ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

高品質&個性あふれるセミヨンのワイン2種@チリ

2022-09-12 23:53:49 | ワイン&酒

今日は都内でプレミアム・チリワイン試飲会があり、出かけてきました。

興味深いものがいくつかありましたので、紹介します。

 

左)SKIN 2020 Bouchon Family Wines

右)Granito Semillon 2020 Bouchon Family Wines

(Chile, Maile Valley)

 

同じ生産者セミヨン100%のワインですが、スタイルが違います。

SKIN はオレンジワイン、Granito Semillon は白ワインです。

 

まずはグラニット・セミヨンの方から飲んでみました。

1940年代に植樹されたセミヨンで、1億2千万年以上の古い花崗岩(グラニット)土壌に植えられています。

花崗岩らしいミネラリーな味わいと、上質な酸、余韻の長さが素晴らしく、セミヨンのポテンシャルを感じさせてくれるワインでした。

ミネラリーな白ワイン好きなら、間違いなく好きなタイプ。

 

SKINの方は、700リットルサイズのアンフォラで果皮を浸漬させて発酵させた(12カ月間)オレンジワインで、同じセミヨンなのに、あじわいがまったく違います。

果皮のタンニン分から来るストラクチャーがあり、それでいてまろみがあり、複雑味、うまみがあり、ほのかな塩味も感じます。

このワインは、飲んでいるうちにどんどん変化していきそう。

 

 

 

価格をメモするのを忘れましたが、どちらも5,000円前後で、グラニットの方が価格が高かったような?

これから発売するので、要チェックの2本です。

 

この生産者は以前にも紹介していますが、間違いなく大注目の造り手ですよ

 

※輸入元:WINE TO STYLE

 

[参考]

こんなチリワインもある!古木カリニャンとサンソー

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b8a6157882ef64afdad4816f276df5fe

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新運転免許証は和暦と西暦のW... | トップ | チリ名門ワイナリーの底力を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン&酒」カテゴリの最新記事