ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

『和菓子のアン』とカステラと

2013-10-13 10:26:01 | 
この本が話題になったのは昨年くらいでしょうか。
ずっと読みたかったのにチャンスがなく、でも、スウィーツ好き友人のブログでハッと思い出し、図書館を覗いてみたところ、ラッキーにも見つけたので紹介しますします。


和菓子のアン  坂木 司  光文社 刊 (1800円+税) 

表紙装丁のおまんじゅう(“こしあん”ですね)が、和菓子好きのココロをグッと惹きつけます

主人公は、高校を卒業したけれど、就職先がなかなか決まらない“ぽっちゃり女子”。

偶然見つけた求人募集の貼り紙で、デパ地下の和菓子屋のバイトとして働くことになった主人公が出会う人々や、季節ごとの和菓子のさまざまなエピソードを綴ったストーリーになっています。

和菓子は季節や歳時を表現するものが多く、和菓子好きな私は、たいていの和菓子の来歴を知っているつもりでいましたが、新たな発見もありました。

ストーリーそのものは複雑ではなく、オトナの男性にオススメするには微妙ですが、和菓子好きの方なら軽く楽しめるかと思います。



和菓子つながりで、もうひとつ。

復刻バージョンの銀座線の車両って、カステラ に見えますよね?


先日、偶然出合った銀座線の車両をパチリ

実際、「銀座線カステラ」 という商品が販売されているようです(900円) → コチラ

“カステラ”に引っかかったのは、この秋スタートの NHK朝ドラ『ごちそうさま』 で、主人公の祖母が言う「カステラは手で割った方がおいしい」というセリフがあり、頭の中にカステラがずうっと残っていたから(笑)

そういえば、朝ドラの主人公は杏(あん)さん。
近頃は、“あん” にご縁があります。



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2 コメント

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コメントありがとうございます (まゆ@管理人)
2013-10-16 12:47:11
こまちさん、ありがとうございます。
「和菓子のアン」、かわいらしいストーリーでしたよね。京都在住のこまちさんであれば、和菓子はとても身近な存在なのではないでしょうか。
京都の嵐電は乗ったことがありますが、色までは記憶していませんでした。「京紫」とは、京都らしい素敵な色の表現ですね。
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あん (こまち)
2013-10-16 10:52:11
はじめまして、京都在住のこまちと申します。
私も「和菓子のアン」読みました。 ちょっとミステリアスでほほえましい素敵な物語で、和菓子の魅力も伝わってきました。
銀座線の車両、本当にカステラみたいですね。お菓子もあるなんて面白い!
京都には嵐電というのがあって、車両が京紫という京都らしい色合いのが走ってます。
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