったペアリングは、人参のラペ。千切りにした人参をオリーブオイルと酢でマリネし、オレガノとクミンシードパウダーで風味付けをした自家製ラペですが、これが実によく合いました。
人参のみずみずしさ、甘さが、マッチした理由だと思います。
我が家の庭の柿とも合いました。
「REGALO」(レガーロ)は、スペイン語で「贈り物」のこと。
エチケットにも「贈り物」が描かれています。
なぜスペイン語?
ワイナリーのある大船渡市が、スペイン・バレンシア州のパロス・デ・ラ・フロンテーラと姉妹都市だそうです。
パロス・デ・ラ・フロンテーラはセビーリャの西に位置する海沿いの小さな町で、単に「パロス市」とも呼ばれています。
姉妹都市関係は今年で30周年だそうで、10月12日には30周年を祝う催しが大船渡市の施設で行なわれた、というニュースが見つかりました。
ブドウ品種は年によってオススメ品種を使うそうなので、このナイアガラは2022年もつくられたか気になりますね。
レガーロシリーズには赤ワインやロゼワインもあるので、興味ある方は探してみてください。
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