ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

羊&野菜のコース量に合わせた酒たち

2019-10-01 17:49:44 | ワイン&酒
昨日紹介した北千住の羊料理の店「酒ナ羊」で提供しているドリンク、アルコール類は、ご主人に相談しながら出していただくのが通常ですが、今回は、同行したMさんのおかげで、特別に持ち込ませていただきました。
普通は持ち込みできませんので、ご注意ください。





羊料理ということでしたが、グルメサイトの料理投稿写真を見ると、出汁たっぷりの和食系でしたので、私はみずみずしいビオ系のロゼスパークリングを持参しました。


Cremant d'Alsace Rose Maison Zoeller
ピノ・ノワールでつくった仏アルザスのクレマン・ロゼです。
フランスで直接生産者から購入し、セラーに寝かせてあったものなので、状態は悪くないと思います。
蒸し暑い雨の8月の夜のスタートに、ちょうどよかったです。




IWC(International Wine Challenge)SAKEの2019年大吟醸部門でトロフィーを受賞した「文楽 大吟醸袋吊り 無濾過原酒 中汲み」(中西酒造:埼玉県上尾市)。
中西酒造のマユコさんが持参してくれました。
SAKEのトロフィーは23本しかありません。
私は、普段は大吟醸はそれほど好んで飲まないのですが、これはおいしかった!
スーッと入ってくるのに、コク、深みがあり、ずっと飲んでいられました。


URLAR Sauvignon Blanc 2018 (NZ)
Mさんの持ち込みワイン。
日本人の小山さんがニュージーランドでつくっているソーヴィニヨン・ブラン。
NZのソーヴィニヨンって、独特の風味がありますが、これは違い、まったり系。


SAKAEMASU 55 2013
Oさん持ち込み、一見するとワインですが、群馬県の「榮万寿」のつくる日本酒。
ワインのように、アロマを活かしたスタイルにしているようです。
口当たりいいです。
ワインはよく飲むけれど、日本酒はまだ、という人によさそう。


Sさん持ち込みは、赤2本。
Ch. la Gaffeliere 1979(仏ボルトー)と、Ch.Kefraya 2004(Lebanon)。
1979年ということは、ちょうど40年のボルドー!
シャトー・ケフラヤは15年熟成ですが、ちょうどいい熟成状態でした。
どちらもコルクがボロボロで、抜栓に苦労しましたが、苦労した甲斐がありました~




シメは、Hさん持参の日本酒の古酒「特別本醸造 釜屋 古酒」株式会社 釜屋(埼玉県)
なんと、1994年の日本酒です。



こちらもIWC 2019のSAKE古酒部門トロフィー酒。



皆さんが考えに考えてのセレクションを、じっくりと堪能させていただきました。



その中でも、今回のMVPは、「文楽 大吟醸」です。
どの料理にもなじみました。
すごい

皆さん、ごちそうさまでした~



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