今週は雪で冬に逆戻りした日もありましたが、桜の開花宣言も聞かれ、いよいよ春らしい空気が感じられるようになってきましたね。
まあ、花粉も大量に飛んでいますが(笑)
春にはこれでしょう、と自宅晩酌用に開けたのが、西オーストラリア州マーガレット・リヴァーの名門ワイナリーのソーヴィニヨン・ブランです。
Leeuwin Estate Siblings Sauvignon Blanc 2019
(Australia, West Australia, Margaret River)
「ルーウィン・エステート シブリングス・ソーヴィニヨン・ブラン 2019」。
西オーストラリア州の銘醸地マーガレット・リヴァーに1973年に設立された
「ルーウィン・エステート」がソーヴィニヨン・ブラン100%でつくる白ワインです。
ルーウィンといえば、アートラベルシリーズが有名ですが、
「シブリングス」は気軽に飲めるカジュアルラインになっています。
栓はスクリューキャップ。
いつものように3日かけて飲みましたので、スクリューキャップが便利でした。
ソーヴィニヨン・ブランのワインは、いわゆるソーヴィニヨンらしい!と感じる風味のものがありますが、ルーウィンのシブリングスはエレガント系に仕上げていると思います。
柑橘、青りんご、ハーブがクールに香り、口にすると、キリリとキレのある酸があり、ハツラツとした辛口です。
フルーティーというより、シャープな辛口。
そう感じるのは、よーく冷やしたせいかもしれません。
少し温度が上がってくると、リンゴを思わせるフルーツ感が少し現れます。
初日と2日目以降でも違い、だんだんとシャープさ、硬さが取れ、だんだんと丸みが出てきます。
が、新鮮な酸は健在で、3日目でもダレません。
余韻に感じる、柑橘のほのかにビターなニュアンスが、まだ浅い春のクールな空気に合うような気がしました。
アルコール度数は13.0%
にしん菜の花漬け、ちくわの磯部揚げ、稲荷ずし、鶏の手羽先などに合わせてみました。
わたしのイチオシは、ちくわ
自家製の柚子ピール(砂糖まぶし)とも試しましたが、ワインに柑橘の皮のニュアンスがあるので、これもいい感じでした。
空気にまだひんやりした感じが残る春の季節に、あまりキンキンに冷やしすぎない状態で、少し時間をかけながら飲むと、リラックスして楽しめるワインだと思います。
グラスは小ぶりのものだと物足りなく感じたので、少し大きなものにしてみると、ふくよかさが出てきて、ワインのバランスがよくなるように感じました。
※輸入元:ヴィレッジ・セラーズ 希望小売価格:2,850円(税別)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます