このところ、低アルコールドリンクの記事をいくつか書きました。
コロナ禍で、よりヘルシーなもの、アルコールが低いものに、消費者の意識、嗜好が変化してきています。
実際、ノンアルコールドリンクの市場は伸長し、アルコールを飲む人もノンアルを併買する頻度が増えているとか。
自分自身のことを見ても、普通にアルコールを飲む層ですが、シチュエーションによってノンアルを選んだりしていますからね。
こうした消費者の意識変化を受け、各社がノンアル、微アルドリンクを積極的に発売しています。
サッポロビールでは、今月9月14日に、
微アルコールビールテイスト飲料「サッポロ The DRAFTY」を全国で発売します。
アルコール度数0.7%。
たしかに微アルコールです。
この新商品の発表会が7月に開催され、私はオンラインで取材しました。
発売する商品のサンプルも試飲しましたので、リポートします。
サッポロ The DRAFTY 350ml 缶のみ
品名は「炭酸飲料」になります
※炭酸飲料ですが、20歳以上のみ飲用可
オープン価格(新ジャンルと同等程度)
この商品の開発は、実はコロナ以前から取り組んできたといいます。
ビールテイストライフ全体を豊かにするためには、ビールだけでは解決できないのでは?と考え、ライフスタイルをより良く変える新しいカテゴリをつくろう!という開発背景があったそうです。
ノンアル、微アルは、アルコールに弱い人、あまり飲めない人のもの、という意識がありましたが、
「サッポロ The DRAFTY」は、普段からビールをよく飲むビール好きのための積極的な選択肢として開発されました。
従来のノンアルは香味不足の物が多く、ビール好きの人は満足していないのでは?
アルコール0.00%~1%は新しい可能性の市場で、開発の自由度があり、ビール以外もつくることができるのでは?
サッポロビールの主軸はもちろんビールだが、新しいポートフォリオにチャレンジできるのでは?
チャレンジの結果、アルコール度数0.7%の「サッポロ The DRAFTY」が誕生しました。
0.7%は初めから決めていたわけではなく、満足した味わいを追究した結果、0.7になったそうです。
脱アルコールで0.7%にしているのではなく、麦芽100%生ビールから調整しています。
商品の味わいの特徴としては、
麦芽 100%生ビールを原料とすることで、ビール好きが納得するうまさの微アルコールビールテイストを実現。
ビールテイストらしい自然な香り、麦の旨みを感じるスムースな味わい。
ということですが、実際に飲んでみると…
見た目、香りとも、まんまビール!
サラッとして、スムーズに入ってきます。
あっさりとした飲み心地ですが、アルコール0.00%のノンアルと比べるとボリューム感はあるでしょうか。
アルコール0.7なので、飲んだ後は、酔った、という感じはありません。
100mlあたりのカロリー12kcalと超ライト
アルコール0.00%のノンアル(左)と、アルコール5%の新ジャンル(右)と飲み比べてみました。
0.00%との飲み比べでは、感じる差は大きくないですが、5%との比較だと、やっぱり5%の方が飲みごたえがあってウマイ!
比べたのが、ガツンと飲みごたえのある「サッポロ GOLDSTAR」だったから、というのもあると思いますが、アルコールを気にしないならGOLDSTAR最高!
いまの私たちの生活の中では、アルコール度数を選ばないといけない場合があり、また、そうしたライフスタイルに合う色々な選択肢があるわけです。
明日は大事な予定があるからアルコールは控えたい、でも、微アルなら余裕で大丈夫、というケースも出てきますよね?
微アルドリンクは各社がさまざまな商品を出してきています。
それぞれ味が違い、飲む人それぞれの嗜好も違いますから、好みに合うものを見つけられるといいですね。
こんな状況なので外飲みはまだまだできませんが、たっぷりある家時間を、ノンアル、微アル、いつものビール、と、どれを選ぶか贅沢に悩みながら楽しく過ごしたいものです。
サッポロビール 野瀬 裕之社長
発表会の中で流れた「サッポロ The DRAFTY」のプロモーションビデオ(1週間のうた)の中で、サラリーマン役で登場(他の登場人物はサッポロ社員)していました。
下記ブランドサイトの中で紹介されていますので、ぜひアクセスしてみてください。
サッポロ The DRAFTY
https://www.sapporobeer.jp/the_drafty/
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