村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第3号 村上和隆の人生塾「一言」   いつか失うとわかっている些細なものを必死に追い求める

2008-03-19 08:12:06 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

3.いつか失うとわかっている些細なものを必死に追い求める

日々生活において、人々を客観的に診ると、血眼になって小ぽけな欲望を満たそうとする人が多いことに気付きます。
特にまだ未熟な若者は、そういう傾向が大きいのですが、歳とって自らの前半生を振り返ってみますと、いかにもつまらんことに、情熱や貴重な時間やお金や労力をつぎ込んできたなーと気付くものです。

自分が日々求めるものが実にくだらんことだという認識は、一番大事なことです。
何が価値あることで、何がそうでないのか、しっかりした価値観を持つことが人間としてやるべき、まず最も大事なことなのですが、こういう大事なことを抜きにして漫然と生き続けてしまうのですね。

おぎゃーと生まれて最後死ぬ日までいつか必ず失うはずの幻みたいなものを、必死に求める愚かさ・哀れさ、贅沢品・化粧・酒タバコ・グルメ・色恋・権力・名誉・他に勝つこと…・・、例えば女性が一生懸命化粧や流行の服装を追い求めますが、若くて美しい女性があれこれ塗りたくって化粧をしたり、かなり高齢のお婆さんまで異常なほどに無意味な化粧や衣服にお金と時間を使うのです。

そういう刹那的・俗世間的なものに、毎朝毎晩、貴重な人生を過剰に浪費するのは哀れささえ感じます。
動物達のほうがその点人間よりもっと真剣に真面目に日々暮らしているように見えるのは私だけでしょうか?

もし、貴方が仮に”人間”であったとしたら、もっとやるべき大事なことが他にあるはずです?「異常なまでに化粧をし、着飾ったところで、一体何がどうなるというのか」そういうことを一度でも考えたことがありますか?

「人間として生まれて、何が一番大切なことか」を真剣に問わずに、ひたすら目の前にブル下げられた美味しそうな餌に目を奪われ必死に追い求めるハイエナや猿のような姿は、浅ましいの一言です。
無限の時間の中でたった一度の自分の人生は、ごく限られた時間しかありません「命短し、恋せよ乙女」というか「命短し、磨けよ人間」と思います。


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