村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第10号 村上和隆の人生塾「一言」   世界に冠たる日本の精神文化の伝承も途絶える時が来ている

2008-03-28 07:57:34 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

10.世界に冠たる日本の精神文化の伝承も途絶える時が来ている、なんとか自分だけでも日本人でいたい

戦後欧米化が急速に入り込んで来たのですが、そう言いながらも、当時はまだ日本の文化や伝統や精神というものは色濃く残っていました。
しかし欧米化の巨大な波は年を追ってどんどん日本を侵食して行きましたし、旧来の日本文化に比べて便利で、効率的で、見栄えも良いなどの理由から、安易に受け容れてしまったのです。
そして欧米流の豊さや便利さがどんどん暮らしの中に入り込むようになると、もう堰を切ったように日本文化や日本精神は切り捨てられて行きました。

下駄・和服・和室・畳・和式・和風・日本の田舎・障子・火燵・ぞうり・伝統行事・日本料理・礼儀・言葉…まさに絶滅危惧種同様に絶滅の危機に貧する状況までに確実に悪化してきました。

企業では団塊の世代の大量退職により技術の伝承に危機が迫っていますが、今から50年くらい前までは当り前に行われてきた世代間の伝承が困難になっているのです。

日本文化や日本精神というのは、島国日本・平和国家・単一民族国家の日本に独特のものであって、もし安易に日本で消うせてしまえば、もう二度とこの独特で素晴らしい文化や精神が復活することはないのです。多くの動植物が種の絶滅の危機に瀕しているのと同様で、止めるのが困難なのかもしれませんが、自分だけでも日本の文化や精神を受け継ぐということにもう一度チャレンジしてみたいものです。

そうしないと自分は自分でなくなり、難民同様になってしまいますし、欧米人のような、合理性一点張り・大雑把な人種に属したままは、ご免蒙りたいのです。

最近では、むしろ一部の欧米人のほうが日本文化や日本精神が失われることを嘆き、来日し、禅・仏教・柔術・芸道・芸術・日本古来の職人仕事・日本の家屋や道具・庭・武士道・暮らしぶり・・・・・など一生懸命学ぼうと努力している始末です。

しかし彼等には到底無理ですから、ここは一番、日本人自身が日本人であることに誇りを持ち・欧米流に決別し、日本人であることにこだわりるべきだと思うのです。
日本人なんですから日本人らしい日本人に戻りましょうよ。
少なくとも、いい加減に、欧米化した日本人ということかだけは抜け出したいですね。
最近は、女(男)が女(男)らしくなくなり、親が親らしくなくなり、政治家が政治家らしくなくなり、先生が先生らしくなくなる・・・・・そういう時代の流れですから、難しいのは百も承知の上ですが。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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