本日も、先日のイタリア料理の食事会で登場した酒を紹介します。
母校のOGの方が女将を務める、日本酒の蔵元「権田酒造」の蔵出し生酒です。
こちらは、日本も世界も飛び回っている先輩が、日本酒のイベントで入手してくださったものです。
蔵出し 生酒 「直実」(なおざね) 権田酒造(埼玉県熊谷市)
埼玉独自の酵母 埼玉Eで醸造、濾過、氷温で貯蔵したデリケートな日本酒です。
冷蔵庫か冷暗所で保管するのがいいみたいです。
オススメの温度は、よく冷やして、または氷を入れたロックで。
日本酒度は±0の中口。
アルコール17%と、ワインより高めです。
低温で貯蔵されていたせいか、クリアでフレッシュ感があり、つるんとなめらかなテクスチャーもあり、スーッと自然に入ってきます。
清水のようなピュアさと、米の酒ならではのコクが同時に楽しめます。
柔らかなまろみがあり、これはスイスイ飲めてしまいます~
アルコール17%なので、飲み過ぎキケン(笑)
日本酒というと和食のイメージですが、イタリアンに合わせて楽しみました。
ワインに和食を合わせてもピタリと合うものがあるように、日本酒でイタリアン、日本酒でフランス料理、日本酒で中国料理などなど、どの国の料理ともうまくペアリングできる日本酒がありますよね。
権田酒造は熊谷市で唯一の日本酒造会社だそうで、創業は江戸末期の1850年。
今年で160年の老舗!
銘柄名の「直実」は、歴史上の人物、熊谷直実(くまがいなおざね)から。
名前は知っていますが、どんな人でしたっけ?
調べてみると、平安末期から鎌倉時代初期に、武蔵国熊谷郷(現在の熊谷市)に活躍した武将でした。
最初は平家に仕え、その後、源頼朝の御家人になり、鎌倉幕府の設立に貢献した人物だそうです。
熊谷市が生んだ歴史上の人物ということで、熊谷の駅前には、熊谷直実のブロンズ像があるといいますから、夏の猛暑の時期の熊谷のTV中継などで、実は目にしているのかもしれませんね。
熊谷市では、熊谷直実を通じた地元のPR企画もあるそうです。
私は日本酒についてはまだまだ初心者で、何を飲んだらいいのか悩みますが、こうした飲む機会があると、気に入ったら同じ蔵元の別の酒を飲んでみよう、という気になります。
HPを見ると、悩んだら、「特別純米 直実」がオススメということなので、今度探してみようと思ってます。
180mlのカップサイズで275円(税別)から揃っているようなので、ちょっとお試しに飲むのにいい!720mlでも1200円(税別)です。
いつも色々とご紹介くださるSさん、今回もありがとうございます!
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